なぜこの曲を「Nosferatu」と名付けたか。
当時僕は“Aestheticism”というツアーをまわっていました。
コンセプトはタイトルのまま“Aestheticism=耽美”。
耽美主義というのは“美しさの為なら倫理や道徳に反することも厭わない主義”の事を言います。
では倫理や道徳に背いてでも守りたいものは何か? 僕にとってそれは愛でした。
そして最大の愛情表現とは何か? それは“生きる事”です。
別に偉大な事なんて何もしなくていい、ただ愛する者の為に生き続ける。
悲しませない。それこそが愛だと思ったのです。
「Nosferatu」はヴァンパイアという意味を持っているのですが、永遠の命をもつヴァンパイアこそ、愛を求めた人間の行く末なのではないでしょうか?
先日Blogに「Nosferatu」の物語をわかりやすくまとめたものを掲載しました。
フランス革命のifストーリーになっていて、ストーリーだけでも楽しめるのでもしお時間あったら是非読んでみてください。
https://ameblo.jp/versailles-kamijo/
これからアルバム『Sang』と“Live Tour 2018 -Sang-”を控えています。
この原稿を書いている段階ではまだアルバムは完成していませんが、アルバムと同時にツアーの制作が始まっています。
音源とライヴが密接に関わっているので、同時に作らざるを得ないのです。
今まで体験したことのないようなツアーになるので、皆さん是非とも遊びにきてくださいね。
KAMIJO