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STUDIO CHAPTER H[aus]エンジニア 樫村治延のPAST & POST MASTERS#49

*イチオシ音源、こだわりの機材を新旧問わずご紹介するコーナーです*

 

<特集記事>

茨城県土浦市発 音楽サーキットフェス TSUCHIURA JACK 2024』開催

 

202469日(日)午前11時より、茨城県土浦市のライブハウスなど8か所の会場で

「音楽サーキットフェス 土浦ジャック2024」が開催されます。

イベント主催者であり、地元土浦市を中心に音楽活動をしている浜小路ヨハン氏にお話を伺いました。

 

*土浦ジャックを立ち上げることになった経緯

2023年の4月22日に、この『TSUCHIURA JACK』の記念すべき第1回目が開催されました。

この第1回目と同日の14:00に、私自身初のホールワンマン「開花宣言」を

土浦駅前にある『茨城県 県南生涯学習センター多目的ホール』で開催しているんです。

もともとホールワンマンをやることが、自分の音楽活動においての一つの目標だったのですが

ホールワンマンを夜にやると、観に来てくれた仲間のミュージシャンたちが

その日LIVEできなくなってしまうじゃないですか。

私の周りのミュージシャンはLIVEで生計を立てている人が多いので

そこまで面倒を見るのが筋だと考えて、土浦駅のLIVEができるお店を抑えたんです。

みんなにLIVEをしてもらおうと考えてね。

そしたら『あれ?これサーキットイベントにできるんじゃね?』と思いついてしまって(笑)

ホールワンマンのあとにサーキットイベントもやるなんて聞いたことなかったので

そっからはもうノリと勢いです。

 

*土浦ジャックの特徴、特にアピールしたいこと

前回は「ホールワンマンの後にすぐさまサーキットイベント!」ってのが特徴の一つだったのですが

今回は私のホールワンマンは無し。さすがにしんどかったので(笑)

今回の特徴は…2つですね。

まずひとつは、全出演ミュージシャンにちゃんと【実力】があることですね。

お笑いで例えるなら「M-1の準決勝」みたいなイベントですね。

M-1の決勝戦にでるコンビって、初めて見るコンビ多いですよね。

でも、ネタが始まったら笑っちゃうじゃないですか。

やはり決勝戦まで上がってくるだけの【実力】派。観ている人を楽しませてくれます。

ジャックもそんなイベントなんですよ。

でもやっぱりテレビに映るほどの「アレ」がないので、謙遜して準決勝ってことで(笑)

あともう一つは【ちょうどいい】ってことですかね。

そう、ちょうどいいんですよ。

まず開催地である茨城県土浦市。

記事をご覧の方からすると「どこやねん!」と思うかもしれないのですが

私の生まれた土浦市は、なんと東京の中心地から約60kmしか離れておりません。

電車ですと、東京駅から鈍行でも1時間ちょっとで着きます。

そうなんですよ、近いんですよ。うらやましいでしょ。

俗に言うベッドタウンって言われる街です。

昔から居酒屋やムフフなお店が乱立する、お世辞にも治安の良いとは言い難い地方都市です。

東京からの距離も【ちょうどいい】

あとお店の規模も【ちょうどいい】んですよ。

今回も一番大きい会場で80人収容サイズ。

弾き語りの良さである「人間味」ってやつを感じるには、十分すぎるほどの距離で

「音楽」を「唄」の素晴らしさを体感できるんじゃないでしょうか。

 

 

*昨年開催して印象に残ったこと

昨年は疲労と、たくさんのお酒をご馳走になった関係で、あんまり覚えていないんですよね(笑)

ただ、みんなずーっと笑顔だったことだけは鮮明に覚えております。

 

*来場者からどんな反応があったか

地元だけじゃなく、地方から来てくれたお客様、開催店舗の方からも

「また来年開催してよ」と、うれしい言葉をたくさんいただきました。

 

*今年の出場者について

まず嬉しいのが、昨年出てくれたミュージシャン38組中35組が快諾してくれたこと

それに合わせて今年は合計64組のミュージシャンが参加してくれることになりました。

全員私が大好きな、実力のあるミュージシャンです。 

 

TSUCHIURA JACK のX

https://twitter.com/Tsuchiurajack


<浜小路ヨハン氏プロフィール>

1984年2月21日生まれ。土浦市出身。

スウェーデン人の母親と日本人の父親を持つ。本名。

2005年ごろから音楽活動を始め、プロのミュージシャンを目指すが

2009年の結婚を機に、アマチュアミュージシャンとして音楽を一生続けることを選択していた。

地元茨城県内で500回以上のステージに立ち、100回以上の小規模音楽イベントを手掛ける。

コロナ禍から始めた自主企画『SUBJECTIVE LATE SHOW』は50回を超え

そのほとんどが規定の収容人数でソールドアウトとなる。

2022年4月、13年間務めた大手清掃会社を退社し、プロミュージシャンとして旗揚げ。

まずは実力試しと、弾き語りスタイルで全国行脚を開始する。

その高いライブパフォーマンス力と楽曲の良さがウケ、各地のコアな音楽ファンに評価される。

2023年4月22日、自身初となるホールワンマン『開花宣言』を茨城県 県南生涯学習センターにて開催。

また同日に土浦駅前周遊サーキットイベント『TSUCHIURA JACK 2023』を開催し

両イベント合わせて350名以上を全国から動員。

2023年11月『メジャーに行くためにアルバムを作りたい』という思いから、クラウドファンディングを実施。

ローカルミュージシャンとしては異例の270万もの支援を得る。

現在、そのための音源を制作中。

好きなものは、お酒と猫。そして人。

 

2005年 弾き語りで音楽活動を始める。その後、バンドメンバーを探すためにマイペースに活動。

2008年 planting hope結成

2009年 planting hope解散

2010年 音楽家のGUNJIとTHE HARVESTを結成

4枚のデモと2枚のミニアルバムをリリース

7枚のオムニバス作品に参加

2022年 THE HARVESTから『浜小路ヨハン』のソロ名義に変更。

2023年1月13日

ソロ音源『TOMORROW』を発表。2ヶ月で46本の弾き語り全国ツアーを行う。

2023年4月22日

ホールワンマン『開花宣言』開催

土浦駅前周遊サーキットフェス『TSUCHIURA JACK 2023』主催

 

浜小路ヨハンのX

https://x.com/johan0221?s=21&t=bs-lzUl3eFHIpJVdlp5zEw

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