音楽メディア・フリーマガジン

STUDIO CHAPTER H[aus]エンジニア 樫村治延のPAST & POST MASTERS#2

STUDIO CHAPTER H[aus]エンジニア 樫村治延のPAST & POST MASTERS
*イチオシ音源、こだわりの機材を新旧問わずご紹介するコーナーです*

The echo dek 「City Light」

The echo dek初期の名曲。ネオアコ、アノラック、ドリームポップ、ポストオルタナティブ、そしてシューゲイザーの断片的フレーバーが、ウイットに飛びながら全方位にクロスオーバーしている。


Cuicks 「blue sonic ep.」

Cuicks初期のラグジュアリーポップの集合体とでも言うべきep。オオヤユウスケ率いるLabLife、渡部高士を中心としたOverRocketなどを偶発的にオマージュしたサウンドスケープは、ポスト渋谷系ならぬ「プレ渋谷系」と呼べそうだ。


than 「see line – single 」

関西屈指のエモオルタナバンドのシングル。世界最大のインディーズバンドコンテスト「エマージェンザ・ジャパン」2018年度大会で優勝、ドイツの大型フェス「TAUBERTAL FESTIVAL」にも出演。筋金入りのステージングも圧巻だ。


Andare 「鏡に映る花のように」

年間100本以上のライブをこなし、サーキットイベント、フェスにも常連となりつつある彼らの1stアルバム。アルバムにはアルカラのベーシスト下上貴弘氏が参加、フジテレビ系ドキュメンタリー「NonFix」エンディング曲を担当と話題も豊富。


星野李奈 「Attack!!」

キングレコード所属ガールズロックバンド エルフリーデのベーシストや、ジャズギタリスト矢堀孝一氏のツアーメンバーとしても活動する星野李奈のソロアルバム。今作には、同じレコード会社の若手フュージョンバンドDEZOLVEのギタリスト北川翔也が、ギターだけでなくトラックアレンジャーとしても全面的に参加している。


HINOMARI 「NO FEELINGS」

約2年の歳月をかけ制作された彼らの自信作。レディオヘッドなどの世界中のオルタナロックを研究しつくして独自の路線を確立し、西日本の大規模フェス「ミナミホイール」にも出演している。


TASCAM DV-RA1000

2005年頃に「次世代のマスターレコーダー」としてリリースされたハイエンドな機材。PCMはもちろんのこと、DSDフォーマットにも対応している優れもの。

STUDIO CHAPTER H[aus]エンジニア 樫村治延のPAST & POST MASTERS#1

STUDIO CHAPTER H[aus]エンジニア 樫村治延のPAST & POST MASTERS
*イチオシ音源、こだわりの機材を新旧問わずご紹介するコーナーです*

【日々かりめろ】


年間平均300本ものライブをこなすライブデュオ。
昨年末に行われた東京国際フォーラムでのワンマンライブチケットは、約一か月でソールドアウト。実力、実績ともに着実にライズアップしている。



【cruyff in the bedroom】「 HATE ME 」


国内を代表するシューゲイザーバンドのアルバム。90’s英国のマンチェスター・ムーブメントを踏襲しながらも、現在進行形のオルタナティブ、ニューウエーブ、マッドチェスター系をも貪欲に取り入れる姿勢には敬服する。全国発売中。

【nikiie】「 TRANSFER 」

「DADARAY(ゲス極メンバー休日課長の別バンド)」のVo.も務めるnikiieの、オルタナ感たっぷりなソロミニアルバム。様々なタイアップも経験し、実力だけでなく話題性も豊富。
全国発売中。

【星野由美子】「 ソレイユ 」

ジャズヴォーカリスト&ピアニストとして活躍する彼女が、自身の音楽性を極限まで追求した代表作。トロンボーン奏者 中路英明氏(ex.オルケスタ・デル・ソル、熱帯JAZZ楽団)も参加するなど、豪華なゲスト陣も話題の一つ。全国発売中。

極悪いちご団】「 十年鴉 」

一言で表すなら「お江戸時代劇ロック」とも呼べそうな、オリジナリティーの塊の彼ら。卓越した演奏力と、和ものに振り切った潔さには非常に共感できる。一度聴いたら病みつき間違いなし。全国発売中。

【S.H.E】「 A to Z 」

時代を超えたエモロックバンドの総結集とでも例えるべきアルバム。エマージェンザジャパンで優勝、ドイツの大型音楽フェスへの参加、チバテレ番組のエンディングに起用など経験値も高い。全国発売中。


【WAVES L2】

プラグインソフトではどうあがいても太刀打ちできない「濃密で豊潤なサウンドスケープ」が手軽に制作できる逸品。音楽的に音圧が上げやすく、かつ背伸びしている感じが全くしない点が好印象。

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