音楽メディア・フリーマガジン

沖縄ファイル Vol.21

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【当たり前と思ってた音楽の自由を“守る”ためにも、選挙へ行こう!】

「自分の財布の中身や音楽の未来を決める大事な一票を!」

2012/12/16、衆議院選挙。今回はいきなり解散、急な選挙となったけど、やっぱり毎回ガッカリさせられるのは投票率の低さ。特にこのJungleLifeを読んでるであろう、私達20〜40代の世代。選挙を「政治の話」だと思って無視してる間に、もはや音楽の世界にも、あなたの財布の中身にも、あなたが吸う空気や飲む水や子どもの命にも、既に迷惑な影響を及ぼしてるんだよ? 例えば「ダンス規制」って何だよ!? 原発? 徴兵制? 基本的人権の削除? 50代以上の人達が決めた未来に私達の子ども達が生きる事になるんだよ? 10年後、20年後、何が起こっても責任も取れないオッサン達にただ任せるんじゃなくて、自分達の未来をつかみ取らなきゃ! 「徴兵制? 戦争行くよりギター弾きてぇ」とか意思表示するのが選挙だよ。
投票したい政治家がいないのも分かるけど、まずはよく情報を集めて、「こいつは絶対ダメだろ」と思う人を落とす為に消去法で「よりマシ」を選び続けて行けば、少しずつレベルは上がって行くよ。今回の選挙でも、坂本龍一を中心に、様々なアーティストが声を上げたよ。私達、音楽を愛する1人1人も難しいからとかって目をそらさないで、1度や2度投票したぐらいで結果が出なくても諦めないで、「当たり前ではなくなった音楽や表現の自由」を取り戻すためには投票は当たり前、それ以上のアーティスト的行動を立ち上げていこうぜ! 未来は僕らの手の中! 次は来年、参議院選挙! 未来に向けて本気出そうぜ! 「Get Up Stand Up!! Stand up for your right!」(権利の為に立ち上がれ!by BobMarley )
★「坂本龍一から政治家の皆さんへ」⇒http://skmtsocial.tumblr.com/

【番外編レポ!】沖縄インディーズNOT DEAD!忘年会でなく“望年会”!

年末差し迫る12/14(金)、タワレコ那覇店の古田店長からFACEBOOKを通じて、「沖縄で音楽に関わるお仕事をしているみなさま、そして沖縄のアーティストとお仕事をする機会のあるみなさま(可能性も含めて)に飲み会のお誘いです☆」という呼びかけで飲み会が開催された。私は基本的に「名刺交換会」とか「異業種交流会」みたいなお誘いを頂いても「今ある関係でさえ丁寧にお付き合いできてないのに、別に新しい出会いとか取引とか要らないし…」という思いで丁重にお断りさせて頂いて来たのだが、今回は主催者陣はもちろん、参加に名乗りを上げてる人達がまさに「今ある関係」の中でも面白すぎる顔ぶれで、そりゃ万難を排して参加せねば! と遅ればせながら参加。会場となったのは前号で紹介した、2012年3月オープンのライブハウス「output」。その代表&PAの濱里圭と店長の上江洲修はもちろん、以前PJが沖縄に来た時のレポ(167号)でも紹介した卸業者「沖縄レコード商事」屋宜さんも首謀者の1人。参加者は様々なアーティストのマネージャーさんやレーベル、レコード会社、沖縄県内の放送局&媒体関係、イベント制作関連、など幅広く奥深く。
最初は上江洲店長の段取りで、1人ずつ登壇して「自己紹介+おすすめの1枚」をみんなで聞くという形だったが、これだけ濃密な面々が揃えばそりゃぁ段取り無視で自然とグループに分かれていき、入れ替わり立ち替わりつつ、話も熱く濃く深まり高まっていく。私と屋宜さんは以前も話した事あるテーマで再燃、「CDの売れない時代に私達はどういう戦略を立てたら良いか」「CMとのタイアップ」「イベントとの絡み」「購買ターゲットの意識マーケティング」「レーベルとの契約関係や著作権」などなど、話はぐんぐん過熱。「KEN子さん、そんな話はステージでやって下さいよー!」と言われつつ話は更に益々盛り上がり、「2013年からバンドマンの駆け込み寺的トークイベントまたはUSTREAM番組やるかー?」などという話にまで発展!(笑)実現するかどうかは別としても、3人寄れば文殊の智恵、これだけの音楽関係者が集まって知識やアイディアや人脈をうまく繋ぎ合わせればきっと面白い事ができるに違いない! また2回目3回目やろう!と盛り上がっているので、2013年の更なる良い展開を期待したい!

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