電車の中で学生らしき2人の会話。「就活どうなん?」「いや、全然やわ〜。。」「そっか、頑張れよ。あ!あと今週末のキャンプやけど台風来るみたいやから来週にしようか。」「そうなん、わかった。…はぁ…しかし、いいよな〜…。台風は進路が決まってて〜…」
どうも音楽業界の台風の目になりたい太陽と虎の松原です!おはよだよ。という事で今日のお話は先日とある雑誌の取材を受ける事になった時の事です。見たことの無い雑誌だったが、30分程度でいいと言う事なのと中々の好青年の担当者だったので引き受ける事にした。取材日当日、インタビュアーと担当者の2名で事務所にやってきた。取材内容は松原の仕事とCOMIN’KOBEというイベントについてとの事。
簡単な説明を受けてから、さぁ取材が始まるという瞬間にインタビュアーがあたふたしている。担当者が小声で「どうしたん?始めるで?」と少し苛立ってインタビュアーに迫った。「いや、違うんです。テープレコーダーの容量がいっぱいで…」インタビュアーsay。「だから会社出る時に全部消してって言ったやん。」担当者say。「いや、消したはずなんです。。でも何か残ってて…」インタビュアーsay。「いや〜松原さん、すみません。ちょっとお待ちくださいね。」担当者が笑顔で松原に謝罪する。別にこれぐらいで怒る程、器は小さくない。「全然大丈夫ですよ〜!」松原は大人の笑顔で優しく答える。そこからは彼らのやりとりが続く。
「あれ?削除してるのにデータが消えないんですよ…」「なんでなん!?そんな訳ないでしょ。貸して!」担当者はレコーダーを奪って液晶画面を操作するが、「あれ?ほんまや。消えない…なんで。」「でしょ?消えないんですよ。」「だったらもう1個のレコーダーでやろう。持って来てるやんな?」「はい。そうしましょうか。」そして別のレコーダーを鞄から取り出すして電源を入れるインタビュアー。「あれ?電源が入らない。。。」「もう!なんで?貸して!」担当者もさっきまでの笑顔は完全に消えてイライラが顔からこぼれ出る。「ちょっと!これ電池が無いんじゃない?」「いや、電池変えてきましたよ!」「電源が入らないって事は電池しか原因ないやんけ!」「だから会社出る時に2つとも電池を変えたのでそんな事は無いです!」…もう完全に喧嘩になってきている。謎にその場にいる松原は気まずさに包まれ、まるで松原が悪い様な錯覚にさえ陥る。「ちょっとさっきのレコーダー貸して!この電池を抜いて使ってみて!」「いや、だからそんな訳ないですって!」言い返すインタビュアーを無視して担当者が電池を入れ替える。するとレコーダーの電源が見事にONになる。「ほら!入ったやんけ!全然さっきから俺が言った事、出来てないやん!」「いや、僕は絶対データ削除しましたし、電池を変えましたって!」「実際に消えてないし、電池が切れてるやんけ!言い訳するな!」担当者の怒りはピークを迎え、そして「松原さん、すみません。それではインタビューを始めさせて頂きますね。」と引きつったスマイルで話しかけてくる。いや、この空気でインタビュー出来るか〜!ほんでインタビュアーも完全にすねてるし、変な空気出てるやん!マジで何なん、この取材!挙句の果てに「今ので10分ぐらい時間が経ってしまったので20分で取材を終わらせますのでご安心ください!」いやいや、やるならちゃんとしてー!ほんでインタビュアーも全然テンションOFFやから電池と一緒にこいつも変えてください!!!