音楽メディア・フリーマガジン

昴-SUBARU-

1年分のフラストレーションを飛躍に変えて・・・

●昴-SUBARU- の結成の経緯は

新藤:オリジナルのメンバーは僕だけです。メンバーチェンジが結構激しくて、ドラムもサポートでやってたんですけど、イベントでたまたま藤原と再会しまして。

藤原:そうそう! 私は別のバンドをしていて、そのバンドが解散することになったんで丁度タイミングが合ったというか。

新藤:そこで声をかけて、一緒にやろうってなりました。そこから昔のベースが戻ってきてしばらく活動してたんですけど、去年8月ぐらいにベースも抜けてしまって。

●そこでピカピカの新人ベースが入ったと

新藤:そうです。美白大魔王が入りました(笑)。

藤原:アハハ。色白なんです(笑)。

●色白君?

松浦:松浦です!

一同:アハハ(笑)。

●活動は関西のライブハウスが中心ですか?

新藤:心斎橋、難波あたりが多いですね。

●昴-SUBARU- の音楽に対して、理解して欲しい層とかはあるんですか。

新藤:みんなに知って欲しいとは思ってるんですけど、お客さんの年齢は男女問わず僕たちメンバーより少し上ぐらいの方が多いですね。音楽的に古くさいところから影響されてるからなのかな?

●藤原さんはどう思います?

藤原:曲ですかねやっぱり。曲が今流行ってるような感じとは違うので、若者のファンでもコアな音楽を好きな若者がお客さんになってくれていたりしますね。そういう若者は昔の音楽が好きな子が多いですね。

●バンドのルーツになっているのはいつの年代の音楽ですか?

新藤:僕が聞いてきた音楽は幅が広いと言うか…もともとフォークソングから入って、そこから尾崎豊さんや松山千春さんとかですね。

●あら!

新藤:そっから少しずつブルースだったりロックだったり、ちょっとだけジャズもやったり…歌謡曲も好きですね!

●尾崎豊さんとかは両親の影響やったりするのかな。

新藤:父親の影響ですね。尾崎さんだけではないんですけど、その辺りの音楽が家に多かったので聞いてました。

●イメージからは意外です。

新藤:聞いて来たのはそうなんですけど、別にそういう音楽がしたい訳ではなくて、単純になんかそういうのが出てきちゃってるだ
けで…

藤原:そういう色が自然に出てますね。

新藤:そこが勝手に昴の色になってるとこありますね。

藤原:やりたいことやってるんですけど、そこ目指してる訳じゃないんで…

新藤:自然と出たものやろうってスタイルでやってます。

●新藤君のもってるものが昴のカタチになって出てる感じ?

新藤:そうですね。そこにみんなついて来てくれてるからありがたいです。

●前回のCDはタワーレコード難波店では、かなり大きなセールスだったとか。

新藤:おかげさまで(笑)。試聴機で聞いてCD買ってくれた方もいたんで嬉しいですね!

●それと、メンバー同士仲いいよね。

藤原:でも言うことはしっかり言いますよ。できてないこととかは特に。

新藤:バンド内では、ほとんど野球かプロレスの話ですね(笑)。トランキーロ焦んなよ!

●なにそれ!

新藤:内藤哲也さんのセリフです(笑)。

藤原:ギターソロの終わりにプロレスのポーズしてたりするぐらい好きです。

●どうしたらいいのお客さんは(笑)。

藤原:写真を撮れと(笑)。

一同:ハハハ(笑)。

●じゃ、本題で今回のアルバム紹介を(笑)。

新藤:もともとこのアルバム自体が…

藤原:去年に…

新藤:8月に出す予定やったものでして。

●1年遅れてるんや!

新藤:そうなんです。

藤原:そうです。

新藤:レコーディングも終わってて

藤原:レコーディングも終わって…

●ちょっとまって、かぶってる(笑)。

藤原:黙っとこ(笑)。

●君ら夫婦漫才か(笑)。

新藤:1年前にレコーディングして、そのあとすぐにベースが抜けてしまったので、そうなったらこの先の予定も組めないし、お客
さんにも悪いので出しませんでした。もし新しいベースがきたら録り直して出そうと。

●嬉しいことですね。そのままで行こうじゃないもんな。

松浦:そうですね!そして2曲追加もして。

●思い入れがあるCDですね。

新藤:そうですね。出せない間もかなりうずうずしてました。かなり苦労して作ったところもあって…

藤原:レコーディング中に歌詞書いたりとか。

新藤:だから早く出したかったんで嬉しいですね。

●今回はメジャー流通ですよね。これから活動の幅も広がっていくと思いますが。

新藤:自分達の実績も知名度もまだまだなんですけど、実感がまだなくて。でもやることは変えず“マウンドに立って、投げる”的
な。

●お、ええぞ新藤!

新藤:やめてください(笑)。

一同:アハハ(笑)。

●将来的にバンドとしての目標はあります?

新藤:まず、バンドは絶対に続けたいですね。そしてより多くの人に見てもらいたいと思ってます!

●いきなり真面目ですね(笑)。

新藤:難しい(笑)。喋るのが以外と苦手なんです。この曲はどんな曲ですか?って聞かれるやん?

すごいこまる時あるし。

藤原:例えばの話ね。

新藤:それについて喋る必要ないんやけど。

●確かにそうやね

藤原:MCでわざわざその話をする必要はないってこと?

新藤:ない!

一同:アハハ(笑)。

●歌詞を書くときはどんなときですか?

新藤:結果的にその歌詞が出てきたみたいなとこあって、意味がどこかにあるとは思うんですが、イメージだけがぼんやりある感じ
です。でも、これはこうですよって出す気はないです。

●バンドというカタチで発信するのにこだわりがある!

新藤:たまたま沸き上がってくるものがバンドサウンドやったりするのかな?

藤原:それは自分の中で発信するのに一番自然なカタチなんじゃない?

新藤:偉い!!

藤原:褒められた(笑)。

●ハハハ(笑)。二人はコンビネーションバッチリやね。

藤原:信用はしてるんでついていこうとは思うし、好きなようにやってほしい。

●それはどうして?

藤原:人にこうしてって言われたら多分できると思うんです。でも、それをしたら輝かないと思うんですよね。好きなようにやって
くれてるほうが、絶対かっこよくなるからそれをしっかりサポート出来たらなとは思います。

新藤:奥様のような意見。

松浦:妻のような。

●昴・新藤くんのどこがかっこいいと思う。

藤原:ライブ見てもらったらわかります(笑)。

一同:アハハ(笑)。

新藤:うまいこと逃げるな(笑)。

●リリース記念の宣言を!!

新藤:今回のリリースをキッカケに僕たちはより面白くなります! そこを見てほしと思います。新しい景色を見せます!

Interview:PJ

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