1.「Something Like Love」
この曲が出来た時、次のアルバムの1曲目にしようと思った。 “Something like love”ってのが自分にとってどういうものなのか、ずーっと考えながら歌詞を書いていた。
2.「Broken Heart」
この曲を作っている時、実際に自分でも閉塞感のようなものを抱いていて、この歌詞を書いたことによって、身が軽くなったような気がしたことを覚えている。
3.「ホーム・ムーヴィー」
友人の結婚パーティーで歌うことをきっかけに作った曲。
すごく小さな世界の些細なことを描こうと思った。そんな中でも、ふと人生について考える瞬間の歌。劇的な何かがなくても、人の人生って全て映画のようなものだと思う。
4.「Ho!」
なにかが足りない気がするんだけど、なにかを足すと全然良くないという不思議な曲。コーラスも散々試したけど、やはり何も無い状態には勝てなかった。
ラブソングというより、恋している時の人生讃歌のようなものにしたかった。
5.「Rush」
この歌でなんとなくイメージしていたのは、映画「ベティ・ブルー」のような2人。死の匂いがずーっとつきまとっているラブソング。
6.「鳥」
以前YouTubeにアップした時のような、弾き語りに近いようなものではなく、レコーディングでしか出来ないものにしたかった。これこそ河野さんのストリングスアレンジの真骨頂。繰り返し聴くうちに、違和感が快感に変わっていくのを感じて欲しい。
7.「某月某日4時」
プロデューサー・アレンジャーの光太郎さんとは、一緒に曲を作るわけではないけれど、普段の会話の中からいろいろなヒントを貰っている。
この「某月某日4時」と次の「concourse」は、そんなヒントをきっかけ生まれた曲。
午前4時というのは、自分にとって創作のゴールデンタイムでもある。
8.「concourse」
最近なぜか「がんばれ」って言葉がやたらと悪者になっている気がしていたので、この曲の中で使いたくなってしまった。歌入れが終わった後に、歌詞を変えて録り直しを希望して…スタッフには迷惑をかけたけれど、Mixが終わってみると、一番の自信作と言えるものになった。
9.「春風、吹かれたら」
友情だとか恋愛だとか、そういう分かりやすい形ではないけれど、様々な理由で、特別な想いとともに心に残ってる人がみんないると思う。そんな歌。
10.「YOU ARE THE SONG」
古い曲。前作やその前のアルバムには、どうしてもそぐわない気がしたので、「この曲がすんなり収まるアルバムにする」というのも裏テーマの一つだった。
11.「はじめから(w/o Her Ver.)」
宇宙まおちゃんとのシングルの、独りバージョン。
当初、収録される予定ではなかったけれど、どうしてもこの曲でアルバムを終えたくなった。アルバムのレコーディングの真っ最中に企画、制作された曲だからこそ、peridotsチームの集中力が反映されたような素晴らしいものになったと思う。