名前は本名から。兵庫県明石市出身、神戸市育ち。自身の経験から家族の絆、生命の不思議、些細なことが大事に繋がっているという拡く大きな意味での愛を唄う。神戸発信のフォークシンガー。ホームレス・フォークシンガーなどと呼ばれ、その経験とフットワークの軽さを活かし全国津々浦々でライブ、イベント出演を続ける。また、自身の震災の体験から依頼があれば地域を問わずどこへでも。小、中、高の学校におもむくゲストティーチャー兼、『弾き語りべ』としても活動中。各地で講演なども行っている。2010年にメジャーデビュー。同年デビュー月のニッポン放送優秀新人に選ばれるなど、その年40以上のメディアに取り上げられ話題になる。デビュー後も変わらずメディア出演から路上ライブ、インストアライブまで地道ながらも精力的な活動は現在も続き着々と人気をあげている。
DJ 浅井 博章
93年よりラジオDJとして活動中。FM802 「SUPERFINE SUNDAY」「REDNIQS」、NACK5「BEAT SHUFFLE」を担当。
グランフロント大阪「ミュージック・バスカー」の一人として、いつも盛り上げてくれています!
作人というアーティストを一言で表すなら、「生」の人だと思う。生活、生命、一生…。身近で普遍的なテーマをメロディーに乗せて紡ぐ彼は、長きにわたって路上に立ち、道行く人々の生の息吹と表情を感じながら、生の歌声を放ってきた。郷愁を意味する「ノスタルジア」から始まり、讃美を意味する「ハレルヤ」で終わる、全6曲。美しいバラードにも、軽快でユニークなポップチューンにも、作人のまっすぐな優しさがあふれている。多くの人が、このCDを再生してからの30分間で、下を向いてばかりいた毎日から解放されるに違いない。誰だって、思うままにはいかないことがたくさんある。一度しかないこの人生を、もう少し大切にしてみよう。生きていくことは、こんなにも喜びに満ちている。つまずいた時は、このCDを聞けばいい。
ナレーター 畑中ふう
大阪のテレビ番組を中心にM1グランプリなど全国区番組も担当。
会ったのは2008年か09年か。爽やかな青年、可愛い男の子、という印象だった。そして話をすると熱い。その熱さが回りを動かしていくのでしょう。
1曲目の『ノスタルジア』で「お!」と心を掴まれた。久しぶりに作人の歌を聴いたが、「大人になったんちゃうん!」と感じてオフィシャルサイトを見たら、そうか、もう30を越えてたか。会った時の印象が強く、まだまだ若いと思ってきたが。『愛しなおし』はタイトルチューンなだけあって歌に力を感じる。作人らしい曲とも思う。全6曲。色んなアプローチで作られた楽曲。素直に好きな曲達だ。「シンプルにいい曲を書くまで」というFacebookのコメントの思いも感じられる。「ほっとっても売れるような名曲」が生まれますように。そうか、大人になっとったんやな^0^
シンガーソングライター・アレンジャー・プロデューサー・ギタリスト 茂村泰彦
プロデュース、楽曲提供として、髙橋真梨子、チューブ、ビートたけし、19、ガンダム、など多数。作人のメジャーデビューアルバム『ディアーシスター』も手がけた。
いよいよ出ましたか。あいかわらずこの声、この歌い方、この歌詞。唯一無二、と言っていいかどうかわからないけど、聴いた瞬間すぐ判る。ああ、作人だなあ。僕にとっては、こんなによく似たような歌い方、使い古されて汚れてしまった歌詞が氾濫している、J-POPと言われる世界で、あきらかに他とは違う、『作人』であってくれるだけで価値がある。どうかこのままこのまま。でももう少し歌詞が聴き取れる方がもっといいかな。個人的には『愛しなおし』という曲がいいなあ、と思ってたら、昔一緒に書いた曲だったんですね。結局、自画自賛になってしまいました。
写真家 霜越春樹
フォトスタジオ「プレスセブン」主宰。彼に撮影してもらうと有名になるという話もあり、藤原紀香、菅野美穂などが彼のカメラの前から飛び立っている。
歌のうまさには定評があり、加えて完成度の高い自作のオリジナルソングをたくさん持っていて、かわいいルックスと相まって人気が出ないのがおかしいというくらいの逸材。さらにステージパフォーマンスが巧みで、つまり関西人、シャベリがおもしろいのだ。でも心配なのはコンサートの半分以上がおしゃべりだったというたかじんのようになるのではないかということ。その方向性もあるけれどそのあたり、うまくバランスをとってやっていただければ、最強のアーティストになると思います。
曲を解説するのは任ではないので単純な感想を記せば、バラードからロックまでバランスがとれた、聞き手を飽きさせない良いアルバムです。わたしのお気には1曲目で、つい先日来日してましたね、ジャクソン・ブラウン。彼を彷彿とさせる作人の引きずるような歌い方が郷愁を刺激します。そういえば曲のタイトルが「ノスタルジア」。うまいことまとまりすぎかもしれませんが、ほんとのことなのですから仕方ありません。