2016/2/28@赤坂BLITZ
Jin-Machineワンマンミサ “おげれつ戦国ハナクソ相撲〜優勝決定戦〜”
最新シングル『NEVER SAY NEVER』も好調なJin-Machineが、2015年1月に仙台からスタートした12か月連続ワンマン。全国各地で軒並みSOLD OUTが続出した公演の追加として発表された“おげれつ戦国ハナクソ相撲〜優勝決定戦〜”が、2/28に赤坂BLITZにて開催された。
到底ヴィジュアル系バンドとしては考えられないような街並みが描かれた、メキシコ幕前でのパフォーマンス。マグロのぬいぐるみが頭上を飛び交い、リスナーも一緒に全員参加の振付でバンドの演奏に応え、メンバーは会場を笑いと熱狂で包み込む。
ヴィジュアル系としての格好良さと相反する「日本一面白いヴィジュアル系バンド」という触れ込みどおり、Jin-Machineの活動テーマでもある「全力でふざけて全力で伝える」でもてなす姿勢がこの日はまさに全開。
赤坂BLITZの会場全体やステージをフルに使い、随所に大ボケ・小ボケが散りばめられている。シリアスな楽曲のテーマさえもぶち壊して笑いに持っていく、どん欲なまでのサービス精神と高い演奏力は、初見のリスナーさえも笑顔にしてしまう。Jin-Machineのライヴ空間は、本当に中毒性があることを実感した。
「2016年もまだ始まったばかりですが、今年も皆さんへ笑顔を届けに向かいます」というfeaturing16(MC)の言葉どおり、終演後には新たな主催公演や4月から12か月連続で開催される月イチワンマンツアーも発表した。
Jin-Machineから発せられるメッセージをふんだんに取り入れたワンマン公演は、最高のフィナーレを飾った。2016年もJin-Machineは全国各地に笑いと熱狂を届けてくれるに違いない。
PHOTO:大参久人