“モルグモルマルモ3rdアルバム「on Earth」リリース記念 「Tour on Earth in Osaka」”
2016/3/20@心斎橋FootRock&BEERS
モルグモルマルモ / 渚のベートーベンズ / クチナシ / Ryu Matsuyama solo / ペケキングテリー
こんにちは。モルグモルマルモのボーカル・ギターの藤谷です。僕たちの名盤『on Earth』リリースからひと月半が経ち、ついにこの日がやってきた!“Tour on Earth in Osaka”と題した レコ発大阪編は、クチナシ、Ryu Matsuyama solo、渚のベートーベンズ、ペケキング・テリーに出てもらいました。各出演者のステージを振り返ることで、この日がどんな日だったか記録しておきたいと思います。
まず、一番手はクチナシ。最初はVo./ G.の廣岡さんとDr.ゆりあんの二人で登場。その後、サポートの鍵盤とベースが加わり、祝祭感満載のステージ! ステージのあちこちに貼られたモルグメンバーの似顔絵シール、最後の曲「リニューアル」で披露してくれたモルグの「KANPAI」のMVのダンス!(通称・チンチンダンス)かなりBPMが速い曲だったので、「はぇ~!たいへんそうだなぁ(うれしいなぁ)」と思いました。ありがとう!
二番手のRyu Matsuyama soloはYouTubeでしか知らない状態だったのですが、驚きました。今回はソロでのピアノ弾き語りでしたが、ホンモノですよ、これは。Sigur RósやU2ばりのスケールの大きさ! 確かな技術! しかも、イタリア生まれイタリア育ち! と聞くと、なんか嫌味な感じがするけど、ものすごく気さくな好青年でした。スケールの大きな人でした。もっと話したらよかった。今後ともよろしくお願いします。
三番手の渚のベートーベンズは京都の盟友。いつの時代でも色褪せない、ものすごい曲ばかりです。「音楽」が好きなら、渚のベートーベンズの「フルーツパーラーミュージック」というアルバムは聴いてみるといいと思います。とりあえず、「渚のライオン」だけでも聴いてみてください。
四番手のペケキング・テリーさんは大阪のアコギ弾き語りシンガーソングライター。「放送禁止コミックソング」を作り続けている、愛すべき人です。オウムの指名手配犯の歌とか、デヴィ夫人の歌とか。今回初めて聴けた曲は、氷室京介の実家が放火された歌でした。ペケさんは歌を作るときに、実際に現場に足を運んで写真に収めているんですよ。それをステージで見せてくれるのです。すごく笑えるし不謹慎なんだけど、歌の対象への愛に溢れています。こういう愛情の不器用な表現、大好きです。「袋綴じ ペ・オンゲン1 ゴシップ幕の内」というアルバムは、ものすごく豪華なゲストも参加していて、やっぱみんなペケさん大好きなんだなぁと思います。これも、一家に一枚あるとよいです。世の中がよくなります。
トリのモルグモルマルモ。本編最後にやった「シャラララ」がいまいちだったので、アンコールでもう一回やるという暴挙! でも、全会一致でアンコールの方がよかった。自分たちで自分たちを上回るスタイル。最後は「KANPAI」でピースフルに終了。そのまま会場のみんなと乾杯しました。
0時を過ぎて僕は誕生日。FootRock&BEERSから一杯ごちそうになりました。
みんな、どうもありがとうございました! レコ発はまだまだ続きます! しぶとく続きます! どこかであなたとお会いできますように。
TEXT:藤谷祐太(モルグモルマルモ)
下記URLにて、当日の写真を公開中!
http://footrock.jp/footrocknews/20160320