JUICE&LOVE (ジュース・アンド・ラブ)
(写真左より)飯田光平(B)、関野豊(Vo/G)、戸井田淳(D)、猪狩定一(G)
1985年頃から都内で関野と飯田を中心に活動していたバンドを、1991年活動休止。
福島県いわき市に帰郷後、1992年 南正人のオープニングアクトを務めるために急遽バンドを結成。
その後「JUICE&LOVE」として活動開始。
1993年 全曲オリジナルのファーストカセットアルバムをリリース。
1995年 現ドラムの戸井田が加入
1997年 アルバム「グレート・ローカル・ヒーロー」をナッティレコードよりリリース(音楽ライター下村誠プロデュース)。
その後1998年からメンバーの生活環境の変化などで長期の活動休止期間を迎える。
2011年 東日本大震災の年にリップバン・ウィンクルの猪狩がギターで加入し、バンドが復活。
2013年 コンピレーションアルバム「Rebirth~Voice of Fukushima~ 」に参加。
2016年1月 19年ぶりとなるフルアルバム「50/50(フィフティ・フィフティ)」をリリース。
2021年4月 アルバム「ホテルニュー福島」をリリース。
今や東北を代表するPop’n RollバンドとなったJUICE&LOVE。
エルビス・コステロ、R.E.M、ジェリーフィッシュ、ポール・ウエラー、ベンフォールズ5、ELO、Holeなどの洋楽の黄金律をサウンドに取り入れ、日本語で表現する彼らの5年ぶりとなるフルアルバムがリリースされた。前作に引き続きREC、MIX、マスタリング全般を手掛けたのは、スタジオチャプターハウス エンジニア 樫村 治延。旧知の仲でもある樫村が、彼らの本音を聞いてみた。
①JUICE & LOVEの楽曲は、メンバーの年齢(50代)にありがちな「昔は良かった的なナツメロ」に終始せず、最新の洋楽も好んで聴き、取り入れている感じがします。
基本的に新しい音楽を聴くことは好きなので、固定観念に囚われず、最新の洋楽も聴くようにはしています。今さら音楽的なバックボーンは変わらないとは思いますが、新しい味付けが増えていると感じてもらえるのなら嬉しいです。
②自分たちの楽曲に一番オリジナリティーを感じる点は?
「80年代パンク・ニューウェイブに大きな影響を受け、根っこは歌謡曲の匂いも見え隠れし、東北地方という特殊な土地柄が生み出す音」ですかね。あとは東日本大震災の前と後では、考え方だけではなく音や楽曲にも変化があり、大きな影響を受けたと思います。
③対バンしてみたい海外のバンド、アーティストは?
おこがましいですが、エルビス・コステロ、ポール・ウェラー、マシュー・スイート、バンドならWilco、U2、など。他に対バンしたいバンドは、ほとんど解散してしまいましたけど。実現したら腰を抜かすと思います。
④今後、国内外のロックシーンはどうなっていくのが理想だと思いますか。
CDなどのパッケージは売れなくなってきていますが、コロナがなければライブに来る人は増えていたような気がします。サブスクなどで音楽が気軽に聴けるようになった今、聴いて気に入ったアーティストのライブに足を運ぶ流れが定着し、生で楽しむようになっていけばいいのではないかと思います。それが音楽本来の姿だし、ライブが一番いいのは間違いないですから。
⑤これからのJUICE & LOVEの展望をお聞かせください。
特に野望などはありませんが(笑)。何事もそうなんですが、最近になって「やり続ける」という事のすごさを実感しています。疑問を持たずにただただやり続けた先に何があるかは分かりませんが、それを見てみたい気がします。そのために、コンスタントに作品を出し続けていきたいと思っています。
<最新作リリース情報>
ホテルニュー福島 / JUICE & LOVE
発売日2021年4月1日
レコード番号DYNA-1034
販売 Amazon タワーレコードオンライン 他
<SNS、ホームページなど>
Twitter https://twitter.com/juicelove50
HP https://juicelove.jimdofree.com/
Facebook https://www.facebook.com/Juicelove-1657467361200131/
音源サイト https://eggs.mu/artist/JUICELOVE50
<ライブ情報>
2021年6月13日(日)
「ホテルニュー福島」リリースライブ
クラブソニックいわき(福島県いわき市平字大工町9-2)