初のシングル『夢のはなし』を12/5にリリースした平均年齢19歳の3ピースガールズロックバンド、plum。彼女たちが12/11に高田馬場CLUB PHASEで、“plum Oneman Live 2018~夜中じゃないけどイイ夢見ようよ!!!~”を開催した。大盛況に終わった現場の模様について、マネジメントとして携わった専門学校ESPエンタテインメント東京 音楽スタッフ総合科 プロダクションコースの学生たちによるショート・ライブレポートを一挙掲載!
石田蘭
この日、リハーサルでのメンバーの顔つきは緊張に包まれていた。しかし、ライブがはじまり会場が盛り上がっていくにつれて、徐々に本領が発揮されていく。G./Vo.未来のハスキーで刺激的な歌声、Ba./Cho.ファヨンの涼しげで重厚感のあるベース、そして“脱・女子ドラマー”を掲げるDr./Cho.おりのパワフルなドラム。この日の3人をみて無限の可能性を感じたのだった。
小笹愛深
急成長をみせた3人の音楽。「その成長を見守りたい」と心の底から思えるライブパフォーマンスだった。彼女達が魅せてくれたのは、単なるライブではない、輝かしいエンターテインメント。「夢のはなし」や「ミッドナイト」といったキラーチューンはもちろん、初のアコースティックパフォーマンスまで披露してくれたplum。「これからも進化し続ける彼女たちを支えていきたい」「応援していたい」と思わせてくれた1日だった。
河合はるな
この日のライブは、彼女たちにとって忘れられない1日になったはずだ。瑞々しさと力強さ、そしてパワフルさが共存した、10代だからこその熱いパフォーマンス。学生として過ごす最後の年に、彼女たちがバンドとして、ミュージシャンとして、そして、人として、得たものは計り知れないはずだ。
田中宏昌
開演5分前、今か今かと待ちわびていたplumのメンバー。楽屋では3人がソワソワした様子で、その時を待っていた。そして、ついに開演時間。3人は緊張を交えながらもステージに立つ。その姿になぜかこの子達ならやってくれるんじゃないかと、どこまでも突き進んでくれるんじゃないかと、その、ほんの一瞬に、無限の可能性を感じたのだった。
田村めぐみ
「ありがとう」この言葉はG./Vo.未来がお客さんに向け繰り返し放った言葉だ。いつもよりパワフルで、だけど繊細で。この日の彼女たちを見ていると心が騒がしかった。 “レコ発ライブ”というよりは“3人でいる意味”を存分にありったけの力で表現していた。ライブ中、何度も顔を見合わせ笑みがこぼれている姿は、あの空間に居合わせた全員が心から“音楽を楽しんでいる”と感じたのではないだろうか。熟す前の青い果実…この言葉の意味がすこしわかった気がした。
永野ゆうか
凄まじいスピードで成長し続ける、3ピースガールズロックバンドplum。彼女たち自身初となるワンマンライブが高田馬場CLUB PHASEで開演された。会場全体に、しっとりした曲からアップテンポな曲まで「今の3人の全力」で鳴らす音楽が響き渡っていた。そして、中盤には1stシングル「夢のはなし」も披露され、会場はますます盛り上がる。その中でも、初の試みであったアコースティック演奏は心を打たれた。「新たなplumをみた」そう感じられたワンマンライブだった。この先もますます成長していってほしい。
駒澤晃輝
初のワンマンライブは満員御礼となった。メンバーは緊張して、「いつもの演奏ができるだろうか」と心配したが、驚くほどに堂々としていた。それどころか、いつも以上に豊かな表情で楽しんでいたのだ。彼女らは大きな舞台になればなるほど、観客の心掴む演奏ができるのだと感じた。今後のライブではどんな成長を見せてくれるのか期待のできるライブだった。
太田実咲
初のワンマンライブは、不安や緊張がありつつも、「いつも通り楽しむこと」と話してくれたplumらしさ全開のステージだった。10代の彼女たちだからこそ放てる、まっすぐな歌詞が特徴。この日のハイライトは1stシングル「夢のはなし」。一歩夢に近づき、自信に満ちた堂々とした演奏だった。全力で夢を追いかける彼女たちのステージは同世代の若者、そして、いつからか夢を持つことを忘れてしまった大人にも心にグッとくるものがある。
加藤桃子
ライブの中盤にアコギ、ベース、カホンのアコースティック編成の演奏がはじまった。G./Vo.未来が、大人になることへの疑問や不安を綴った「おとな」の詞と、そこに乗せた感情をオーディエンスにぶつける。アンプラグドならではのアレンジになっていたBa./Cho.ファヨンのソロにも、会場が魅了されていた。「転換しまぁ~す」とDr./Cho.おりのゆるく、心地のいいMCから感じられる、普段の3人の雰囲気や仲の良さに、会場全体が暖かな空気に包まれていた。
金澤真子
この日はあえて、彼女たちが初めて作った曲「おとな」をセットリストの最後にもってきた。私たちがマネジメントをしはじめてから、早9ヶ月。急速に成長をとげる姿をオーディエンスにみせつけた。キャッチコピーの“熟す前の青い果実”、これからも3人はこのバンドにしか出せない独特の空気感や力強い演奏を生み出していくだろう。
菊崎由莉
ーーキラキラ光る世界は 私には眩しすぎてーー1stシングル「夢のはなし」のサビで使われているこの言葉。この日は、レコ発のステージでキラキラと輝く彼女たちを見る私の気持ちを表しているかのようだった。初めてのワンマンでありながらも、生き生きとした表情で、未来、ファヨン、おり、それぞれの個性を発揮していたライブ。ここをスタートとして、夢に向かって進んでいくplumのさらなる成長が楽しみだ。
久保亜理紗
ライブをする彼女たちの姿は、私たちにこの先の未来を想像させた。初のワンマンライブを成功させたplum。この日の観客は100人にも及んだ。本番前、緊張と興奮で落ち着かない様子を見せていた彼女たちだったが、ひとたびステージに立つと力強くも繊細な音色で私たちを魅了していった。今回のライブではアコースティックセッションも披露。新たな形態にも挑戦し、これまで見せることのなかった3人の姿を印象付けた。きっと、これからのplumに勢いをつける1日になったに違いない。
佐藤えりな
plumのいままで、と、これからを見ることができたライブだった。ステージに立つ彼女たちは、特に気負うこともなく、いつもの自然体な姿でライブを行っていたのが印象に残っている。「隣街」や「夢のはなし」など、疾走感のある楽曲を力強く演奏したかと思えば、MCでは普段の3人の雰囲気そのままの和やかな空気が漂っていた。まだまだ“熟す前の青い果実”だが、少しずつ色づくplumをこれからも見続けていきたいと思う。
洲鎌志帆
初めてのワンマンライブとは思えない、圧巻のステージ。ステージへと入って来た彼女たちの顔には、緊張が入り混じり、でも強い信念のようなものも感じた。曲がはじまり、3人の力強い演奏で、会場のボルテージを上げていく。ライブ中盤、アコースティック編成へと変わり、Ba./Cho.のファヨンがメインボーカルをつとめ、その歌声には誰もが魅了された。このライブで今後のplumに新たな可能性を感じた。
髙村美友
初のワンマンライブに、本番前は少し緊張した様子を見せていたが、ライブがはじまると一変。彼女たちが生み出す空間に、会場全体が惹き込まれていく。中盤ではアコースティック編成でのライブを披露し、いつもと違う一面も見せてくれた。この会場にいた人々は、彼女たちに大きな可能性を感じたに違いない。そう思わせるライブだった。
田中杏佳
ライブ中盤、バンド編成からアコースティック編成となってスタートしたカバー曲「Everything Has Changed」。Ba./Cho.のファヨンがメインボーカルというワンマンならではの新しい試みだ。尊敬するテイラー・スウィフトとエド・シーランのコラボ曲を演奏し、普段とは違う雰囲気に皆が引き込まれた。彼女たちの成長は想像をはるかに超え、これからも新たな瞬間を届けてくれるだろう。
福住愛佳
アンコールでは、オリジナルTシャツに衣装替えて登場した彼女たち。先日発売された1stシングルから「夢のはなし」がカラオケ配信されると発表され、観客からこの日1番の祝福の歓声が上がった。3人がアンコールで演奏したのは、plumとして初めて作った曲「おとな」。結成1年半でワンマンを成し遂げた彼女たちの今後の活躍にも注目してほしい。