2011年に結成し、“人に認められたい”という想いを胸に駆け続けてきた河内REDS。周りのバンドが続々と大きくなっていく中で何年ももがき続け、これでダメならもう解散しようという状況にまで陥るも、バンドの成長と進化で止まっていた歯車が噛み合い始め、応募したコンテストで立て続けに入賞。一気にメジャーデビューへの道を切り開いた彼らは、どのように成長を遂げてきたのか。ポピュラリティを自らの手でオリジナリティへと昇華させてきた彼らの結成からメジャー1stフルアルバムまでの物語に迫る。
「毒のある棘を取り除いたからこそ、評価されるようになったと思いますし、それが今回のアルバムに収録されている10曲全部にも活かされている」
●今回の1stアルバム『時計じかけのオレたち』を聴かせていただいて、懐かしい匂いもするし、ロックという枠組みに収まりきらない音楽というか、率直に言うと突然変異的なバンドだなと思ったんです。
タダミ:最近よくそう言われるんですよね(笑)。
●自分たちとしては自然にこういう音楽になったという感覚なんですか?
タダミ:そうですね。決して狙ってもなく、ずっとやってきた結果、今のような形になったというか。でも「懐かしい感じ」とか言われるのはすごくうれしくて。やっぱりメンバーは全員昔の音楽が好きだったりするので。
●2011年結成で2014年に現体制になったとのことですが、結成当初から目指すバンド像みたいなものはあったんですか?
タダミ:最初の頃は…“認められたい”という気持ちはあったんですけど、ただ好きなことをやっていればそれでよかったんです。典型的なわがままなバンドマンでした(笑)。
サクラ:18歳の頃って、何も考えてなかったですね。
●大阪って個性が強いバンドが多いと思うんですが、先輩から影響を受けているとか?
サクラ:当時はインディーズの音楽をあまり聴いてなかったんですよ。例えば当時はAC/DCとかを聴いたりしていたんです。
●あ、AC/DC。なるほど。ちょっとわかる。
サクラ:あとバンド結成当時は“ザ・スターリンみたいな破壊がしたい!”と思ってました。
タダミ:うん。破壊したかったですね。
●破壊?
サクラ:オリジナルメンバーのドラムだった頃、ライブの終わりにタダミが僕を掴んでドラムに投げる、というようなことをしていました。ガシャーン! って。
●げぇ!
タダミ:それがかっこいいと思ってました。
サクラ:ギターも鉛筆みたいな折れ方してたし。
●めちゃくちゃですね(笑)。
タダミ:でも「このままじゃあ怪我して終わるぞ」と思って、もうちょっと丸くというか、人に好かれるような曲を作っていこうと改心したのが2017年。
●え? めちゃくちゃ最近じゃないですか! 6年間ずっとドラムを破壊していたんですか?
サクラ:物理的な破壊は最初の1年くらいで、後の5年間は曲で破壊してました。言ってはいけないワードを言ってやれ、みたいな。
●ひぃー。
タダミ:それも“人に認められたい”という気持ちの表れというか、少しでも目立ちたかったんです。1つヤバいワードを入れて、初めて聴いた人にも記憶してもらうというやり方というか(笑)。
●ハハハ(笑)。
タダミ:それでもあまり結果が出ず、バンド結成から6年が経って、周りのバンドはどんどんデビューしていくし。例えばヤバイTシャツ屋さんとか。
●お。ヤバイTシャツ屋さんは近しいんですか?
タダミ:同い年なんですよ。他にも周りのバンドがデビューしたりTVに出たりしていて、「オレたちそろそろバンド終わりにしましょうか」という決断に至ったんです。
●え! まじで!
タダミ:「でもちょっと待て! あとちょっと…1年だけがんばろう!」ということになって。関西で最大のコンテスト“eo Music TRY”というのがあるんですけど…。
●それってヤバイTシャツ屋さんがグランプリ獲ったコンテストですよね。
タダミ:はい。他にもKANA-BOONさんやyonigeさん、感覚ピエロさんとかも排出しているコンテストなんですけど、これで名を上げることができたら、オレたち首の皮一枚残るんじゃないかなと。
●かなりギリギリの状況ですね。
タダミ:“eo Music TRY”は投票制なんですけど、「これでファイナルまで残れなかったら解散して明日からハローワークに行こう」と。
●ハローワークって現実的(笑)。
タダミ:そしたらなんとファイナリストに残れたんです。結局最終的には優勝も準優勝もできなくて、すごく悔しかったんですけど、あたたかいものが残って…。
●あたたかいもの?
タダミ:お客さんの気持ちです。
●うわ! すごくいいこと言った!
一同:ハハハ(笑)。
タダミ:「“eo Music TRY”は投票制だ」と言いましたけど、要するにファイナルに行けるくらい応援してくれた人たちがたくさん居て。
●応援してくれる人の気持ちを“票”という形でリアルに実感することができた。
タダミ:それで「これでバンド辞めちゃったら失礼だろう」と。
サクラ:しかも最終的には投票ランキングで僕ら1位だったんです。バイト終わりにスマホで結果見て「おい!」って叫ぶくらい嬉しかった。
タダミ:それで「もう1年がんばろう」と延長して。
●あ、そこでガラッと改心するわけじゃなくて、小刻みに延長したんですね(笑)。
タダミ:「まだオレらなんかできるぞ!」と。それでその次にMBSの『関西発! 才能発掘TV マンモスター+』というオーディションに応募して。このオーディションは優勝したら賞金100万円とメジャーデビューというダブルチャンスがありまして。
●さっきお客さんの気持ちがどうとか言ってなかったっけ。
一同:ハハハ(笑)。
タダミ:賞金も嬉しいですけど、メジャーデビューというのはおそらくすべてのバンドの“夢”の1つじゃないですか。だから「これで夢を掴もうぜ!」ということで応募したら…なんと優勝することができまして。
●それが今に繋がっていると?
ナカザワ:はい。
●すごいシンデレラストーリーだ! 具体的には、2017年にどう変わったんですか?
タダミ:言ってはいけないワードを歌詞に入れていた頃も、いちおう評価はもらっていたんですよ。「目の付けどころがいい」とか「切り口がおもしろい」みたいな。だからたぶん目の付けどころは間違ってないんだなと。ただ、言葉に棘がありすぎてとっつきにくかったんじゃないかなと分析しまして。
サクラ:当時のタダミはスキンヘッドだったし。
●えー!
タダミ:毎日風呂場でカミソリで剃っていました。
セタ:それも突然で、リハスタに来たらいきなりスキンヘッドで「知らんやつ来た」と思いました。
●なかなかヤバいな。
サクラ:当時は怖いバンドだと周りのバンドから思われてました。
●そこから音楽性はどう変わったんですか?
タダミ:親しみやすくなったと思います。僕の中では基本的には何も変わっていなくて、棘は入れなくなりましたけど、心地のいいインパクトを必ず入れるようにするというか。その毒のある棘を取り除いたからこそ、評価されるようになったと思いますし、それが今回のアルバムに収録されている10曲全部にも活かされているんじゃないかなと。
●確かに目の付けどころがおもしろい楽曲ばかりですね。基本的にはシンプルで、日常にある出来事を歌っている曲が多いですが、全部印象に残る。
サクラ:日常のなんでもないことを思い出したりすることがあるので、それをおもしろおかしく、耳に残るようなものにしたいという想いがあって。曲名もそういう感じで付けているんですけど、例えばM-6「トンカツ」は、曲名だけ聞いても絶対にラブソングを想像しないじゃないですか。
●はい。「トンカツ」はラブソングじゃないと思ってました。
タダミ:僕も最初にサクラが曲を持ってきたときに「え?」となりました。フードファイトの曲なんかなと。
一同:ハハハ(笑)。
タダミ:でも歌詞を読んでみるとラブソングになっていて。トンカツとラブソングを一緒にしちゃうのかと。そういうところも感動しました。
●なるほど。1stシングル『東京ガール』、1stミニアルバム『オリオン座』に続いて今作も寺岡呼人さんにプロデュースしていただいているとのことですが、どういう感じだったんですか?
サクラ:初めてのことだらけで、最初はすごく戸惑いました。
タダミ:でも今回で3作目だから、当然要領もわかってきて、だんだんスムーズにはなってきましたね。
ナカザワ:最初は僕ら、プリプロのこともなんのこっちゃわからなかったんですよ。「プリプロって何やろな?」って言いながら機材車でプリプロをするスタジオに向かってました。
タダミ:「食事会のことかな?」とか言いながら。
サクラ:「ギター持って行くんですか?」って訊いたもんな。
●なかなかすごいな(苦笑)。
サクラ:そういう感じで初めてのことだらけで不安もいっぱいあったんですけど、寺岡呼人さんから色んな提案をいただいて、僕らのやりたいことを尊重してくれるというか。1回やってみる、ということが大事やなとすごく勉強になりました。
●なるほど。
サクラ:もし僕が20歳くらいでメジャーデビューしていたら、せっかく提案してもらったことも「いや、僕らのやり方でやりますから」と突っぱねていたと思います。クソガキやったので。
●フフフ(笑)。
サクラ:とっ散らかっているものを整理して、提案していただいて…共同作業みたいな感じでした。
●アレンジも入っていただいたんですか?
サクラ:そうですね。特にコーラスが多かったと思います。それまで2人でハモったり4人のユニゾンはあったんですが、4人バラバラでコーラスを付けたりして。「オレらもこんなことできるんや」って思いました。
セタ:感動でしたね。
タダミ:例えば1stミニアルバムにも収録されているM-5「僕はラジオ」は、4人でかなり歌いましたね。こういうアレンジは今までなかったかも。
●サウンド面でいうと、音楽的にも非常に幅が広いじゃないですか。M-1「時計じかけのオレたち」はロック色が強い楽曲ですが、一方でM-2「市民プール」は全然雰囲気が違って、AORのようなテイストがある。こういう“幅”はメンバーそれぞれのルーツから来ているんですか?
サクラ:そうですね。ルーツだったり、最近聴き始めたものだったり、色んなところから影響を受けていて。自分でも“オレって音楽好きやな”って思います。
●作詞/作曲はサクラさんが多いですが、どういうところからの影響が強いんですか?
サクラ:きっかけはAC/DCで、いちばんギターをコピーしたのはTHEE MICHELLE GUN ELEPHANTで、THE BLUE HEARTSや銀杏BOYZを聞いて、今でもメタルは掘り下げているし。
●でも河内REDSの曲はポップで、歌謡曲を彷彿とさせるようなメロディも多いですよね。
サクラ:あ、歌謡曲も好きですね。僕はレコード屋でバイトしてたんですけど、毎日のように色んな音楽を聴いていて。そうなると、カラオケBOXよりもカラオケスナックに行く方が楽しい、くらいになってきて。
●え? カラオケスナックとか行くんですか?
サクラ:行きます。そこで歌ったら「兄ちゃんいくつや?」と訊かれることも多いんですよ。尾崎紀世彦さんとか世良公則さんとか歌うので。
●なるほど。そういう背景があるのか。
サクラ:そういう音楽も好きなんですよ。歌っていても気持ちいいし。だから河内REDSの音楽も歌っていて気持ちいいものにしたいなと。色んなジャンルの音楽を聞きますけど、結局はメロディのあるものが好きなんです。メタルも好きなんですけど、あまりにも激しくなると聴けなくなったりする。
●聴いていて歌いたくなる音楽を目指している。
サクラ:それがポップスの気持ちよさなんじゃないかなと思います。
●そういう意味でいうと、今作でいちばんびっくりしたのはM-4「あぁ御堂筋」なんです。まさかバンドのCDを聴いてやしきたかじんが思い浮かぶと思いませんでした。
タダミ:「あぁ御堂筋」はまさにたかじんさんを意識して歌いましたね。
●「あぁ御堂筋」はどういう経緯でできたんですか?
サクラ:ずっと関西弁の曲が作りたかったんです。しかも、やるならコテコテにしたいなと。中途半端にサラッと関西弁を入れるんじゃなくて、情景もストーリーもドロドロに…まぁ大阪がドロドロした街というわけじゃないですけど(笑)、関西弁の曲ってそういうイメージがあるじゃないですか。こってりしたというか。それこそ「スナックで誰かに歌ってほしいな〜」とかイメージしながらセリフのところを考えたり。
●ロックバンドの曲でセリフとかもありえないですよね。
一同:ハハハ(笑)。
タダミ:「あぁ御堂筋」はライブでどうしよう…? セリフのところとか。
サクラ:やってくださいよ(笑)。
タダミ:僕、語りとかも好きなんですよ。劇みたいな感じというか。
サクラ:今後はデュエットみたいな曲も作りたいですね。♥と♠がカラオケのモニターに出てくるみたいな(笑)。
●いいですね(笑)。そういうアイディアをバンドとして音楽に落とし込む作業なんですか?
サクラ:そうですね。“こういうのやってみたいな”って。
●タダミさんとサクラさんの2人で歌詞を書いたM-8「おかん」もかなりのインパクトですね。
タダミ:これはまさに『関西発! 才能発掘TV マンモスター+』のオーディションの最後に歌った曲なんです。もともとあった曲ではなくて。
●あっ、そうなんですか。
タダミ:決勝に残った5バンドそれぞれに別の課題を出されたんですよ。その課題に沿って曲を作ってきなさいと。
ナカザワ:1ヶ月後の決勝で演奏してもらいます、と。
●なるほど。
セタ:それで河内REDSは「母に捧げる泣けるバラード」だと。
サクラ:他のバンドは「夕立」とか「コンプレックス」みたいな一言だったんですけど(笑)、なぜか僕らは具体的なテーマで。僕たち、人からテーマを与えられて曲を作ることはそれが初めての経験だったんです。5組とも「え! 1ヶ月で曲作るの?」とびっくりしていて。僕らもそれまでは1年で2〜3曲作るくらいのペースだったので。
●そんな厳しいスケジュールの中、「おかん」が生まれたと。
ナカザワ:スタジオに僕とセタが2人で居て、そこにサクラがバーッと入ってきて「ヤバい曲ができた!」って。そこで弾き語りで聴かせてもらって「やばっ!」って。
セタ:僕はその弾き語りのデモの時点で泣きました(笑)。未だに1人でお風呂入りながら聴いて泣いてます。
●それはそれでやばい。
一同:アハハハ(笑)。
タダミ:その曲で優勝できて。だから想い入れは強いですよね。
サクラ:「おかん」はインディーズ最後の曲でもあるんです。だからメジャーで出す初めてのフルアルバムに入れたいなと。
タダミ:僕らもですし、『関西発! 才能発掘TV マンモスター+』を観てくれたお客さんも大事にしてくれている曲なので、今回収録することができて嬉しいです。
サクラ:この曲ができてからずっとライブでも演っていて、お客さんからも「いつCDに入るの?」って言われていたんですよ。それをやっと果たすことができる。インディーズのときに作った曲ですけど、メジャーデビューしてから作った曲たちと対等に並んでまったく引けを取らなくて、それが嬉しいし誇らしいです。
●いい話ですね〜。
タダミ:僕、「おかん」は“ありがとう”という言葉を使っていないところが好きなんですよ。感謝の気持ちを伝える曲なのに“ありがとう”を使っていない。それこそ親と子の照れくさい関係性も出ているし、別の言葉で感謝の気持ちを伝えているのが好きですね。
●サクラさんが歌詞を書いている曲も多いですが、サクラさんから「こんな感じで歌ってくれ」みたいなやり取りはあるんですか?
サクラ:いや、まったく無いです。
●あ、そうなんですか。
タダミ:僕、デビューするまではサクラが作った曲に対して何の気持ちも無く歌っていたんです。ただ歌っているだけだったというか。でも最近は“曲によってキャラクターを変えよう”と思うんです。
●ほう。
タダミ:要するに曲の主人公になって歌わないといけないなって。そういう意味で、気持ちの入れ替えが激しかったのは「時計じかけのオレたち」と「市民プール」と「あぁ御堂筋」で。それが難しかったですね。
●なるほど。
タダミ:「時計じかけのオレたち」は最初ジメッとした感じで始まりますけど、サビでは晴れ渡っているから訴えかけるような気持ちで歌ってやろうと。「市民プール」はウキウキするような要素しかないので楽しくルンルンで歌わないといけない。だから自分がピチピチしてた頃に戻って。
●今もピチピチしてますよ(笑)。
タダミ:ありがとうございます。
一同:フフフ(笑)。
タダミ:「あぁ御堂筋」は先程も言いましたけど、たかじんさんのような大阪の男になって歌う。そうしないと作ってくれた人に失礼だと思いますので、ちゃんとしっかり気持ちを入れて歌わないといけないなって。そういうキャラクター作りは難しいですけど、でも楽しいですね。
●最初に「突然変異的なバンド」と言いましたけど、こうやって話をしてみてキャラクターも知ると、こういう音楽をやるのは必然だったような気がします。歌っている内容や音楽が、タダミさんのキャラクターとマッチしているというか。
サクラ:タダミの声がすごくいいんですよね。色んな雰囲気の曲をやれる気がするというか。もっとドスが効いた声だったらハードコアとかパンクバンドになっていたかもしれないですけど。
●タダミさんの声はロックにも歌謡曲にも、いろんな曲に合う。
サクラ:汎用性が高いんです(笑)。インディーズのときもメタルっぽい曲をやったり、ビブラスラップを使った演歌みたいな曲をやったりしていたんです。
タダミ:それに最近サクラは今まで以上に色んなタイプの曲を持ってくるんですよ。色んな準備をしとかないと追いつかないなと。そういうわけで、最近はハイトーンボイスを練習してます。
●おもしろいバンド(笑)。Twitterでライブ映像もアップされていますけど、ライブはめちゃくちゃパワフルでスパークしていて。
タダミ:ライブは楽しいんですよね。
●ライブのどういうところに魅力を感じるんですか?
タダミ:僕は家とか駅とか街中でしたら怒られるようなことを、ライブハウスではできるので好きなんですよ。大声で「オイ!」って叫んだり。
セタ:僕はもともとドラムで叩くことが好きだったんですよ。でも、さっき2017年にバンドが変わったという話をしましたけど、その頃になってこの4人でドラムを叩くことがすごく楽しくなって。
●もともとはプレイヤー思考だったということ?
セタ:“バンドでドラムを叩く”ということが好きだったんですが、今は“この4人で”というところが重要で。この4人で音を出すのがすごく楽しくて、それをたくさんの人に観てもらえる…それがライブの楽しさというか魅力ですね。
●ナカザワさんはどうですか?
ナカザワ:ライブの魅力は、やっぱり一体感ですかね。前は僕たちが楽しければよかったという感じだったんですけど、お客さんとの一体感を作ることができたときは、相当気持ちいいです。
サクラ:僕もそうですね。一体感があるライブというのは、快楽なんですよ。「気持ちいい」のひと言に尽きる。
●記念すべき1stフルアルバムが完成したわけですが、これから河内REDSが目指すのはどういうところですか?
タダミ:メンバーそれぞれ夢はあると思うんですが、僕は家族全員に愛されるようなバンドになりたいですね。
サクラ:僕は甲子園球場でやりたい。
●さすが関西人。
ナカザワ:僕はずっと前から言ってるんですが、20年後もこのバンドをやっていたいです。
●いいですね。セタさんはどうですか?
セタ:楽しく続けていきたいです。
●この4人で音を出すのが楽しいから?
セタ:はい(笑)。
interview:Takeshi.Yamanaka