2016/7/15 @心斎橋FootRock&BEERS
Pororoca Lindo/The Gypsies/Heartful★Funks/Dr.FOOL/reGretGirl
企業系CMをはじめ、映像を使ったさまざまな試みを積極的に行うクリエイター集団、映像家族yucca(以下、yucca)とJUNGLE☆LIFE、そして心斎橋FootRock&BEERSでお届けするライブシューティングイベント“M.E.P.Y”。関西で活動する注目のアーティストが出演し、各アーティストのステージから一曲をライブ撮影。それを映像と誌面・Webサイトで紹介するというイベントだ。
今回はファンクやアイリッシュ・パンクなどエンターテインメント性の高いアーティストを中心とした5組が出演、それぞれ素晴らしいステージを見せてくれた。
・Pororoca Lindo
“パチャンガ”、“ゴーゴーコンビ”などで活躍してきたボーカル&ギターのゴーゴー木村が中心となって結成されたジプシー&アイリッシュ・パンク・バンド。実力派メンバーが揃いながらも、荒削りで初期衝動を忘れないステージングの痛快さは、観ていて本当に気持ち良い。
・The Gypsies
JUST FUNKY!!が合言葉のFUNK BAND。彼らのグルーヴィーな粘り気のあるサウンドを聴くと、体が自然と動き出してしまう。特に和歌山のジャイ◯ンことVo.Big松本のダイナマイト・ヴォイスと、熱い、いや暑苦しいまでのステージングはフロアを熱狂させていた。
・Heartful★Funks
関西の若手ファンクバンドというと、Heartful★FunksとThe Gypsiesは必ず話題に挙がってくる。このバンドはThe Gypsiesの暑苦しさと対照的にメロウで洗練された印象のサウンドが魅力だ。ファンキーなエンターテインメント性の高いライブは、観ていて踊らずにはいられない。
・Dr.FOOL
Vo.Shigeのキャラがとにかく立ちまくっているエンターテインメントバンドDr.FOOL。グイグイ煽るステージングなのに全く嫌味なく、むしろ気持ち良く踊れる。彼らのテンションに引き込まれて、会場の温度も良い感じに。楽曲ごとの独特のフリも印象的で、中毒性の高いバンドだ。
・reGretGirl
切なさの混じる生々しい歌詞を、語るように歌うreGretGirlのステージは、とてもライブハウスらしさを感じた。あの黒い独特な狭い空間、嫌いになれない湿っぽさというか。彼らがライブハウスで育ってきたからか、そういった空気感も連れてライブをしているようだった。
まずは彼らの演奏を動画で観て、そしてライブへと足を運んで欲しい。彼らの熱いステージを、ぜひ現場で体験してほしい。
【M.E.P.Y イベントサイト】
http://yucca-works.jp/mepy.html
TEXT:馬渡司