STUDIO CHAPTER H[aus]エンジニア 樫村治延のPAST & POST MASTERS #17
*イチオシ音源、こだわりの機材を新旧問わずご紹介するコーナーです*
<MV > Beadroads 「 RAINとPAIN 」
https://www.youtube.com/watch?v=RjriGzy1qa0
ビートルズ、トッド・ラングレン、XTCあたりから、ジェリーフィッシュ、エディーブリエル&New Bohemians、New Radicalsといった、ちょい玄人受けする洋楽の黄金律がさりげなく散りばめられている。
Cuicks 「 midi glide 」
ネオアコ、モンド、アブストラクト、ディスコパンクなどのバックグラウンドを手際よくアウトプットした意欲作。彼らのネクストフェーズにつながるであろう次世代型フューチャーポップだ。
The Mega Kipple 「 Like a Maracas 」
ガレージ、ハードコア、初期パンクなどの硬派なロックサウンドで、独自の世界観を作り上げているミニアルバム。楽曲によってはメロディアスな箇所もあったりして、想定外のポイントが面白味を倍増させている。
nikiie 「 YORO 」
DADALAYのメンバーとしても活動中のnikiie。この曲は最小限のストラクチャーのみで構成されている、ニューエイジオルタナポップと呼べそう。作品全体に北欧を連想させる、洗練されたハイソなポップスだ。
日々かりめろ 「 115 」
結成5年目に発売された、5作目のボリューム満点のフルアルバム。濃密なエッセンスで形成されているが、肩ひじ張らずに自然に聴ける。豪華なゲストミュージシャンの参加も話題の一つ。全国発売中。
THE SKA JUNCTIONS 「 Feel the Beat 」
様々な音楽要素とスカがクロスオーバーする「ハイブリットスカ」をキーワードとして掲げる彼ら。オールドスクールとニュースクールの混ぜ具合を楽しんでいる様が容易に想像できる。
DRAWMER MX PRO 60
名アウトボード「 DRAWMER 1960」の兄弟機。1chのチャンネルストリップだが、EQとコンプは細かい設定も出来る。マイクプリ部分は、ややワイルドながら扱いやすい。