音楽メディア・フリーマガジン

JUNGLE LIFE×NEWScript presents “TRICHORD vol.2”

飛び交う熱気と衝撃の応酬。最初から最後まで目が離せないとはこのことだ

10/17(月) 下北沢ReG
出演:嘘とカメレオン / Dr.UNDY / TIMELINE / 青天乃霹靂
GUEST ACT:Fo'xTails / Migimimi sleep tight

JUNGLE☆LIFEとNEWScriptによる共催イベント“TRICHORD vol.2”が、10/17に下北沢ReGにて開催された。ライブハウスに根ざした音楽フリーペーパー“JUNGLE☆LIFE”と、最新のPre-Indies Artistだけを発信するメディア“NEWScript”の共催で今年6月に始まったイベントの第2弾となる。大きな可能性を秘めた新進気鋭の4組に加えて、Fo'xTailsとMigimimi sleep tightをゲストに迎え、前回以上の大盛況となったイベントの模様をレポート! (TEXT:IMAI / PHOTO:美澄)

 
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■青天乃霹靂
トップバッターを務めたのは、青天乃霹靂。のっけから3ピース編成とは思えない、重厚でドライビングな演奏でオーディエンスの身体を芯から揺さぶってくる。この日がまだ2度目のライブだったということだが、そのワイルドで熱気に満ちたハードなロックサウンドに圧倒されてしまった人も多いのではないだろうか。

 

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■TIMELINE
続いて登場したTIMELINEは、エモーショナルなギターロックサウンドで始まったかと思えば、艶のあるアダルトな歌声と演奏でも魅了する。歌詞の言葉だけでなくMCも含めて、観るものを惹き付けるVo./G.羽山弘貴。“ありきたりでも特別な言葉 1人1人へ特別なドラマを”と掲げるとおりの特別な存在感を印象づけた。

 

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■Dr.UNDY
ポップでパワフルな独自のロックサウンドで、フロアを明るくしたのは3番手のDr.UNDYだ。キャッチーなメロディと表情豊かなメンバーのパフォーマンスが、自然と会場全体をハッピーなヴァイヴスで包み込む。ちょうどこの日で脱退が決まっていたBa.Miroを笑顔で送り出すような、多幸感のあるライブだった。

 

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■Migimimi sleep tight
1曲目からダンサブルなビートで、観客たちを否応なく踊らせたのはMigimimi sleep tight。リズム隊が生み出す骨太なグルーヴに乗り、Vo./G.宮川依恋が全身で躍動する。その歌声と動きで扇動しながらの「puputan」や「WonderWave」といったキラーチューンの連発に、誰もが最後まで踊り狂わずにはいられなかっただろう。

 

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■嘘とカメレオン
ステージでいきなり詩(?)の朗読を始めたデブ(失礼!)に、思わず眼を引かれたのは自分だけではないだろう。そんな遊び心も見せつつ、ソリッドな演奏と中毒性のあるメロディで圧巻のパフォーマンスを披露した、嘘とカメレオン。不思議な雰囲気を漂わせるVo.チャムを軸にしつつ、G.渡辺壮亮(※良い意味でデブ)のインパクトも強烈だった。

 

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■Fo'xTails
ボルテージが上がりまくりの会場で、大トリを飾るのはFo'xTails。初っ端からアクセル全開で、ラウドかつアッパーな激アガリチューンを連射する。ここまでの5組が見せた熱演に、全力で応えるような演奏は容赦ない。「想いを届けたい気持ちは一番だと思っています」というVo.takaoのMCから、最後は気持ちを込めた「EVER」で締め括った。

 

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