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残響レコード社長兼te’ギター河野のコラム「イメージを形に」vol.6

PH_kono現在、te’のツアー中でございます。この原稿を書いているのは、te’の岡山公演が終了したあたりで、実家の倉敷にて書いております。ツアーとは、楽しくもあり、辛くもあります。いろんな場所で皆さんにお会いできるのは本当に楽しいことです。たくさんの方々に来ていただいて、嬉しく思っております。だからこそ、万全な体制でツアーに望み、1本1本のライブに愛情を込めてお届けしたいと思っております。しかし、ツアーは移動などでかなり体力を消耗します。ステージだけでもかなり体力を消耗するのに、移動でも同じくらい体力を消耗します。まだまだ体力的に負けていられないので、しっかり体調管理が大切ですね。te’のライブでは、今回はワンマンと対バン形式があるのですが、ワンマンは本当にたくさんの曲をやることができて、もっと本当はやりたいけど、いろんな事情を考えて、最大限の曲数をやっています。特に、事前の準備からコンセプト作り、ライブの練習なども含めると、ワンマンライブというのはかなりの時間と労力をかけて行っております。だからこそ、終わった時の達成感、充実感があり、みんなに満足いただけるライブができたかな? なんて気にしながらライブをやっています。今回のte’のワンマンは新しい試みを行っている(こられた方はわかると思いますが)のですが、これも本当に準備が大変でした。でも、現在のところ、順調に進行しております。また、ライブをやるごとに成長していかなければならないので、もっと良くするにはどうすれば良いかを毎回メンバーと話しあったりしています。対バンライブは対バンの良さがあります。対バンライブでは、一緒に出演するバンドのタイプ、順番、イベントの主旨などを考慮して、どうすれば自分たちのライブを1日を通して良いものにできるか、さらに自分たちのライブを短い時間で良いライブにすることができるか、など別のことを準備することがたくさんあります。ただ、曲をやっていれば良いというのは、アマチュアの考えること。お金をいただく以上は、どうすれば皆にとって最高の1日になるのだろうかということを考えます。te’のメンバーだけでも、価値観がみんな違うので、意見の衝突はあります。その中で、議論をしながら今回のツアーコンセプトにずれないようにして、一番良い方向に持って行きます。何が言いたいかというと、ライブ1本に対して、本当に準備が大切だということです。どれだけ練習したかより、どれだけ考えたか、準備したか、イメージしたか、が当日のライブを左右します。たかが、1時間くらいのことかもしれませんが、30分でも1時間でも2時間でも準備にかける時間はかわりません。te’の12/18の渋谷WWWのファイナルでお待ちしております!

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