音楽メディア・フリーマガジン

04 Limited Sazabys

その破竹の勢いは、とどまることを知らず。

2014/4/25
shindaita FEVER“monolith tour 2014”
04 Limited Sazabys / BLUE ENCOUNT

4-25tokyo

2マンのスタイルで行われた“monolith tour 2014”東京ファイナル。BLUE ENCOUNTのステージで熱くなった会場はさらに温度を上げ、汗と笑いと熱狂の中、04 Limited Sazabys(以下04LS)のリリースは盛大に祝われた。

入場とともに歓声とハンドクラップが湧き起こり、のっけからパーティのような雰囲気の中、新作の表題曲でもある「monolith」が始まる。キャッチーなグッドメロディ、シンプルで強力なビートに沸点まで一気に到達するオーディエンス。間髪入れずに怒涛の勢いで「nem...」から「Do it Do it」までの4曲を駆け抜けるように演奏する。

続くMCでは、Ba./Vo. GENが自由奔放な話で観客と笑い合う。その中で「18歳くらいからバンドをやっているんですけど、自分が観ている景色が少しずつ変わってきまして、本当に感謝しかないです」とリアルな今の心境を語り、会場は友人のような温かさでその言葉を受け取っていた。そして、本編最後は「Now here, No where」で締めくくられる。

アンコールに応え、ステージに戻った彼らは「Buster Call」を演奏。肩車に乗ったキッズが横一列に並び、一斉にステージに向かって飛び込む。サークルモッシュ、クラウドサーフィン。オーディエンスはありとあらゆる手段で暴れまくる。そして本日最後の曲は1曲目と同じ「monolith」。冒頭よりも力の増した演奏に、会場は更に熱狂する。満員で見動きができなかったフロア後方にぽっかりスペースができるくらい前列へ押しかけるオーディエンスたち。圧縮された空間と04LSが繰り出す音から無尽蔵に生まれるエネルギーを全身で浴びていた。

今、破竹の勢いでネクストステージへと駆け上がる04LS。さらに加速するその勢いはとどまることを知らず、ひたすら上へ突き抜け続ける。

TEXT:馬渡司

  • new_umbro
  • banner-umbloi•ÒW—pj