思い出レコードとは、登山正文(ザ・どげざ / 私の思い出)主催のインディーレーベル。元々は自身のバンド音源をリリースするために設立されたレーベルであり、他のバンドをリリースするつもりは無かったという。しかし今回、その才能と心意気に惚れ込んだオーナーの英断により、渚のベートーベンズの新譜発売が決定した! それほどまでに登山氏の心を掴んだ渚のベートーベンズとは何者なのか? そもそも、私の思い出とはどんなバンドなのか? 彼らを知る人物達に、その正体を訊いた! 正直、彼らのポテンシャルは尋常じゃない。ここから京都の常識が変わる! かも??
巷で話題を呼んでいるこの2バンドをご存知ですか?有名&無名人の方々からコメントをいただきました。
現在、京都ロックシーン絶賛暴走中の現存する唯一のアドベンチャーロックバンド、「私の思い出」。全国各地を股にかけ衝撃&笑劇のライブで中毒患者続出中だ。あきれるほど内容のない歌詞、一度聴いたらすぐに歌えるメロディ、ファンクやディスコ、パンクにヘヴィメタル、ハードロックまでやっちゃう無節操さが武器。5人の冒険野郎どもが気合満点で踊る! 気合満点で叫ぶ! 気合満点でギャグを連発する! 京都・磔磔で3回のワンマン、名古屋・得三で2回のワンマン、2014年、2月にファーストアルバム『アドベンチャー!危機一髪!』をリリース。CDジャーナル誌上で「筆者のイチオシ」と絶賛された。島田角栄監督、殺害塩化ビニールザ・クレイジーSKB社長 主演映画『死殺カオス 猿の帝国』にも出演し、社長のバックバンドをつとめた。
出会いは去年の8月25日。4D-JAMのイベントでゲスト出演した日。他にもたくさんゲストが出てたので、客席で見てたら「私の思い出」が登場。“なんじゃこのアホなバンドは?!”しかし、このアホさ加減にどんどん毒されていき、しまいにはCDを買いに行ってしまっていた。彼らのステージは短かったけど、真剣にアホを演じ、何と言っても演奏がグルービー。そしてこの日は、お祝いにかけつけたゲストの立場をよく理解していて、アウェイ感漂いつつも4D-JAMを盛り上げようと必死だった。僕は最近見ないバンドだなと感心した。よく見りゃメンバーイケメンだし。でもアホである。そんな「私の思い出」にみんな是非、毒されてほしい。
京都に地味に地道にかっこよくやっている、「私の思い出」みんなの思いが必ず大きくなり、そしていつかムーブメントになることでしょう! 僕も素直! 謙虚! 感謝! を頭に叩き込んでやっています、京都から全国へいや、世界へと羽ばたいてください。
常識を超越した破格のアドベンチャーバンド、私の思い出! ♫お米・お米炊いてよ・水加減ムズい♫ 初めて会ったその日から、この歌がアタマから離れないぜ! お米の歌にこんなにハマったのは米米CLUBの「KOME KOME WAR」以来だ! どうしてくれる? ねちっこいファンクネスとサイケなギター! 必要以上に男前なリズム隊も、いい。大文字送り火は、私の思い出のメンバーが焚いたキャンプファイヤーなんでしょ? 傷彦はそう信じてるから、送り火を見るとハッピーな気分になれるのさ。ああ、あそこで登山くんたちが飯ごうで美味しいお米を炊いているのだな、と。さあ、私の思い出のキャンプに君も参加してごらん。きっと彼らは君の心にテントを張って、いつまでもいつまでも愉快な歌を歌い続けることだろう…! 私の思い出が君の思い出に変わるのさ。そう、すべては愛ゆえに!
ぼくはわたしの思い出について書きます。メンバぜえいんぼくのことをかわいがってくれます。とくにバタやんがかわいがってくれます。さいごにぼくがわたしの思い出のすきなりゆうを書きます。ロックなところがすきです。(原文ママ)
Do you like your music to have a sense of adventure? Do you like music with a sense of fun? Well, Watashinoomide are a great band to see! Mixing up fantastic tunes with a great sense of humor, Watashinoomide put on a show that will have you shaking your booty and not wanting to stop. With influences all through the history of rock they really are the Adventure Rock Band!
それぞれで音楽活動をしていた江添恵介、おのしほう、麻生達也、西村中毒が、ビール(一人はジンジャエール)片手に集い、結成。メンバー全員が作曲家で、様々な楽器を扱うマルチプレイヤー。音楽歴も様々な4人が出し合う楽曲は一所の音楽ジャンルにとどまらず、また、ボーカル・演奏パートが楽曲によって入れ替わることで、サウンドにも幅広い表情を持つ。結成から1年半を音源制作に費やし、2015年春、15曲入り1stアルバム『フルーツパーラーミュージック』を発表、<思い出レコード>より全国リリースする。同年6月、レコ発記念として京都磔磔にてワンマンコンサートを行う。さらに東京、大阪、和歌山、札幌にてレコ発イベントを開催。現在、休むことなく、2ndアルバムに向けた制作が進行中。
メンバー全員が曲を書き、メンバー全員が唄うからこそ、仕上がった2015年京都の音楽の「満漢全席」。音楽を、音楽たらしめるメロディの美しさ。そのメロディを、より耳に心地よいものに仕上げる輝かしい言葉。そのメロディと言葉を、より美しいものへと仕立てるためのユーモアあふれるアレンジメント。それを演奏するプレイアビリティ。そして、それらを純粋に楽しむミュージシャンたちの姿。このアルバムには全部ある。何を食べても美味しい。が、その美味しさに、理由は求めない。「ミュージシャン」が何も考えず、ただ、音楽の美しさ、楽しさのみを軸に作り上げたこの名盤、ただの「バンドマン」には絶対に作れない代物だ。初めて1枚通して聴いた初夏の午後、至福の時間を過ごさせてもらった。本当にありがとう。
ベートーベンは、渚で曲作りしてたんですね!? やってくれましたね。ザ・ビートルズ、ピンク・フロイド、サイケ、グループサウンズ、はっぴいえんどetc…思い浮かぶのは数えきれないけど。これって渚サウンドですよね!! 似て非なるもの。正にベートーベンのごとく、独創的で刺激的なバンドの登場!! 間違いなく話題になりますね。
カラフルでもなければセピアやモノクロでもなく。きっと若くもないろうけど、シワだらけなんて程じゃなく。うるさいとは言わないものの、静寂というのは似合わなく。でも決して日常をはみ出ることはない歌と音。何故か天気の悪い夕方に聴いて、そう思いました。
バンド名に「ベートーベン」とか入れちゃってるのに、名前負けしていない! 創意工夫の詰まった、たのしい音楽。たのもしい音楽。僕はこんなのが聴きたかったので、うれしいです。くやしいです。