音楽メディア・フリーマガジン

Chu’s day.

まるで1人1人と対話するような、彼女たちの人柄が溢れるワンマン

2015/7/27@代官山NOMAD
“Chu's day. ONEMAN LIVE - Have a nice chu's day. -”

Chusday(誌面&web用)ガールズロックバンドChu's day.が、デビューアルバム『Have a nice Chu's day.』のリリースを8/12に控え、自身2度目のワンマンライブを開催。会場となった代官山NOMADのフロアは冷房が効いているとは言え、ギュウギュウに詰めかけた観客の熱気で溢れている。そんな観客たちの期待が最高潮に高まったところでメンバーが登場。歓声が溢れる中、Vo.ERIの「Let’s go!」という合図で「Cycling」がスタート。

1曲目からノリノリのオーディエンスを見てメンバーも更に熱を高めて「愛の光」と続ける。たくさんの手拍子と掛け声を浴びながら歌うERI、笑顔でベースを弾くBa.AKARI、アクティブに身体を揺らしながら演奏するG.YU-NA、いちばん後ろで3人とフロアのグルーヴを支えるDr.KEITA。大きな一体感に包まれたまま、ややミドルで軽快な「Chocolate days」で盛り上げ、YouTubeでも話題を集めているカヴァー曲でも盛り上げつつ、ERIがマイペースなMCでも盛り上げる。まるで1人1人と対話するような彼女たちの人柄が溢れるワンマンの満足度は、会場を埋め尽くす汗だくの笑顔が物語っていた。

たくさんの掛け声の中、アッパーな「GAME」でライブは後半に入る。それまでとは違う力強いERIのヴォーカルが観客のテンションを更に煽る。メンバー紹介を交えた「ねぇ」でフロアとの一体感を更に強くし、本編最後の「Rocking shoes」で会場の興奮はピークに。アンコールの「雨」、そして初披露の新曲「GLORY
DAYS」まで、ステージもフロアも汗だくになってChu's day.の音楽を全力で楽しんだ。

この日、10/12に下北沢MOSAiCでワンマンライブの開催を発表した彼女たち。ライブを重ねる毎に成長を遂げてきた4人が、次のワンマンではどんな成長を見せてくれるのだろうか。今から楽しみで仕方がない。

TEXT:Takeshi.Yamanaka

 

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