あの震災から1年。くるりは石巻のみんなと一緒に作った歌、「石巻復興節」を2012/3/12に石巻市内と、インターネット通信販売にてリリース。石巻で暮らす人々の言葉を紡ぎ、復興を願う気持ちとともに、新たな日本の民謡を作り上げました。今回はその作品の制作過程をお届け致します。
レコーディングは京都にあるとある場所で行いました。民家に機材を持ち込み、様々な工夫を凝らしてベーシックを録音しました。
ファンファンも歌唱で参加しました。“京都音楽博覧会”でも細野晴臣さんとご一緒した「ルーチューガンボ」でコーラスの実力は実証済み。素敵なコーラスです。
チンドンも今回のレコーディングに参加。くるりのレコーディングでチンドンをとりいれたのは初めてではないでしょうか。どんな使い方をしているのか興味津々。
構成譜を見ながら、テイクのチェックをしている岸田さん。ベストなテイクかどうか、そしてさらなるアイデアを膨らませている瞬間。
みんなで合唱。思い思いに気持ちを込めて熱唱してる様子がうかがえます。日本の民謡らしく、要所要所で合いの手やかけ声など様々な試みが。
「石巻復興節」を一緒に作った石巻開成団地に住んでいらっしゃる方々の前でライブ演奏。歌詞をみながら一緒に歌って下さる姿に感動。
ライブ演奏後、みなさんと記念撮影。みんなの気持ちが一つになり、笑顔で溢れる素晴らしい日になりました。
そして遂にCDが完成。ジャケットの写真も石巻の現地の方々とも相談して決定。石巻市内ではCDショップだけではなく、理髪店や精肉店、喫茶店、呉服店などさまざまな場所で販売しています。是非みなさん石巻に足を運んでみて下さい。
石巻復興節に関する情報、そして先日決まった全国ツアーの情報はくるりonWEB http://www.quruli.netまでアクセス!