かっこいいって言葉は難しい。
英語でもニュアンスが変わってきますがcoolとかhotとかgoodとかniceとかで訳されますよね。
「かっこいい曲」とかも実際人によって感覚が違います。
日本語でも「格好良い」と「カッコいい」という文字だけの違いで何故か違う意味合いになってくるような気がするんですよね。
しかも「この人、かっこいい!」ってなるのは、だいたいが「狙ってやっていないのに凄いこと、良いことをした人」に思います。
むしろ、狙ってやっていたらカッコ悪いと思われかねないですよね(笑)
ただ、それでも尚「かっこつけ続ける人」はかっこいいと僕は思うんです。
うん
明けましておめでとうございます。
S.H.Eのギターseijiです!
歳も重ねると「かっこいい生き方ってどんなかな?」というのと現実とのギャップに苦しめられる毎日です(笑)
やっぱ狙ってんじゃないかな?とか思う人もいますし、なるだけ信念は曲げないでいきたいですね!新年だけに!(爆発)
今回紹介したい映画は何て言えばいいんだろう……強いて言うなら「世界一かっこいい映画」ですかね。
特にパンクロックな人がわかりやすいのかな?真っ当に生きれない人たちは感銘を受けると思います(笑)
ひとまず紹介しておきます。
僕が思う世界一かっこいい映画
[ LORDS OF DOGTOWN ]
〜あらすじ〜
「20年後も、僕たちの夏休みは続くと思っていた——。」
少年たちはスケートボードで世界を変えた。
1970年代のアメリカ西海岸ドッグタウンにて、スケートボードの斬新なスタイルを生んだZ-BOYSの実話を基に映画化。Z-BOYSの中心メンバー、トニー・アルバとジェイ・アダムスが役作りの指導に当たり、ステイシー・ペラルタが脚本を担当した。
1975年、カリフォルニア州ヴェニスビーチ。ドッグタウンと呼ばれる寂れた街で、サーフィンとスケートボードに没頭するステイシー、ジェイ、トニーの3人が、溜り場のサーフ・ショップ「ゼファー」のスケート・チーム「Z-BOYS」から独立し、それぞれの道を歩むまでを描いている。
とまぁ、ざっくりとしか説明しませんし、何の映画かと聞かれればスケボーかな?くらいです。
ただ、一人一人がなんかかっこいいんです。フォーカスされるのは特に3人なんですが
それだけじゃない文化なのか人間性なのか、
言葉にできないものが表現されてます。
今は映画館では間違いなく見れないものなので借りてみるとして、インタビューみたいなのも別で見ることができます。なんせ実話なので(笑)
本人達の発言1個1個かっこいいのは当然として、まずジェイ本人が話すシーンは本気で震えます。立ち振舞いもかっこいいんです。というか多分「どんな窮地でも仲間にいるだけで安心できる体質」の存在なんだろうなと思います。昔、ナポレオンとかはそういう存在だったと聞きます。
あと、他のインタビューで
「スケボーの練習で骨折した?何いってんだ?当たり前だろそんなもん」的な発言があります。
今やこんな発言したら即ニュースで叩かれるでしょうね(笑)
でも本人たちは曲げないでしょう。
どんなに窮地に立たされても例え貧しくなってもスタイルを曲げない。
本当にかっこいいと思います。
ホンモノのスタイルとか考え方を知りたいと思う人は是非!この映画を観てください。
ちなみにこの映画の音楽についてなんですが、まず挿入歌がめちゃくちゃ多いです。
むしろ音楽監督もすごい人なんですが一旦挿入歌の参加アーティスト並べます。↓
ジミ・ヘンドリックス
ディープ・パープル
イギー・ポップ
デヴィッド・ボウイ
ブラック・サバス
ライズ・アゲインスト
T-レックス
ロッド・スチュアート
ソーシャル・ディストーション
ナザレス
フォガット
スウィート
テッド・ニュージェント
ジョー・ウォルシュ
オールマン・ブラザーズ・バンド
スパークルホース and トム・ヨーク
ストゥージズ
ピーター・トッシュ
アリス・クーパー
スリー・ドッグ・ナイト
ジャン&ディーン
ブラックバーズ
ブルー・オイスター・カルト
ディーヴォ
スティーヴィー・ワンダー
ファンカデリック
オハイオ・プレイヤーズ
フェイセズ
クリーム
音楽監督はマーク・マザーズボー。
彼はアメリカ合衆国のミュージシャンで、ニューウェーヴ・バンド『ディーヴォ』の創立メンバー。
シンセサイザーの使い方に一家言もっておりシンセサイザーをシンセサイザーとして使う方法論は、日本においてテクノポップというジャンルが成立するきっかけとなった。
映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のエメット・ブラウン博士(ドク)役をオファーされたが断っている。
2012年のディズニー映画「モンスター・ホテル」の音楽を担当。
2013年のアメリカ映画『ラストベガス』で作曲を務めた。
という他にも20作品以上ありますがすごい人。
他、参加アーティストを見ても凄さは伝わるはずです。
豪華が過ぎる。
しかも「あっこれあの曲だ!」という感じにもならずシーンにシンクロした内容でした。
はじめ、この映画は言ってしまえば僕も憧れる先輩のおすすめだったので観たんです。
スケボーの技術が凄いかは俳優さんが演じているのと僕もそんなにスケボーの知識が無いので良くわからないですが、スタイルとか
……みなさんもお気付きの(笑)僕の大好物「もやもやする情緒」に訴えかける作品です。
僕自信が海外の西海岸を起源とするアーティスト達のスタイルや服装やそのバックボーン等にのめり込むことになるきっかけの映画です。
何故口が悪いのか、ボールチェーンはどこから来たのか、何故ズボンを下げてはくのか、アーティスト達がディッキーズのワークパンツやデニムでステージに立つ理由等、色んなもののわかりやすい例えになっている作品だと思います。
そんな世界一かっこいい映画、良かったら新年一発目の映画にして頂けたら光栄です!
それではまたどこかの会場で!
■ S.H.E member
・Vo&Gt.Yucci 「この人カッコいい!」と思える人→うちのお父さん
・Gt.Ryosuke「この人カッコいい!」と思える人→太陽みたいな人
・Gt.Seiji「この人カッコいい!」と思える人→ジェイ・アダムス
・Ba.Kazuumi「この人カッコいい!」と思える人→野原ひろし(クレヨンしんちゃん)
・Dr.Kazuki「この人カッコいい!」と思える人→阿部寛
■ Official website https://www.she-web.net
■Twitter @strugglehead
■CD情報
5th Album【BUBBLES(バブルス)】
9曲収録 ¥2000(税別)
型番:THPM-002 製造元:TastingHeadzProduction/brittford
販売元:Ultra-Vybe, inc.
リードトラック「hiria(ヒリア)」MV公開中!
4th album[ScHrodingEr](シュレディンガー)より「daub」MV公開!
4th album[ScHrodingEr](シュレディンガー)より「Dear my sun.」MV公開!
■LIVE INFO
2018.1.17 心斎橋DROP
2018.1.21 越谷EASYGOINGS
2018.1.27 吉祥寺SHUFFLE
2018.2.2 立川BABEL
2018.2.11 お茶の水Zippal Hall
2018.2.12 越谷EASYGOINGS
2018.2.16 代々木labo
2018.2.17 新宿Wildside Tokyo
2018.2.25 甲府CONVICTION
2018.3.9 新宿Live Freak
-S.H.E presents東日本大震災チャリティイベント[Think-alive Vol.15]