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松原裕の神戸市議会委員・選挙活動への道 Vol.19

衝撃の政権交代から早数ヶ月、気がつけばもう2009年のカウントダウンを始めている今日この頃。松原が住む我が街神戸でも先日神戸市長選挙が行われた。「なんで立候補しなかったの?」と、人の人生を何だと思っているのか解らない身勝手な知人たちがこぞってこういう質問を投げかけてくる。こちらとしてはギャグで立候補しようかと思ったが、ウケる気がしなかったので大至急その考えをもみ消したのだが、なんだったら毎年出ている「M-1グランプリ」でさえ応募し忘れてて今年の出演を諦めた男が神戸市長に立候補している訳がない。しかしもし本当に松原が神戸市長に立候補したら一体どうなっていたか? もうせっかくなのでこの隔月連載本コラムを利用して松原市長への道を検証してみたいと思います。

まずデメリットから検証するとしよう。ここについては完全に1つ! 「みんなに引かれる」この1つしか無い。「えっ! あいつ本気やったん?」「松原って自分の事、何やと思ってるの?」こういう声が飛び交う事は必至。現に松原も芸能人が政治家になるとちょっと引いてしまう。しかしメリットについては沢山思い浮かぶ。まずギャグとしては中々である。体張りまくりの人生をかけたギャグになる。落選した暁には格好の笑い者である。他には選挙ポスターの下半分とかにスタクラのスケジュールを掲載する事で街中で堂々とライブ告知が可能。選挙カーに乗りながらイベント告知も出来、出演バンドにはメリットしかない。さぁ、いよいよ立候補したくなってきた。そこで立候補に大事なもの。そう! お決まりのマニフェストだ! なので松原が掲げるロックマニフェストと題して一部を大公開〜〜

【新党設立で神戸の新しい夜明け】
●ローリングス党を発足→とりあえずなんかそれっぽいネーミング優先で発足。活動内容はおって検討。

【透明度の高い市役所・役人天国に終止符】
●外郭団体への天下りを禁止し、夢を諦めざるを得なかったバンドマンに今までの天下り先を斡旋。→バンド解散後、リスクの少ない人生を設計。

【教育施策全般のヴィジョン】
●義務教育期間中のバンドマンに楽器無料化→楽器に触れる機会を増やし、少子化で減少していくバンドマンを増加させバンドマン不足を解消。

●小学校6年生まではライブハウスへの入場無料化→幼い時期からロックに触れ合い、ロックの世界に引き入れる。

●ロックバンドに在籍する子がいる世帯に経済的援助→1世帯にチケットノルマ2000円×20枚=40000円を支給。第2子以降は増額を検討。同じバンドに在籍の場合は例外。

●モヒカン、リーゼントなどロックバンドらしいヘアースタイルで市内のインフラを無料化→ロック都市神戸として町中にバンドマンらしい光景を増加。

●家庭・地域と学校が連携して、「ドラッグ」「セックス」「ロックンロール」の3つの面で子どもたちの基礎教育の力を育成→E.YAZAWA科を追加し、教育を抜本的に改革。マイクスタンドを支給。

●学童保育を24時間化→ライブ好きの父兄がライブハウスに行きやすい環境を実現。

【バンドマンの住みやすい世の中】
●神戸市内に来るツアーバンドの高速料金無料化→全国からツアーバンドを呼び、街の活性化

●バンドマン手帳を実施し、公共機関、所得税などの免除→所得の低いバンドマンに暮らしやすい世の中を。

●チケットの半券持参で公共機関無料化→ライブに通う市民を支援。ライブチケットの30%を保険で負担。

●いつも現場にいる市長は各区に出かけ、区役所で年間50回のライブを実施→区役所にステージを設置し、区役所を街のホットステーション化

【医療福祉に関して】
●パンクバンド、ハードコアバンドがライブ中のステージングにより怪我などの医療費完全無料化→初期衝動な激しいステージングのやり易い世の中に。刺激あるライブが実現。

などなど政治では無く選挙に必死なマニフェスト。完全に神戸の為にならないロック市長。ロックの定義と真逆すぎる内容にて検証の結果・松原は「立候補しなくて良かった」となりました。これでは神戸市長どころか神戸支障になってしまいますね。(まさかのダジャレオチ)

お忙しい中、こんなくだらない事にお付き合い頂き申し訳ありませんでした!!!
それではみなさんまた4年後の市長選挙でお会いしましょう〜!(←しつこい)

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