今年5月に2年ぶりの新作となる待望のニューアルバム『いっそやみさえうけいれて』をリリースし、新たなスタートを切った真空ホロウ。Ba./Cho.高原未奈を正式メンバーに迎え入れて、自分たちなりの“ポップ”を体現するような傑作を生み出した彼らは今、ライブバンドとしても過去最高の状態にあると言っても過言ではないだろう。5/18に下北沢MOSAiCで開催された新作の発売記念SPECIAL LIVE “いっそなまさえうけいれて〜真空ホロウをもっと“しろ”う。〜”を目撃した人は、誰もがそのことを実感したはずだ。Vo./G.松本明人の歌を中心に置いた上で、激しさとしなやかさを併せ持った演奏を魅せるライブパフォーマンスは、観る者たちの心を奥深くまで震わせながら全身の熱量をMaxまで高めていく。7/14の前夜祭を皮切りに始まるワンマンツアー“いっそみなさえうけいれて”の開催を目前に、親交のあるアーティストたちから届いた“真空ホロウのライブの魅力”についてコメントを一挙掲載!
Vo./G.松本明人&Ba./Cho.高原未奈・W SOLO INTERVIEWはこちら
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■lynch. 悠介(G.)
真空ホロウのライブの魅力…
それはなんと言っても、松本明人の歌声を生で聴けるということでしょうね。
新メンバー高原未奈が生み出すグルーヴも相俟って、歌声の力強さが増した気がします。
自然と感情が高ぶってしまうのも魅力の一つです。内に溜まったネガティブな感情を遠慮なく吐き出せるんですよ。
魅力は沢山ありますが、まだ見ぬ魅力も沢山あるはず! だからこそ何度でもライブに足を運びたくなってしまう…
そう思わせてしまうのも魅力の一つです◎
■CIVILIAN コヤマヒデカズ(Vo./G.)
歌が上手いこと。
何を当たり前のことを、と思うかも知れませんが、歌の良し悪しとは、生で聴く時にこそはっきりと現れます。駄目な歌はいくら聴いても響きません。
松本明人という人間が、本当に優れた本物のヴォーカリストであるということが、ライブに行けばきっと分かる筈。
さらに新体制になり高原さんが加わった今、激しさの中にも女性的なたおやかさが加わって、美しいライブをするところも好きです。
■Rhythmic Toy World 内田 直孝(Vo./G.)
真空ホロウのライブの魅力は楽曲を何倍にも色付けて立体化させるところ。
初めて聴いた曲でも昔から何度も聴いてる曲でも、その瞬間瞬間にさらに新しくなっていく感覚。
あと止むなき演奏力の成長が毎度楽しすぎる。
ずっと観ていたい。それくらいに大好きです。
■LEGO BIG MORL カナタタケヒロ(Vo./G.)
まずは、アルバム発売おめでとう。
彼らのライブは、真空ホロウの世界へようこそという言葉から始まり、まだ誰も知らない扉を開きに行こうという気持ちが感じられる。
毒々しい曲もあればどこか高揚感のある救われるような曲もあり、我を忘れさせてくれる曲もある。
そんな言葉を放ちながら凄まじいギターをかき鳴らす。これが松本明人の最も魅力的な部分だと思う。
ギター1本で素晴らしい厚みと歪みを持ったサウンドは最高に気持ちが良い。
そこに、油断していたら一瞬で心臓を刺されてしまう歌が乗る事で、真空ホロウのロックが完成するのだと思う。