昨年9月にリリースした4thフルアルバム『You need the Tank-top』がオリコン&ビルボード週間ランキング1位を獲得したヤバイTシャツ屋さん。現在“You need the Tank-top” TOUR 2020-2021を絶賛敢行中の彼らが、10thシングル『こうえんデビュー』を完成させたということで、同作のことはもちろん、ツアーのこと、そしてメンバー3人全員が大使となった経緯やそのノウハウ、そして大使としての精神性についてじっくりと訊きました。
「みんなライブとかあまり出来ていなかったり、CDとか出せていない中で、僕らは運良くやらせてもらっているので、それを噛み締めながらやっている」
●昨年9/30リリースの4thフルアルバム『You need the Tank-top』がウィークリーチャート1位でしたね。おめでとうございます!
ありがとうございます!
嬉しいですね。みんなあんまり言ってくれないんです。「サイン頑張りましたね~」とか。
●1位の場所から観た景色は違いますか?
やっぱ変わんないっすね。
●ハハハ(笑)。「1位を獲る!」という意気込みはあったんですか?
はい。でも順位なんてその時々によってわかんないじゃないですか。週によって枚数も違うし。
●確かに。
でもこれだけがんばったから、やっぱり獲りたかったですね。サインもがんばったし、何よりいいCDが出来たので。“獲りたいよ。そろそろ1位を獲らせてくれ”という感じでした。これまでの最高は5thシングル『パイナップルせんぱい』(2017年9月リリース)で2位だったので、1位は獲ったことなかったんです。“そろそろいっぺん経験させてくれよ”という気持ちはありましたね。
●だからがんばって、最終的には4万3000枚サインをしたんでしたっけ?
はい。
●それも熱を持って“いい作品が出来たから届けたい”という気持ちの表れという。
でも今回のでCDを初めて買ったという人も多かったんですよ。
●初めて?
ヤバTのCDを買うのが初めて、ということじゃないですよ。CDというものを初めて買ったと。
●嬉しいですね〜。
初めて買ったCDとか一生言いますからね。
●家にCDプレイヤーがない人も多いですよね。
周りでも多くて。同い年とかでもそういう人は居ます。
●でも初めて買ったCDが『You need the Tank-top』だったというのは、本当に嬉しいですね。
嬉しいですね〜。
●でも景色は特に変わっていないと。
そうですね。やることは同じ(笑)。
●うんうん。
あとやっぱり言えますしね。色々なところで「1位です」と。みんな言ってくれないから自分で言えますから。
●2020/10/3から始まったツアー前半戦はどうでしたか?
みんなライブとかあまり出来ていなかったり、CDとか出せていない中で、僕らは運良くやらせてもらっているので、それを噛み締めながらやっている感じはありますね。
●お客さんも制限がある中でのライブじゃないですか。ステージでやっていて感覚は違います?
どうですかね。慣れましたけどね。慣れちゃいますよね。
しかも人数制限があるからツアーの初日は40人くらいだったんですよ。だからほんまにクラスメイトに向けてやっているみたいな感じ。
●フラフープ?
フロアでの立ち位置をフラフープで仕切っていたんですよ。
●あ、なるほど!
やり方はイベンターさんやライブハウスに寄るんですよ。
●フロアにフラフープが40個並べてあると。
はい。みんなその中でライブを観る。“こんなに顔見えてたっけ?”みたいな感覚でしたね。
●バンドもですけど、お客さんも初めてに近い経験ですもんね。
感染対策にもすごく協力してくれますし、限られた中でなんとか楽しもうとするのがよくステージから見えるんですよね。
●嬉しいですね。やっぱり大きな声を出したりモッシュやダイブが無いわけじゃないですか。そういうのはライブを重ねるごとに対応してきたというか、ライブの方法も変わってきたんですかね?
いつもより声が出せない分、手拍子とか「その場で飛べ!」とかはいつもより増やしている感じはありますね。コールアンドレスポンスを本来する曲が多いのでそこを逆手に取って、「喜志駅周辺なんもない」とかは「今からコールアンドレスポンスするので全部無視してください!」と。
「“自分たちはゆとり世代やしな”という言葉で逃げることが多いんですよ。逃げてはいるけど、そう言って逃げている自分にムカつく。でもやっぱりゆとりやしな、みたいな。そういうストレスを肯定しようと」
●今回のシングルはいつくらいに作ったものなんですか?
M-1「くそ現代っ⼦ごみかす20代」はアルバム発売してすぐくらいに録り始めたんです。
●ツアーが始まる頃ですね。
そうですね。ライブから帰ってきてレコーディングしていました。
●なるほど。「くそ現代っ⼦ごみかす20代」はツアーが始まってライブからのフィードバックというものは何かあったんですか?
何も無いですね(笑)。
●まったく?
ライブからのフィードバックは何も無いかもしれないですね。
●単刀直入に質問しますけど、歌詞で歌っているように締切に追われていたんですか?
常に締切に追われている感じはありますね。この曲なんてアルバム出した直後でツアーもやっているときに作ったし。
完成させないと新譜出せへんし。常にやっぱり何かの締切はありますね。メジャーバンドなので。
この曲で歌っていることは常日頃から思っていることなんですけど、でもやっぱり精神状態が投げやりというか、いい意味で力が抜けているというか、1位を獲ることが出来たので肩の荷がおりたと言うか。“もうなにを言ってもいいや”という精神状態で作りました(笑)。
●ちょっと解放されたと。
はい。ちゃんと2曲目にポップな曲も入っているから安心して1曲目は何でもいけるやろと(笑)。
●ハハハ(笑)。曲調がすごく激しくてバンドっぽさが非常に出ている曲じゃないですか。だからツアーやライブに対しての欲求が爆発した曲なのかなと想像したんですが。
その辺は前から作り方を変えていなくて。アルバムにもコロナ禍で作った曲が何曲も入っているんですけど、曲調とかに関しては、お客さんの盛り上がり方に関する部分って“声を出せへんからこうしよう”とかは考えていないんです。モッシュとかダイブとかコロナ禍以前の時のライブが出来るようになった時に大爆発するような曲を作ろうと思っていたので、今回はそういう感じで“いつか大爆発する時が来るやろ”と。
●いつもの曲作りの“核”みたいなところですね。
そうですね。
●でもここまで自分のことを卑下する必要はないのになと思いますけどね(笑)。
ハハハ(笑)。卑下しつつも肯定していきたいなと思ったんです。自分たちの“世代あるある”というか、「自分たちはゆとり世代やしな」という言葉で逃げることが多いんですよ。逃げてはいるけど、そう言って逃げている自分にムカつく。でもやっぱりゆとりやしな、みたいな。そういうストレスを肯定しようと。
●そういうストレスに対して自分自身が真正面に向き合ったということですね。
そうです。良くないのはわかっているんですけど(笑)。
こんなに開き直っている人のことを肯定する曲ってあんまり無いと思って。
●なかなか無いですね。ここまで開き直られたら気持ちいいもん。
多分40代50代の人が聴いたら「何をこいつ舐めたこと言ってんねん」となる(笑)。
●いやいや、みんな一緒ですよ(笑)。
そういうことを言われるんじゃないかなと思いつつ、「まぁ別にそんな綺麗事言ってもな」というところでこれをリリースいたしました。
●「ポップな曲があるし」とおっしゃいましたM-2「Bluetooth Love」ですが、これ恋愛を歌っていると思ったら、Hulu オリジナル『マイルノビッチ』の主題歌なんですね。
はい。
●前に「恋愛したらラブソングが書ける」みたいな話を聞いていたので「こやまくんにロマンスが訪れた!」と一瞬思ったんですけど、全然そんなこと無かった。
ハハハ(笑)。
●でもこの曲はめちゃくちゃ共感するし、最近はワイヤレスのイヤホンとか使っている人が多いから「わかるわかる」だらけで。
ラブコメのドラマのタイアップということだったので、その世界観からヒントを得たというか。前も「かわE」(3rd Full Album『Tank-top Festival in JAPAN』収録)がラブコメの映画『ニセコイ』の主題歌だったんですけど、当時も悩みながら工夫して作ったんです。
●はい。
今回もラブコメということで工夫しながらですね。ヤバTがストレートに恋愛のことを歌ってもしゃーないから(笑)。そこで “Bluetoothって恋愛っぽいな”というアイディアが浮かんだんです。遠かったら繋がらへんし、近くてもアップデートしないと繋がらないこともあるし。
●「見つけた!」という感じ。
僕らもともとパソコン周辺機器の曲が多いので。「無線LANばり便利」(1st Full Album『We love Tank-top』収録)とか「Universal Serial Bus」(2nd Full Album『Galaxy of the Tank-top』収録)とかその流れを汲んでいるんですけど、ヤバTらしく出来たんじゃないかなと思います。
●やっぱり恋愛がテーマになると、落とし所で悩むんですか?
そうですね。ストレートには歌いたくないし、ひねって恥ずかしさを誤魔化さなあかんなと。あまり深く聴かないで聴き流していたら“なんか恋愛っぽいことを歌っているな”と思うんですけど、よく聴いたらずっとBluetoothのことを歌っているというところがポイントですね(笑)。
●ハハハ(笑)。「ポップな曲」とおっしゃいましたけど、立体感が生まれるこういう曲はヤバTの真骨頂なのかなという気がするんです。
でもたぶん、自分たちの中でのど真ん中というのは実はM-3「2月29日」とかの方で、世間的に求められているど真ん中というのが「Bluetooth Love」だと思っている感じです(笑)。
●なるほど。そのバランスは自分の中で取れているわけですね。
そうですね。このシングルの3曲はすごくバランスが取れていると思う。
●1stフルアルバムのときに「音楽的な部分でクオリティの高いものを作りつつ歌詞でふざけたことをするのがヤバTの真骨頂という意識がある」という話があったと思うんですね。たくさん今まで曲を作ってきたわけですけど、現時点では音楽的な幅をもっと広げようという意識になっているんでしょうか?
うーん、ちょっとずつ変わったことをしようというのはあるんですけど、基本的に苦手な部分を無理やり伸ばすより、得意なことを伸ばしていきたいと考えていますね。だから基本的には得意なことしかしていない(笑)。ただちょっとだけ今までと違うことをしようというので、今回の「くそ現代っ子ごみかす20代」だったらイントロがちょっと難しくてよくわからないリズムになっていたりとか、「Bluetooth Love」だったら途中でこれまで取り入れたことのないレゲエみたいなものが入っていたり。
●ただ単に音楽性を広げようとか、ひとつのことを追求しようとかそういう話ではないと。
そうですね。あまり無理をしない。
●自分たちの得意なところを…。
伸ばしていこうよと。これは自己肯定感を高める子供の育て方なんですけど。
●なんで自己肯定感を高める子供の育て方を知ってるんだろう…。
バンドって難しいじゃないですか。自分の中で飽きてきたりとか。
●情熱を自分自身で維持するのは難しいことでしょうね。
でもそういう部分でも、今回の作品はバランスが取れていると思います(笑)。
●作品単位でバランスを取っているということですよね。よくこやまさんの発言にありますけど「前回こうだったから今回はこうしよう」という。
そうそう。
「めちゃめちゃ一生懸命歌ったし。“もう一回いいですか?”って。こやまさんはその時“もういいんちゃう?”という感じになってたけど(笑)」
●あと今回の問題作についてですが…。
毎回「問題作」って言われますけど、今回もありましたっけ?
●「2月29日」はツッコミどころが多すぎて混乱するんですが、今は2021年で閏年じゃないですよね。
確かに。
●めちゃくちゃいい聴かせどころでもりもとさんが歌い切っているし。
初めて聴いたときどう思いました?
●ん? どう思ったというのは?
僕が歌うということについてです。
●さっきこやまさんが言ったように、ヤバTの真髄は…これ褒め言葉ですけど…馬鹿馬鹿しいことを真剣に全力でやるというところだと思っていて。そういう姿はかっこいいと映るんです。
はい(笑)。
●もりもとさんが歌い切っている“2⽉29⽇⽣まれの⼈の気持ちはわからないけれど/わかる努⼒をしてみよう”という部分なんて、共感もしていないし、寄り添ってもいないけど、今から寄り添いますよみたいなスタンス。その馬鹿馬鹿しいことを真剣に歌っていること自体に感動します。
僕の歌で感動したということですか?
●僕が特殊なのかもしれないけど、ヤバTで感動するのはこっちのパターンの方が多いですね。実際の評判はどうですか?
僕は自分では1回目笑っちゃったんですよ。
●こういう曲は酔っ払わなきゃダメだと思うんですよ。
ハハハ(笑)。やるからには本気だったんですよ。でもこの曲で僕が歌うことに関して、こやまさんの意図は聞けていないんです。「なぜ僕が歌うのか?」という。たぶんなんとなくだと思うんですけど、なぜ僕が歌うんですか?
●お、メンバー間の質問が始まった。
おもしろいから。僕がこのまま普通にいい感じに歌うより、もりもとが歌ったほうがインパクトあるし。
●みんなツッコみますよね。「なんでやねん!」って。
「なんでやねん!」ですよね。
●声を知っているから想像はつくけど。
「可能性としてはもりもとだろうな」と。
●いつものパターンで「ここでこれ弾いてよ」とかよくあるじゃないですか。そのうちのひとつじゃないですか?
そうか。アルバム『You need the Tank-top』はそういうの無かったですもんね。
もりもとの曲(「げんきもりもり!モーリーファンタジー」)があった。
●自分の中でどういう解釈をして、あのエモーションになったんですか?
歌うからには「いい歌だね」と言われたいなと思ったんですよ。めちゃめちゃ一生懸命歌ったし。「もう一回いいですか?」って。こやまさんはその時「もういいんちゃう?」という感じになってたけど(笑)。
●ふふふ(笑)。
もうちょっと「そこの歌い方はもっと…」とか言ってほしかったんですけど、意外とこやまさんはそういうところを任せたりするんですよね。「げんきもりもり!モーリーファンタジー」のセリフもそうだったんですけど。
後から確認で「あ、ええんちゃう?」っていう感じ。逆に任されているのかな。とにかく気持ちよく歌えました。
●すごくいいと思いました。この曲はボーカル3人とも歌い切るという感じじゃないですか。本当に馬鹿馬鹿しいことを真剣に歌っているからグッと感動します。
だからヤバTの真骨頂はこういう曲なんですよね。
●気づかないのかな?
気づかない。ここまで聴いていない(笑)。
●「なんでこんなことをめちゃくちゃ真剣にやるんだろう」というところがすごいことだと思うんですけどね。
まだお客さんはこの曲を聴いていないのでわからないですけどね。
「創英⾓ポップ体」(9th Single『うなぎのぼり』収録)ももっと聴かれてほしかった。
●ヤバTって昔からそう受け取られがちですよね。
そうですね。
●自分たちの「これおもしろいでしょ」というのが思っていた以上に伝わっていないということ?
というか、たぶんお笑いが好きだったり、逆に普段あまりバンドの音楽とかを聴かない人が「2月29日」とか「創英⾓ポップ体」を聴いたらすごくおもしろいなと感じてくれると思うんですけど、まぁカップリングやしそこまで聴かないじゃないですか。めっちゃファンの人はすごく聴いてくれるけど、慣れてしまっていたり、本気に受け取られるというか。
そうそう。そういうのがあって意図通り伝わっていない。本来カップリング曲には“にわか”に…。
●最近知ってくれた人ね。
“にわか”な人らが聴いてくれたらすごいいいなと思います。
●普段なかなか届かないところに届いてくれたら嬉しいと。
言い換えた(笑)。
ラジオのキャンペーンとかで、頑なに「2月29日」だけ流したらええんかな?
●それこそ去年に出したら良かったのに。
そこで1年ズラすというのがヤバTっぽいという。
●だから問題作と言ったんですけど。
だって「2月29日」は去年の閏年に間に合う時くらいの時期に作ってあったんですよ。
●えー! 作ってたのに、そこには照準を合わせないのか。
関係ないです。
●2月29日のことは歌いたかったんですか?
ずっと歌いたかったです。閏年が来る度に毎回思うんですよね。「やっと4歳やん!」と言われている人たちのことを。
●実際周りに居るんですか?
居ない。でもSNS上で話題になっていたりするんです。2月29日生まれの人に対しておもんない奴が「やっと4歳やん!」とか言うんですよ。
だからやっぱり2月29日生まれの人を応援していきたいと思って。
「大使がバンドやってます」
●ツアーの後半戦が控えておりますが、しばたさんが“たかつき観光大使”に任命されたんですよね?
はい。
●よく考えたらもりもとさんが浜松の…。
“やらまいか大使”です。
●浜松市の親善大使ですよね。そしてしばたさんが“たかつき観光大使”。バンドの3人中2人が大使になったわけじゃないですか。
そして私も実は…。
(※註:当インタビューは“京都府文化観光大使”就任発表前に実施しました)
●ということは100%大使バンドじゃないですか!
そうです。大使がバンドやってます。
●「大使になりたい」と?
はい。SNSでもラジオでも騒ぎ立てていたんですけど、それを見てくれていて。
●おお!
市の人なのかな? そういう人が見つけてくれて「そういう風に言ってくれている人が居るらしいよ」という感じで話が進んだんです。
●そんなに騒ぎ立てたんですか?
はい。「やらせんとうるさいぞ」と。
ラジオに麒麟の川島さんがゲストで出てくれた時に「自分で言ったらいいよ」と教えてくれたんですよ。
「やりたいなら言ったほうがいい」と。「観光大使とか親善大使とかそういうのは言ったら届くことがあるよ」と。
●案外自治体って近いんですね〜。
僕も騒いでいたんですよ。打首獄門同好会の会長さんが前の年にやっていて、そこからパスをくれたという部分もあるんですが。意外と役所の方は待っているっぽいんですよね。
やっぱり知らなかったりするんですよ。バンドって、その街の出身って知られていないことが多いじゃないですか。
●ああ〜、確かに。
好きじゃないとこの人が〇〇市出身ってわからない。だから言っていくことが大事なんでしょうね。あと、それだけ言ってくれる人は市のことも言ってくれるだろうということも伝わるし。
●めちゃくちゃノウハウ持ってる。
僕ら3人とも大使なんでね。
●今後は自治体を背負って活動をしていくバンド。
だから発言も制限されていくと思います。
●いいですね。大使のコツはあるんですか?
とにかく「良いところはどこですか?」と訊かれることが多いんですけど、これめちゃくちゃ難しい質問なんですよ。一言で言わなきゃいけない場合が多いんです。
その用意はしたほうがいいかもしれないですね。僕は「人がいい」と言うんですよ。「なぜ人がいいかと言うと、やらまいか精神があるから」と。
●そう言われると「やらまいか精神って?」と質問したくなる。
前向きな気持ちを昔から“やらまいか”という言葉で表現して、それが現在まで至っていて、その精神があるから浜松は工業とかが盛んになっている。
●大使先輩。
そういうのは用意しておいたほうがいいかなと思います。
●なんかちょっと聞いたことあるな。
京都はやっぱり“おこしやす精神”でやっているので。
●ハハハ(笑)。
“おこしやす精神”で舞妓の文化が発展していって、そこから芸事とかが盛んになって。やっぱり京都はアーティストも多いですしね。
一同:アハハハ(笑)。
“埋めたろか精神”で色々な人が埋まっていって、源頼朝が埋まっているんです。
●頼朝が埋まってる高槻市。
“掘り起こしたろか精神”でもいいと思う。
●ハハハ(笑)。2021年は大使バンドとして邁進していくと。
各々色々な精神を持ってがんばります。
●そしてツアーが2/10から再開しますが、意気込みはどうですか?
出来る限り最大限のことをやらせていただきたいなと思います。
Zepp Tokyoのホームページがめっちゃおもしろいんですよ。ヤバTが並んでいるので。
●5daysということは、今作『こうえんデビュー』の新曲とかも?
無きにしもあらずですね。
●おお!
もしかしたらですけどね。公演時間が短いですからね。
●あ、そうか。
新曲をやっちゃうと今までの曲とかがね。難しいですよね。
interview:Takeshi.Yamanaka
assistant:Yuina.Hiramoto
[通常盤:CD only]
UMCK-5698
¥1,100+税
※デジパック仕様(初回プレス分のみ)
2021/2/10 Release