日々かりめろ (ヒビカリメロ)
写真左より
こずえ(高田梢枝)・・・ Vo. Ag.
きくP(菊池一俊)・・・ Per. Cho.
「さぁ行こう、この時代を進むために歌おう」
~僕たちの歴史は立ち止まることを知らないまま進み続ける~
新型ウィルス感染症による騒動で多くのミュージシャン、そしてライブハウスが音楽を止めてしまった2020年。そんな状況下にも「日々かりめろ」は、決してライブ活動を止めることなく各地を回り続け、歌い続け、ステージに立ち続けた。
そして年間通算274ステージという驚異的なライブ本数を叩き出す。
苦難を乗り越え手売り手渡し1000枚を達成し、10月末の結成5周年を迎える前に、5枚目のフルアルバムのリリースにこぎ着けた。
時代と本気で向き合い抗いながら、ステージに立ち続けた二人だからこそ生み出すことが出来た、最高傑作のフルアルバムが堂々完成。
まさに、この時代に勝ち進み続けるためのマストアイテムだ。
前作品よりレコーディングを担当しているスタジオチャプターハウスのエンジニア 樫村 治延が、彼らに5つの質問を投げかける。
①高田氏のソロ時代 → 「日々かりめろ」結成 → 現在 に至るまでの流れを詳しく教えてください。
(高田)2004年3月にSME(ソニーミュージック・エンタテインメント)の尾崎豊トリビュート企画で一般公募から選ばれ、尾崎豊トリビュートアルバム「GREEN~A TRIBUTE TO YUTAKA OZAKI」で「卒業」を担当。
同年4月にSMEレコーズから「渋滞抜け道なし」でメジャーデビューしました。
その後ミニアルバムとフルアルバムを1枚ずつ発売。
アニメのタイアップなどもありましたが、2007年にSMEとの契約が終わり、2011年には事務所も退社し、フリーでなんとなくぼんやりと活動していました。
2016年、当時映画プロデューサーをしていた菊池さんから挿入歌の依頼があり、知り合いました。
当時の私は、自身のプロデュース能力の無さを痛感していて、菊池さんは映画やイベントなど手広く手がけていたため、思い切って自分のプロデューサーになって欲しいと頼み込み、2016年10月にプロデューサー契約を結びました。
その後、出演した地元のラジオ番組の生放送中ユニット結成となり「日々かりめろ」を結成しました。
(菊池)「日々かりめろ」になってからは、アルバムを出しては「手売り手渡しで1000枚」という目標を掲げ、達成するまでライブを続け、達成すると次のアルバムを発売するというスタイルで活動しています。
大手のようにプロモーションにお金をかけられないので、地道ですが自分達の足で全国を回り、手売り手渡しで着実にお客さんを獲得していくスタンスでやっています。
②年間平均約300本のライブをこなされていますが、「一番印象に残るライブ」と「一番ピンチに陥ったライブ」について教えてください。
(菊池)印象に残っているのは、地元茨城県つくば市に本社があるCDショップ大手WonderGOO(新星堂)さんの主催で開催された「ワングーフェス」です。
出演した皆さんは、日々かりめろ以外はすべて大手プロダクションに所属しているメジャーアーティストばかり。その中で唯一出演させていただきました。
大型フェスのステージから見た景色は本当に最高でした。
(高田)私はやっぱり、東京国際フォーラムでの単独コンサートです。
菊池さんが「ファンの人が自慢できる場所でやろう」と言って開催を決めたときは、正直どうなるんだろうと思いましたが、チケットはソールドアウト、満席でした。あの景色は今でも忘れません。
(菊池)一番ピンチだったのはCDショップ(WonderGOO高萩店)でのインストアライブです。
まだ駆け出しの頃で、初めてライブをやる所でしたが、その日は大雨でお店のお客さんは0。
時間となり、誰も居ない店内でライブスタート。とにかく必死で演奏しました。
ライブが終わったときに、棚の向こうからお客さんがひとりやってきてCDを買ってくれたとき、ふたりで涙を流しながら喜びました。
(高田)ピンチというか「きつかった」のは真夏の、群馬にあるショッピングセンター屋外ステージでのライブです。
朝、会場に到着した時点での気温は32度。
昼からのステージでしたが、スタートした頃は36℃を超えていました。
屋根がガラス張りで直射日光にさらされ、本気で溶けてしまうのではないかと思いました。
聞いている皆さんを日陰に避難させてのライブで、本当に壮絶な1日でした。
③国内外を問わず、対バンしたいアーティストは?(出来るだけ沢山挙げてください)
ジョン・メイヤー、ジェームス・テイラー、アヴリル・ラビーン、テイラー・スイフト、レディ-・ガガ、
マルーン5、ワン・ディレクション、グリーンデイ、ゼブラヘッド、MISIA、ゆず、エレファントカシマシ、
奥田民生、サンボマスター、かりゆし58、星野源、菅田将暉、グループ魂
④5枚目となる今作の聴きどころ、特にどういう点をアピールしたいですか?
(菊池)2020年以降、多くのミュージシャンが足止めされ、本来の活動が出来ていないという時代になっていると思うのですが、その中でも私達はやれることを精一杯やってきました。
ライブも止める事無くやり続けました。
今回のアルバムは『この時代を進み続けたからこそできたアルバム』になっていると思っています。
今回もバラエティに富んだ内容ですが、合わせてメッセージ性も強くなっていると思います。
(高田)今回はツアーで出会った天才ギタリスト坂上太一さん、天才ベーシスト吉田健士さんに参加してもらいました。
二人の演奏が入ったおかげで本当に素晴らしい作品になっています。
これまでも参加しているアレンジャー藤良多さんのアレンジも、レベルが格段に上がっています。
そしてレコーディングスタジオの「録り音」も、格段に上がっています。
「曲」だけでなく「音」でもしっかり聞かせる事が出来るアルバムになりました。
⑤今後の「日々かりめろ」の展望をお聞かせください。
(菊池)今回の5枚目も「手売り手渡し1000枚」を続けます。
とにかく地道ですが手売り手渡しにこだわっていきたい。
サブスクや配信などでCDが売れないと言われる時代だからこそ、あえて手売りにこだわりたいと思っています。
そして年に1回、都内のホールで単独コンサートを開催していくつもりです。
少しずつ客席の多いホールにしていき、東京国際フォーラムAホールを埋めたいと思います。
ドサ回りを続けた先が、東京国際フォーラムAホールってのがカッコイイかなと。
(高田)そして体力が続く限り「ライブ」にこだわりたい。
結成してもうすぐ5年目になりますが、全国各地に100軒近くのライブハウス、ライブバー、ライブカフェという「帰る家」が出来ました。
その家を細かく回って、ずっと温かく迎えてくれたマスターやママさん達に、とにかく恩返しをしたいと思っています。
そのためにはもっともっとたくさん回って、たくさんライブをやらなきゃいけないなと思います。
*作品情報
115(ヒビゴー)
リリース日 2021年6月2日(水)全国流通
品番 HBKR-015
JAN 4589760730090
レーベル 日々レコード
発売元 ラッツパックレコード
関東ではWonderGOO中心に、全国では新星堂を中心に展開予定
MV(ライブ動画)「蜜源」
日々かりめろ東京ビッグサイトTFTホール単独コンサート
「東京家族」
2021年5月30日(日曜)開場13:00 / 開演 14:00 (終演16:00)
会場 東京ビッグサイトTFTホール500(ゆりかもめ 東京ビッグサイト駅直結)
チケット 全席自由 一般3,500円 (高校生まで1,000円)
詳細は http://hibikari.com/tokyokazoku.html
公式HP「ひびかりどっとこむ」
http://hibikari.com/
発売日よりほぼ毎日ライブがあります。公式サイトにツアー情報を掲載します。
公式ブログ「日々かりめろな日々」
http://hibikari.blog.jp/
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