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BiS1st

始まりが突然でも、外見が変っても、 止まることなき超絶進化を見逃すな!

BiSにとって2018年上半期は様々な出来事が次から次へと起こり、とてつもなく密度の濃い半年間だったと言えるだろう。3/4に開催した両国国技館公演(※“BiS 2ND BEGiNNiNG TOUR FiNAL「WHO KiLLED IDOL??」”)でオリジナルメンバーのプー・ルイが卒業し、カミヤサキ(現GANG PARADE)とアヤ・エイトプリンスのレンタルトレードも終了。直後の3/7には1stシングル『WHOLE LOTTA LOVE / DiPROMiSE』にて、再メジャーデビューも果たした。そして3/18に大阪城音楽堂で行われたフリーイベント“WACK EXHiBiTiON”で、新メンバーの加入とYUiNA EMPiREの完全移籍を経て総勢12名の新体制へ。さらにメンバーをBiS1stとBiS2ndの2チームに分けて、Jリーグ方式で入れ替え戦を行う“BiS.LEAGUE”も開幕。その後、ももらんどの脱退とガミヤサキ(仮)の加入辞退も経た上で、今回リリースされたのが2ndシングル『Don't miss it!!』だ。BiS1stとBiS2ndそれぞれが同一楽曲をリリースするという、前代未聞の問題作とも言うべき今作のリリースに際してJUNGLE☆LIFEでは、BiS1stの4人に表紙&10,000字ロングインタビューで迫る。

 

BiS1st・10,000字ロングインタビュー#1

「今、すごく自由な雰囲気になっているので良いなと思っています。本当に動物園みたいなグループなんですけど、それがステージでも出ているんじゃないかなと思っていて」

●今年上半期はメジャーデビューから始まり、本当に色んなことがあったと思うんです。プー・ルイさんの卒業やカミヤサキさんとアヤ・エイトプリンスさんのトレード終了、さらには新メンバーの加入からBiS1stとBiS2ndに分かれたりと…。

パン:すごかったですね。“ブルゥーン!”っていう感じで、すぎていきました。

ゴ・ジーラ:まず1/6に中野heavy sick ZEROでワンマンライブをやって、その時にプーちゃん(※プー・ルイ)の卒業を発表したんです。そこからも色々とあったので、途中から自分でもよくわからなくなってきて…。3/4の両国国技館で実際にプーちゃんが卒業して、トレードも終了したんですけど、どれも今振り返ると“あれっ、いつのことだっけ?”と思うくらいなんですよ。

●半年の間に、本当に色んなことが起きた。

パン:密度がすごすぎて、本当にあっという間だったというか。もう半年以上すぎたんですけど、“まだそれだけ?”っていう感覚もあって、今でもまだよくわからないまま歩んでいます。新メンバーが入って、まだ1ヶ月しか経っていないというのも意味がわからないんですよ。たぶん、時空が歪んでいますね(笑)。

ゴ・ジーラ:4月下旬くらいにもも(※ももらんど)が抜けて、その前の3月にはBiS1stに入る予定だった子(※ガミヤサキ)が辞退しちゃったりして。4/15からはツアー(※“I don't know what will happen TOUR”)も始まって、6月にまた新体制(※BiS1st/BiS2nd制度スタート)になって…。もうニュースがいっぱいありますね。どれから話しますか?

●全部について話すと時間が足りないので(笑)、まずはBiS1st/BiS2nd制度についてお聞きしたいのですが。

ゴ・ジーラ:BiS史上初の“Jリーグ方式”が取り入れられるっていう…。私たちも聞いていなかったんですよ。だから大阪城音楽堂(※3/18のフリーイベント“WACK EXHiBiTiON”)で新メンバーの合格発表をした日にその説明をされた時は、もう“ポカーン…”という感じで。最初は“何なんだ、これは?”と思ったんですけど、今はとても面白いなと思っています。

●今はこの企画を面白いと感じられている。

ゴ・ジーラ:今回のシングル『Don't miss it!!』はMVも振り付けもアー写もジャケットも全部(1stと2ndで)違っていて。だから今のBiSを好きになってくれたら、好きなものが2つずつ増えていくと思うんですよ。選択の自由がBiS内でできるっていうのが面白いなと思います。

●1stと2ndの両方が好きでも構わないわけですからね。

ゴ・ジーラ:そうなんです。同じグループの中で、全く違うものが2つ見られるというのも面白さかなと。

 

ゴ・ジーラ

 

 

●WACKは何が起こるか本当にわからないので、どんな状況も楽しめるタフさが身に付く気がします。

パン:そうですね。私も加入してからやっと1年になるんですけど、これまでは誰かが卒業したりトレードでいなくなったり脱退したりする度に“もうお別れなんだ…”と思って落ち込んだりしていたんです。でも最近ようやく“どうせまた何かあるだろうし、今ここで立ち止まっていても何も良いことはない。前に進むために楽しくやっていこう”と考えたほうが良いことに気付いて。だから今は良い意味であまり考えすぎず、過去を振り返って後悔することもせず、明日を生きるために一生懸命やっていこうという考え方に変わりました。

●そういえば、パンさんも加入してまだ1年なんですよね…。

パン:そうなんです! 意味がわからないですよね(笑)。学校とかの1年間とは、密度や濃さが全く違っていて。関わる人の数も何百倍にもなっているし、こんなに濃い1年を今までの人生ですごしたことはないから。ありがたいなとは思いつつ、もっともっと大きくなりたいなと思っています。

●この1年での進化も感じられているのでは?

パン:1年前と比べたら大分変わったなとは思うんですけど、まだ全然ダメダメな人間なので…。私は徐々に成長していくんじゃなくて、今すぐにでも最強の人間になりたいと思っているんですよ。でもそんなの無理じゃないですか?

●そうですね(笑)。

パン:だから過去の自分を見ると、すごくもどかしい気持ちになって…。たとえば今も(ツアーで)毎週ワンマンライブをやっていることで、過去の嫌な自分が日々増えていくんですよ。ツアーがたくさんあるということは毎回、進化していかなければならないわけだから。私が死ぬまでの間に一番カッコ良いと思える自分になりたいんですけど…どうすれば良いですかね?

●ええっ…!?

一同:ハハハハハ(笑)。

ネル:インタビュアーに相談するって(笑)。

●そこまで強い気持ちで、日々進化したいと思えていることがすごいなと思います。

パン:でもそれが自分自身にとって、マイナスになっているところもあると思うんですよ。私はライブが終わった後、すぐにテンションが下がってしまうんです。終わった直後には“良いライブができた!”と思っていても、その1分後くらいにはもう“明日からまたこれを超えていかなきゃいけないんだ…”と考えてしまって。

ハナ:ストイックだなと思います。私は自分で最高のライブをしたなと思ったら、ずっと浸っていられるタイプだから。素直にすごいなって感じるし、自分も頑張らなきゃいけないなって思います。

●他のメンバーにとっても良い刺激になっているのでは?

ゴ・ジーラ:そうですね。でも私は楽観主義なので、あまりそういうことは思わなくて。“今が楽しければ、それで良いじゃん!”っていう感じだから。

●ネルさんはどう思います?

ネル:みんな違っていて、面白いなって思います。“十人十色だな〜”って。

ゴ・ジーラ:4人だけどね(笑)。

●ハハハ(笑)。人数で言うと本来BiS1stも6人でスタートするはずだったところから、4人になったというのも大きな出来事だったのかなと。

ゴ・ジーラ:6人でやろうと思っていたフォーメーションや、“こうやって見せられたら楽しいね”ということも考えていたんですよ。でも2人抜けてしまったことで、再始動してからのBiSでは最少人数になってしまって。それによって1人1人に課されるものが大きくなるのも不安だったし、やっぱり人数が多いほうがライブ映えもするから。始まる前はそういうことを色々と考えて、悩みましたね。

●しかもBiS1stのメンバーの中で第2期の最初からいるのはゴ・ジーラさんだけというところで、責任やプレッシャーを感じる部分もあったのでは?

ゴ・ジーラ:そうなんですよ! だから最初は、本当に嫌だったんです。今まで責任とかを感じて生きてきたことがなかったので…。

●それもすごいですけどね(笑)。

ゴ・ジーラ:人を統率するっていう才能が自分には全くないから、無理なんですよ。仕切りたくもないし、できたら説明とかも誰かにしてもらいたいという感じでいつも人任せにしてきたんです。だから最初は“うわ〜”ってなったけど、他のみんながしっかりしているので大丈夫だろうとは思えていて。すごくしっかりした3人がいるので私は“これまでどおりで大丈夫!”みたいな感じで、あまり気にしていないですね。

●無理に引っ張らなくても良いというか。

ゴ・ジーラ:“最初からいたから自分が引っ張らなくちゃ”とか思ったことはないです。みんなが勝手に上手くやってくれています(笑)。

ハナ:でもリーダーみたいな感じで、頼もしいです。

●パンさんも新メンバーの2人よりは1年先輩ですが、“自分が引っ張らなきゃ”という意識はない?

パン:私は2人がオーディションを受けていた合宿に先生みたいな形で参加していたので、その時の名残りで“しっかりしなきゃ”という気持ちはありますね。でもBiSは基本的にフリーな関係なので、メンバー間に変な差はなくて。

ゴ・ジーラ:初ライブの日はさすがに2人も緊張していたから“私たちがしっかりしなきゃ”と思って、いつもよりシャンとしていたと思います。でも次の週くらいからは、もう楽屋が“動物園”みたいになって…。各々が自由な感じで、どこかで誰かが奇声を上げているっていう(笑)。

●ハハハ(笑)。

ゴ・ジーラ:すぐにそういう自由な感じになれたんです。再始動してからのBiSは“みんな同じだよ”という想いでやってきたので、1週間くらいでそういう状況に変えられたことは良かったなと思います。

 

パン・ルナリーフィ

 

 

●新メンバー2人はどう感じている?

ネル:すごく居心地が良いです。“付かず離れず”と言うと悪い印象に聞こえるかもしれないんですけど、まさにそんな感じで。

●良い距離感で付き合えていると。

パン:そうです! “家族”みたいな雰囲気ですね。家族って、基本的には気を遣わなくて良い相手じゃないですか。でもお互いのことが好きっていう、そういう関係だと思います。

ハナ:本当に居心地が良いです。

ゴ・ジーラ:ハナはずっと敬語なんですけど、それはそれで良いと思っていて。敬語で喋っていても、よそよそしい感じはしないから。このグループの中では一番“末っ子”っぽいので、キャラには合っているなと思いますね。

●それぞれのキャラクターも良い意味でバラバラだから、上手くいくんでしょうね。

ゴ・ジーラ:ネルは単語でしか喋らないし、しかも急に奇声を発するっていう(笑)。

ハナ:ネル以外もみんな“◯◯がないっ!!”とか叫んでいて。

パン:みんな声が大きいし、気付いたら楽屋で叫んでいたりして…いったい何なんですかね?

●何なんでしょうね(笑)。

ゴ・ジーラ:でもそういうところも含めて今、すごく自由な雰囲気になっているので良いなと思っています。本当に動物園みたいなグループなんですけど、それがステージでも出ているんじゃないかなと思っていて。

●というのは?

ゴ・ジーラ:BiS2ndは6人でまとまって動いている感じがするんですけど、BiS1stの4人は各々がすごく自由に“大きく”動いているというか。最初は4人でのステージというところで、小さく見えてしまっていたらどうしようかと不安だったんです。でもライブの動画を見返してみたら、全然そんなことはなくて。ネルとハナが新メンバーとは思えないくらい自由に何事もやってくれているので、すごく面白いステージになっているんじゃないかなと思っています。

ハナ:ステージも(BiS2ndの6人と比べると)2人分広いから、最初はネルと2人で“めっちゃ大きく動かないとヤバいよね”みたいな話をしていたんです。でも始まってみたら、“わ〜い、自由!”みたいな感じでやれていて(笑)。

ネル:のびのびやれる環境を与えてもらっているので、すごく楽しいです。

●とはいえ、今日のようにインタビューもBiS1stのメンバーだけが代表して受けたりするわけで、そこには責任感もあるのでは?

パン:そうですね。今まで知らなかった人の中には、BiS1stをキッカケにBiSを知る人もいるわけじゃないですか。まずBiS1stのことを素敵なグループだと思ってもらえたら、そこからBiS2ndも知ってもらって、両方を好きになってもらえるチャンスだと思うんですよ。みんなに好きになってもらえるように、今は自分たちがBiSの顔として頑張っていかないといけないなと思っています。

●人数が少ない分、インタビューでは個々が喋る機会も増えるわけですからね。

パン:確かに。そういう狙いもあるのかもしれないですね。私たちは4人ともみんな、ちょっと変で不思議な人たちだから。必然的に喋らないといけなくなることによって、更生させられているというか…。“しっかりとした人間になって欲しい”という、社長(※WACK代表・渡辺淳之介)の願いがあるのかもしれないです。…と今、気付きました。

●自分たちは変だという自覚があるんですね(笑)。

ゴ・ジーラ:私は自分が一番まともだと思っていますけどね。

パン:ええっ!?

ハナ:絶対に違うと思うんですけど、(ゴ・ジーラは)いつも自分が“バランサー”だと言っているんですよ。

●ゴ・ジーラさんが4人のバランスを取っている?

パン:全然、バランサーじゃないですよ。1人だけ楽屋から急にいなくなって、屋上で風を感じていたりするし…。いなくなっちゃうから、残された3人の楽屋が動物園みたいになるのかもしれないですけどね(笑)。でも屋上から帰ってきても一緒になって笑っているので、全然バランスを取ってはいないと思います。

ハナ:4人全員で楽屋で大爆笑しているっていう…。

ゴ・ジーラ:ヤバいですよね(笑)。

一同:ハハハハハ(笑)。

 

トリアエズ・ハナ

 

BiS1st・10,000字ロングインタビュー#2

「1stか2ndのどちらにいても、“頑張る”という気持ちは常に持っていないといけないなと思っています。BiSにいる限りは、ずっと自分自身との戦いだから」

●さて今回のシングル『Don't miss it!!』が新メンバー2人にとっては初のレコーディングだったわけですが、いかがでしたか?

ハナ:元からいる人たちと新メンバーで別々に分かれて録ったので、(その場では)あまり違いがわからなかったんです。特に私はみんなが録り終わった後に、スタジオに着いたというのもあって。だから誰のレコーディングも見ていないんですよ。

●1stと2ndで分かれてレコーディングしたわけではないんですね。

ゴ・ジーラ:そうなんです。前の体制の時に個々に録っていたので、レコーディングの時点ではどんな作品になるのか全く予想がつかなくて。完成したものを聴いて、“こうなったか〜”という感じでした。

ハナ:聴いてビックリでした。

●初めてのレコーディングになるので、新メンバー2人の声も聴いてみるまでわからないわけですよね。

ゴ・ジーラ:オーディションの動画くらいでしか聴いたことがなかったので、“どんな感じなんだろう?”とは思っていて。でも歌が上手いというのは知っていたから、すごくワクワクしていました。

パン:私はなぜか両方のレコーディングに参加して、計4回歌ったんです。新メンバーのレコーディングに参加した時にハナ以外の歌声は聴いたんですけど、その中でもネルの歌い方が本当におかしくて。

ネル:M-2「TiME OVER」のことですね。

●どんなふうにおかしかったんですか?

パン:もう何を歌っているのかもわからないくらい、奇声に近い歌声だったんです。初めてのレコーディングの時って私自身も緊張で声が震えていたくらいだったんですけど、ネルは思いっきり叫んでいて。初めてのはずなのにキャラが立っていたし、他の新メンバーもみんな自信を持って歌っていたので、すごく頼もしくて心強いなって思いました。

●ネルさんが叫んでいたのは緊張していたからではなく、解き放たれていたから?

ネル:どちらかと言えば、後者ですね。上手に歌おうとしてもできないから…。レコーディングの時は“大袈裟にやれ”と言われていたので、そのことを意識して歌いました。

パン:実際に使われたテイクもわりと何を言っているのかわからないんですけど、使われていないほうが本当に面白くて。ぜひみんなに聴いて欲しいです!

●それくらいすごかったと。

ハナ:私が「TiME OVER」を録る前にも“とりあえずどんな感じか流すね”と言われて、ネルのテイクを聴かされて。お腹が痛くなるくらい、笑っちゃいました(笑)。私が聴いたのは、“おじいちゃん”と“お相撲さん”バージョンだったんですけど…。

●そんなバージョンを録ったんですか?

ネル:はい、色んな人格を使い分けて録りました。

パン:私たちも“カッコ良く”とか“色っぽく”みたいなニュアンスは色々と言われるんですけど、“おじいちゃんみたいに”なんて言われたことはなくて。松隈(ケンタ/サウンドプロデューサー)さんは本当に引き出すのが上手いので、そのおかげでこの天才が生まれました(笑)。

●ハハハ(笑)。いったん表題曲のM-1「Don't miss it!!」の話題に移らせてもらいますが、この曲の歌詞はまさにBiSの状況を描いているのかなと思いました。

ゴ・ジーラ:本当にそうですよね。“いきなりの報告怖いよ”って、(自分たちも)1st/2nd制度なんて聞いてなかったわっていう(笑)。

パン:歌詞を書いた人に対して、“こっちのセリフだよ〜!”っていう感じですね(笑)。本当に私たちが思っていることを全部、代弁して下さっていて。これからも「Don't miss it!!」はやっていくんでしょうけど、今が一番この歌詞に心境がリンクできる時だなと思っています。

●今の心境に合致したものになっている。

ゴ・ジーラ:今まわっているツアーも“I don't know what will happen TOUR”というタイトルで“何が起こるかわからない”っていう意味なんですけど、それにも合っているなと思います。“中身は何ですの?? 開けて食べてお楽しみです!”というところも、ツアーをまわってみたらわかるのかなっていう。“ここからBiSに何が起こるんだろう?”と思って欲しいし、自分たちで何かを起こさないといけなくて。何が起こるのかをお客さんにも楽しみにしてもらえるように頑張らなきゃなって、この歌詞を読んで思いました。

●自分たちも発奮させられる歌詞なんですね。

ゴ・ジーラ:そうですね。あと、“もう外見がきになる?? 変わっていくからきにするな”というのも本当にそのとおりで。“変わってはいくけれども、BiSは常にカッコ良いものを作っていくから何も気にせずついて来い。そして、見逃すな!”という…。

ネル:フフフッ…。

●ん? 今、なぜ笑ったんですか…?

ネル:“気にするな〜”を思い出したら…。

ゴ・ジーラ:…あぁ〜、ごめんなさい。全く関係ないことを思い出して今、彼女は笑ったみたいです(笑)。

●えっ、レコーディングのことを思い出したわけではなく?

ネル:いやいや、全然違います…。

ゴ・ジーラ:最近のライブでのMCを思い出して、笑ったみたいですね。これが動物園ということです(笑)。

●ヤバいですね…BiS1st(笑)。

ゴ・ジーラ:本当に動物園なんです。人の話を聞いていないっていう(笑)。

ネル:本当にごめんなさい…。

 

ネル・ネール

 

●では話を戻しますが(笑)、他のメンバーもこの歌詞には共感する部分が多い?

ハナ:“もう外見がきになる?? 変わっていくからきにするな”というところは特に共感できますね。合宿の時に私は見た目に関してあまり良い評価をされていなかったのもあって、“変わっていってやる”という気持ちがあって。“私のことをブスとか言ったヤツ、覚えていろよ”と思いながら歌っています(笑)。

●いつか見返してやるという想いも込められている。

ゴ・ジーラ:歌詞なので、そこは各々で解釈してもらって…。

ハナ:そんなことを思っているのは私だけです(笑)。でも“変わっていくのを見て欲しいな”とは思っていますね。

●今回のシングルはまだ第一歩なわけですからね。「TiME OVER」の歌詞はペリ・ウブさんによるものですが、こちらに関しても共感できるところがある?

ゴ・ジーラ:辞退したメンバー(※ガミヤサキ)にペリは恋していて、その気持ちを書いたと聞いてはいたんです。でも歌詞なので、各々で解釈の仕方は違っていて良いと思っていて。“あなたから沢山もらったものはゴミ箱へ”とか“思い出もやになっちゃうのよ”に関して、私は今までBiSの中でプーちゃんから教えてもらったことですごく好きなものも多いので、そういうことを考えながら歌っていたりもします。

●自分なりの解釈で歌っていると。パンさんは?

パン:私は元々ペリと一緒に活動することが多かったんですけど、今回離れてしまったというのもあって、この歌詞を読むとエモーショナルになりますね。特に“諦めずにね!”という歌詞なんかは、ペリが私たちに向けて言ってくれているようにも思えて。“BiSは10人で1つのチーム”という大切なことを忘れずにみんなで頑張っていく中で、今回はBiS1stとBiS2ndとの戦いをやっているんです。BiS1stのメンバーとしてやっていく上での気持ちの強さとかももらいながら、今はこの曲の歌詞を身体に染み渡らせているところですね。とても良い歌詞だなと思います。

●“BiS1stとBiS2ndとの戦い”というお話も出ましたが、BiS.LEAGUEの結果次第では次作の段階でまたメンバーが入れ替わっている可能性もあるわけで…。

ゴ・ジーラ:そうなんですよね。またメンバーが増えたり減ったりしている可能性もあるし、もしかしたらBiS3rdができているかもしれない…。

●まさかの3部制度になる可能性も…。

ゴ・ジーラ:何が起こるかわからないので、楽しみにしていて下さい(笑)。よく取材の時に“次の機会には私はもう移籍していないかもしれない”とか“脱退しているかもしれない”とか、みんな言うんですよ。本当にどうなるかわからないから。

パン:冗談のつもりで毎回言っているんですけど、本当に半年後にはいなくなっていたりするんです(笑)。

●冗談のつもりが現実になったりもする。

ゴ・ジーラ:やっぱり言葉にすると、言霊になっちゃうから。次回の体制がどうなっているかはわからないけど、とりあえずもっとカッコ良くなっています!

●今回は暫定で振り分けられましたが、次回は投票結果が順位に反映されるので本当にどうなるか読めないというか。

パン:本当に実数で結果が出てしまうので怖さはあるんですけど、私は自分が1stか2ndのどちらに選ばれたとしても“頑張るぞ!”と思っています。下から這い上がろうとする人たちがいるから1位になった人ももっと頑張らないといけないし、2位でも3位でも必ず10人それぞれに役目があるわけで。何位になっても良いというわけじゃないんですけど、とにかく全力を尽くすしかないんです。順位が出てもそれはそれとして受け入れた上で、また次のことを考えて前向きに進んでいきたいですね。

ネル:私も1stか2ndのどちらにいても、“頑張る”という気持ちは常に持っていないといけないなと思っています。BiSにいる限りは、ずっと自分自身との戦いだから。

●ハナさんはどうですか?

ハナ:合宿の時にもニコ生の投票があって私はビリから2番目だったので、投票に対して怖さしかなくて…。合宿で唯一泣いたのが、順位発表の時だったんですよ。発表の時に自分が“あの時になぜああいうふうにできなかったのか”と思うことがいっぱいあったから。その合宿の時の感じがまだこれからも続くのかと考えたら、胃が痛いですね。でも今回せっかく1stに入れてもらえたので、ずっと残り続けたいという気持ちはあります。

●精神的につらいところもあるけれど、全力で取り組み続けていく。

ハナ:しかも今回は中間発表が(7/4〜8の間は)毎日あるんですよ。この期間、絶対に病んじゃいそう…。

●一喜一憂が日々ありそうですよね。

ゴ・ジーラ:でもそれはファンの方も同じだと思うので、面白いんじゃないかなと思います。メンバーが中間発表で一喜一憂するのと同じように、それぞれを応援してくれるファンの方も喜んだり悲しんだり、色んな感情が日々生まれていくはずだから。感情って日常において一番大事なことだと思うので、それを楽しんでもらえたら良いんじゃないかなと思っています。

●そこまで含めて楽しむのがBiSなのかなと。

パン:そうですね!

ハナ:私ももっと成長して、楽しめるように頑張りたいです。

ゴ・ジーラ:内心では怖いですけどね(笑)。怖いですけど楽しむしかないので、頑張ります!

Interview:IMAI

 

BiS2nd

 

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