STUDIO CHAPTER H[aus]エンジニア 樫村治延のPAST & POST MASTERS #25
*イチオシ音源、こだわりの機材を新旧問わずご紹介するコーナーです*
<特集アーティスト>日本語JAZZ歌手 深川隆成が世に問う反戦歌の世界
深川隆成(フカガワ リュウセイ)
1963年4月6日、茨城県水戸市生まれ。同県つくば市在住。
オリジナル曲及び、自身の日本語訳によるJAZZ ライブ活動を行なっている。
2006年からJAZZ英語歌詞の日本語訳をはじめ、2016年ライブデビュー。
2018年3月初アルバム「桜の季節」、2022年1月アルバム「時の流れ」発表。
そして、2022年7月13日アルバム「ひまわりLoss Of Love」全国発売。
① 音楽活動を始めたきっかけ
元々歌う事が大好きでした。幼い頃から歌は大好きで、幼稚園の頃に茨城放送のラジオ番組で童謡を歌わせて頂いた記憶があります。その後、学生時代から会社員時代はカラオケにはまり、ヒット曲からジャズスタンダードまで色々と歌っていました。
その後、2006年に当時勤務していた会社の仕事で海外との物流部門に配属になり、英語表現を日本語の表現に変えて他の社員に伝える時に、英語と日本語の表現の違いに気がついて、英語歌詞を日本語歌詞にほぼ同じ意味で訳す事に目覚めました。
英語は子音が多く、音符に単語一語がハマるのに対して日本語は母音が多く、一つの発音しか乗らないので直訳すると字余りになってしまいます。
しかし、日本に古くからある短歌や俳句の様に一つの景色や心情を短い表現にする要領で、違う表現で同じ意味になる歌詞を作る事に目覚めました。
JAZZは、人類誕生の地アフリカから奴隷として連れて来られた黒人の方々が西洋楽器と出会って創られた音楽の一つ。それを日本語訳してブラジルでボサノヴァが生まれた様に日本語でのジャズを新たな日本発のジャズスタンダードにして、その収益を人類誕生の地アフリカへ教育支援を実現出来るのではと思いました。
それから10年間英語のポップスやJAZZスタンダード曲を50曲ほど訳してから、2016年4月にライブデビュー。
2018年3月に最初のミニアルバム「桜の季節」を発表。2022年1月にアルバム「時の流れ」を発表しました。
そのCDアルバム収益の振り込み口座をアフリカから奴隷を出した港を持つ国ベナン共和国の学校支援基金口座に振り込む契約をして、今迄に校舎改築、食堂建築、奨学金、学習教材などの寄付に繋げています。
② 今回のCDの聴きどころ
今回のCDアルバムは、2022年2月24日のロシアのウクライナ侵攻による惨劇を見るにつけ、東日本大震災からの復興よりも更に多くの歳月と費用がかかると感じました。
私には歌がある、今度は歌によるウクライナへの支援を行おうと思いました。歌が残る限り、私が死んでも歌の収益は復興支援金として細くても長く続けられるだろうと思った事もあります。
選んだのは、3曲。
1967年の、何気ない自然と普段の暮らしと生命の繋がりに幸せがある事を歌い上げた、What a wonderful world
1970年にイタリア・フランス・アメリカ・ソヴィエトの合作で創られた映画ひまわりの主題歌、Loss Of Love。この英語歌詞の原歌詞は輝く幸せがある日突然戦争によって吹き飛ばされた哀しさとそれでも愛を宿し続けて生きていく気持ちに溢れています。
1971年のIMAGINE。ご存知ジョン・レノンの反戦歌。
天国も地獄も無い、国も欲望も無い。世界は一つ。何百年、何千年経っても理想を掲げたこの歌の精神は揺るぎないものがあると思います。
いずれも、1965年から1975年迄行われたベトナム戦争の時に作られた反戦歌です。
1960年代から1970年代にかけて、世界的に厭戦気分が広がり、反戦歌が生まれ、歌が世界を変えるとの熱い思いがあったと思います。
この3曲をJAZZアレンジして、一番歌詞だけのひまわりとWhat a wonderful worldは日本語訳もつけて歌いました。
私は、歌の力は無限だと思っています。
あの当時の熱かった世界の反戦へ捧げた歌を通した思いを再現しつつ、その収益を少しでもウクライナの復興に捧げられたらと思います。
そして、今回のアルバムの曲は、ピアノ演奏のみで歌いやすくして、尚且つJOYSOUNDでのカラオケ配信も行います。
③ これからの音楽活動の展望は?
今迄に訳して来た曲及び、オリジナル曲のアルバム発表と、それによる日本語でのジャズ歌唱の広がりによる日本発のジャズスタンダードを創造出来たらと思っています。
そして、私の提供した曲を、少しでも多くの人達が歌ったり演奏してくれる様になってくれたら嬉しく思います。
ホームページ http://ryusei-fukagawa.com/
ブログ https://ameblo.jp/ultrarun/
Twitter https://mobile.twitter.com/ryuseifukagawa
Instagram https://www.instagram.com/ryuseifukagawa/
*最新作タイトル
ひまわり Loss Of Love(Theme from ’Sunflower’)
レコード番号 RYUSEI-04
発売元、レーベル名 Ryusei Fukagawa
5月予約開始、7月13日全国発売
Amazon他、全てのネット販売。CDショップは取寄せとなります
配信 Apple Music 、iTunes、Mola など全ての ネット配信
5月26日のサントリーホール公演から、各公演会場での販売開始
*MV
IMAGINE
What a wonderful world
ひまわり
*ライブ情報
5月26日(木)19時~サントリーホールブルーローズ(ウクライナ支援コンサート)
6月17日(金)19時~上野ワロスロードカフェ
7月1日(金)19時半~水戸ペーパームーン
7月15日(金)19時40分~東京倶楽部目黒店
8月6日(土) つくば市ふれあいプラザ多目的ホール
9月3日(土)19時~主音求II(スイングセカンド)群馬県榛東村
9月17日(金)19時半~天空のライブハウスピラタス2 長野県茅野市蓼科
9月18日(土)14時~草布絵 山梨県北杜市
9月18日(土)19時~グリーンプラザ 山梨県北杜市
【ちょいレア機材】 ART PRO MPAⅡ
リーズナブルな価格とクオリティーの高さが、良い意味で反比例するブランドARTのアウトボード。ステレオ真空管のマイクプリアンプであり、5~6倍の価格帯の別ブランド製品とも肩を並べる実力機だ。
STUDIO CHAPTER H[aus]エンジニア 樫村治延のPAST & POST MASTERS #24
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<特集アーティスト>
バンド編成に決まり無し!?キーボード主体バンド「とりいそぎ」とは!
とりいそぎ
・Bass & Keyboard & Band Master/きだゆうや
・Vocal & Keyboard & Lyric & Composer/大沢できるもん
・Drums&Percussion&Chorus/横山"Glamour"弘将
Support Member
・Chorus/ "PTA" from Mickey&KAKKO
・Guitar/小野研二
主要メンバーは音大出身の「とりいそぎ」。
CITYPOPやAORを軸に、キーボード主体の柔軟な編曲能力と編成を持つバンド。
その柔軟な編成を生かし、小編成のアコースティックから、最大6人編成までその時々の会場や演出・構成によって変化する。
プロデュースされるサウンドからは、新しくもどこかノスタルジーが感じられ、カバーソングにも定評がある。
① バンド結成のいきさつ
3人とも同じ音大の出身なのですが、元々木田と大沢が文化祭を機にバンドをやる事になったのが最初の出会いです。その後、いくつかのバンドやユニットを経て今のとりいそぎになりました。
今の主要メンバーは、きだゆうや、大沢できるもん、横山"Glamour”弘将の3人です。
その他に女性2人のコーラスユニット"PTA"とギターの小野研二がサポートメンバーにいます。
そして見えない所で働いてくれているマネージャー、バーバラ夏美。
今のとりいそぎを支えてくれている大事な存在です。
② 今回のデジタルシングルの聴きどころ
『パラシュート』
「"とりいそぎ"が送る新時代のスタンダードPOPナンバー」という前提で何を描きたいか。
この時代でかなり模索しました。
「何何しよう、しましょう」ではない、僕らが得意とする"共感"を軸に、誰しもが思い抱えた些細な感情を忘れ去らないよう、そして考え過ぎないよう言葉と音を選び抜き、優しく寄り添う曲に仕上がりました。
『こんなに晴れているのに』
とりいそぎの世界観に多くの彩りを添えてくれているコーラスユニット"PTA"。
そのメンバーであるMickey氏より提供して頂いた楽曲を、サポートギタリスト小野研二を全面的にフューチャーし、とりいそぎならではのアレンジで仕上げたこのナンバー。
普段の我々からは想像出来ないロックサウンドで奏でられるが、曲の核ともいえるシャッフルビートが爽やかさを演出しています。
不満不安が飛び交うこの時代…思うように上手く行かなくても、いつかきっと流れが変わる。
今だからこそ、この想いを届けたいそんなナンバーです。
③ 今後の展望
東京国際フォーラム、ホールAを埋めたいですね。
『武道館を目指す!』みたいなバンドが多いと思いますが、とりいそぎはホール公演がやりたいです。
学生時代はクラシックを主に学んでいたので、ホールという空間がしっくりくるというのもありますが、自分達が影響を受けたライブはセットリストは勿論、ステージセットや演出も含めて1つのショーになっていました。とりいそぎは普段のステージでも、ライブというよりショーを作ろうという意識で作っています。
いつかホールという空間で、とりいそぎの世界観を見ていただきたいですね。
Twitter : @toliisogi
Instagram : @toliisogi
YouTube : https://youtube.com/channel/UCqfqf6JmfRg97M9J_pE3nkQ
公式HP : https://toliisogi.wixsite.com/tios
とりいそぎ公式LINE@ : https://line.me/R/ti/p/%40gck7556b
お問い合わせ : toliisogi@gmail.com
*最新作
・パラシュート
・こんなに晴れているのに
Apple Music、Spotify、LINEミュージック、iTunes、Amazonミュージック等で配信
<機材>Vital Audio VAB-2.0m
ケーブルブランドの雄「Vital Audio」が久々に放ったマイクケーブル。スピード感とブライト感がバランス良く混在している、リッチなフラットさが楽しめる。
STUDIO CHAPTER H[aus]エンジニア 樫村治延のPAST & POST MASTERS #23
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特集アーティスト : 「時代や国境、ジャンルや流行を超えて紡がれる光の音」 CANDELASTAR
CANDELASTAR
写真左:竹内正樹 (Ba & Syn & Programing) 写真右:真柄秀一郎 (Vo & Gu & Syn)
<プロフィール>
時代や国境、ジャンルや流行に囚われることなく、自由に感じたままに音楽を創り表出していきたい。
そこから生まれた僕らの音楽を、出来るだけ多くの人たちと分かち合いたい。
そして出来るだけ多くの人たちと共感しあえたら、こんなに素晴らしいことはない。
CANDELASTARは、こうした僕らの思い・願いから始まり、これからも続いていきます。
<①ユニット結成のいきさつ>
2007年 真柄のメンバー募集貼り紙に竹内とDrがコンタクト、3ピースバンドを結成。
2009年 Drの脱退を契機に、もっと自由にいろいろな可能性・スタイルにリーチ出来る形態で音楽を創りたいという思いから、打ち込み・シンセサイザーを導入しCANDELASTARが始まりました。
<②影響を受けたアーティスト>
chemical brothers, primal scream, David Bowie, my bloody valentine, chapter house,
the verve, Boom Boom satellites, buffalo daughter, King crimson, ABC,
information society, a flock of seagulls, chick corea, Bobby Hutcherson, Gary burton,
Blad mehldau , etc.
<③今後の展望>
CANDELASTARの音楽がもっと沢山の人たちの耳に届くように、SNS等を使っての告知や交流をしていきます。また、PV・MV作成にも取り組んでいきたいです。
そしてこのコロナ禍が落ち着いたら、New single『in the light』レコ発ライブをやりたいです。
僕達のライブは迫力・立体感・深みのある音像を再現するために、studio Chapter H[aus]樫村さんの手によって磨き抜かれた音源を使用しています。是非CANDELASTARのライブ会場で体感してください。
<SNS>
Twitter @candelastar2521
instagram @shuichirou.magara.9
Facebook @candelastar1
<最新作>
「in the light」
配信先
spotify, Apple music, LINE music
ちょいレア機材 : Planet Waves PW-AMSM-25 American Stage Microphone Cable
シールド、マイクケーブルで定評のあるPlanet Wavesが満を持して放つ、最高グレードのマイクケーブル。
STUDIO CHAPTER H[aus]エンジニア 樫村治延のPAST & POST MASTERS #21
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<特集アーティスト THE REST>
写真左よりUnonU (Dr/ch) 、shota(Gt/Vo)、シノ(Ba)
<バンド結成の経緯>
shota :新しくバンドを結成するにあたりベースが不在だったので、同級生の音楽好きな友人(現メンバー シノ)を誘った所から今のバンドの基板ができました。その後数年活動した後、シノがドラムのUnonUを誘った所から現体制に至ります。
シノ :学生時代に洋楽バンドにハマり漠然とバンドに興味があったができずに社会人になり、そんななか誘われて加入
UnonU :高校時代に組んでいたバンドが解散する時に今のバンドに誘ってもらい入った
<対バンしたいバンド>
shota:Biffy clyro 、silver stein 、green day 、hoobastank 、one ok rock 、
survive said the prophets
シノ:マキシマムザホルモン
UnonU:Bring Me The Horizon
<今後の動き、やってみたい事など>
shota:リリースパーティー、イベントはやりたい。ショートツアーや野外ライブ等
シノ:レコ発、ツアー、サーキットイベント等、やった事ない事をやってみたい。
UnonU:定期的に企画ライブをしたい。行ったことのないライブハウスでのライブ。
<THE RESTプロフィール>
『ヘヴィロックを基調に感情的かつシネマティックなロックを追求する3ピースバンド』
2017年結成 3pieace heavyrock band
2020年3月 1st EP - Loneliness 発表
2021年2月 1st mini album IN THE ROUGH発表
2022年2月 1st single コドク無ヒカリ 発表予定
https://twitter.com/THEREST_BAND
https://www.instagram.com/the_rest_band
youtube
https://m.youtube.com/channel/UCckcc8o19w1wVp13X56v5zg
<最新作>
コドク無ヒカリ
配信先
apple music
youtube premium
LINE music
Spotify etc...
<MUSIC VIDEO>
<機材>PMC 6
英国が誇る世界最強スピーカーブランドPMCの新製品。イギリスBBCやメトロポリススタジオといった、超メジャーな放送局、レコーディングスタジオへの導入実績もある。
<MV>星野由美子 「ソレイユ」
https://www.youtube.com/watch?v=lOhrHsH0Hho
オルケスタ・デル・ソルの管楽器隊を中心に、国内トップレベルミュージシャン達がバックを務めたボサノバポップチューン。当スタジオではREC、MIX、マスタリング、作編曲、プログラミングを担当。
STUDIO CHAPTER H[aus]エンジニア 樫村治延のPAST & POST MASTERS #21
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<特集アーティスト>The Sticamor
<プロフィール>
日本中の老若男女に楽器演奏のカッコ良さを"超シンプル"に伝えられる音楽を製作すべく結成したインストバンド。1つのジャンルに固執せずにジャズ、ファンク、ラテンなどあらゆるジャンルに挑戦していく意味も込めて、我々の演奏ジャンルは明記しない。我々「The Sticamor」らしい音楽を新しいジャンルとして皆様の耳と音楽史に残したい。
▼メンバー紹介
<Pf.Comp.野々村大志>
8歳の頃からクラシックピアノを始める。上原ひろみ、松永貴志に感銘を受け、ジャズに興味を持つ。Moon Inlet Sounds Orchestra(富士学苑中学高等学校ジャズバンド部)にて6年間ピアニスト&コンゲイロを務める。2015年には Japan Student Jazz Festivalに出演し、コンゲイロとして Nice Player Awardを受賞。第36回浅草ジャズコンテスト銀賞受賞。
大学ビッグバンドサークル立教大学New Swing’in Herdで2年間ピアノを担当。第10回ステラジャムCJC Award、第11回ステラジャム Best Rhythm Solist Awardを受賞。
受賞後、武蔵野大学グローバル学部グローバルコミュニケーション学科3年次中退。作曲、コンボジャズを始め都内でライブ活動を行い、「Nakane Yuki Quartet」のメンバーとして第8回ちぐさ賞最優秀賞に導く。
<Ba. 巽友輔>
中学からベースを初めて、今はファンク、ジャズ、フュージョン、ラテンをやってます。
Fourplay、CHON、Chick Corea Elektric Band、ベーシストはGeorge Mraz、パティトゥッチが好きです。あと美味しいお酒を作って飲むのが好きです!このバンドはあったかいです。応募お待ちしてます!
<Drum. 三浦光>
初めまして!三浦光と申します!15歳からドラムを始めて、ビッグバンドジャズ、コンボジャズを中心に活動してます。Dave Weckl BandやBrad Mehldau Trio、Incognitoが好きです。
まだまだ駆け出しの何もないバンドですが、音楽の楽しさを共に広めていけたらと思います。
ご応募お待ちしてます!
<インタビュー>聞き手:スタジオチャプターハウス 樫村治延
①インストバンド(国内外問わず)は、これからどうなっていくと思いますか?
Pf野々村:インストバンドには言葉を使わずに音楽性を表現できる魅力があります。SNSの普及に伴い、グローバルに発信するインストバンドがこれから増えていくのではないかと考えています。
Ba巽:スクエアなどを筆頭とした、一昔前に一世をを風靡したインストバンドがありましたが、今では"大衆音楽"では無いのが現状だと思います。現在では俗に言う邦ロック、それに準ずる物が大衆音楽の多くを占めていると感じていますが、徐々にR&Bやジャズの要素を大事にするアーティストも増えており、やがて大衆のそれらへの理解が深まると共にインストバンドが席巻する未来が来ると信じています。
Ds三浦:日本では、演奏に比べて歌詞やルックスを重視する風潮がまだまだ根付いているように感じます。そんなんなのでインストバンドは向かい風が吹いてますね。でもお店とかで流れてるBGMはインストが多い(個人的感想)し、劇伴などでインストバンドの曲が使われる機会も増えてます。聞き流されてると言ったらそれまでですが、僕は日本人の耳にインストは馴染んでると思います。それを誰がやってるかとかまで行きつかないのが課題ですね、、、
もっとアピールして行けば、インストバンドは世間に知られていくんじゃないかと思います。
②The Sticamorの今後の展望を教えて下さい
Pf野々村:先程も書きましたが、インストバンドには言葉を使わずに音楽性を表現できる魅力がある為、言語の壁を超えて世界に発信したいと考えています。僕たちThe Sticamorのコンセプトは"自由な音楽"です。先代の音楽をリスペクトしながら、自分たちの音楽を長いスパンをかけて作り上げていきます。どうか楽しみにしていてください。
Ba 巽:最も大切なのはバンドのテーマ、そしてブランディングです。
他にも存在するインストバンドたちの中で、共にインストバンドの興隆に協力しあいつつも、いかに自分たちの存在をアピールするか、に尽きます。大衆に寄り添い様々なジャンルの良さ、そしてそれらの融合の魅力を"The Sticamorの音楽"として大衆からのイメージを獲得し、インストバンド界に金字塔を建てたいと考えています。
Ds三浦:まずは沢山の人に曲を聞いてもらって、少しずつ知名度を上げていきたいと思ってます。あとリスナーを惹きつける素晴らしい曲を野々村が書いてくれています。ここを積極的にアピールしていきたいですね。
あとThe Sticamorは新メンバーを募集しています。メンバーを増やして、もっともっと色々な曲に挑戦していきたいですね。
▼新譜
The Sticamor 「MOON BREATHING」
音源↓
▼SNS
Twitter↓
https://twitter.com/sticamor?s=21
Instagram↓
https://instagram.com/the_sticamor?utm_medium=copy_link
Youtube↓
https://youtube.com/channel/UCWpw8o53JbTGT5iR-_kWYpg
Lineアカウント↓
【MV】 YAPOOL 「尻切れトンボ」
https://www.youtube.com/watch?v=5-PfIxIDbm8
70年代のR&R、特撮のエッセンスをベースに、全年代のロックのおいしいところをセンス良く詰め込んだ作品。
【CD】Radiolady「SweetSoul」
Novembers、People In The Boxなどに代表されるJオルタナバンドの系譜ともいえる「RadioLady」のデジタルシングル。随所に欧州のシューゲイザーバンドのエッセンスも感じられ、好印象である。
【機材】ART TransX
安価な割には常に良質な音響機器を提供するメーカー、ARTが数年前リリースした2chマイクプリアンプ。直観的なイメージは「AMEKとUNIVERSAL AUDIOの中間」的なサウンドのように感じられた。万能に使える一台。
STUDIO CHAPTER H[aus]エンジニア 樫村治延のPAST & POST MASTERS #20
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<特集アーティスト>THE JIVES
①バンド結成~ターニングポイントを経て、現在に至るまでのTHE JIVESについてお聞かせください。
僕らTHE JIVESは、2015年に東京で活動を開始したロックバンドです。
これまでに1枚のシングルと2枚のフルアルバム、4枚のEPをリリースしています。
結成当初は、50~60年代のロックンロールやオールディーズミュージックなどをモチーフに、楽曲制作や公演を行ってきました。
リリースツアーや海外公演など経験を重ねるたび、徐々に音楽性やステージが変化していく中、2020年のメンバー脱退を機に、これまでのイメージを刷新して再出発することとしました。
サウンド面において、基本的には90年代から00年代初期のUKロックにフォーカスしつつ、それ以外の年代やジャンルの音楽も折り混ぜて、楽曲制作を行っています。
今回リリースした5th EP『STABLE』は、2020年以降そんなイメージを据えて作られた十数曲の中から、選りすぐられた4曲となっています。
②今回のミニアルバム制作で、一番苦労した部分と、ぜひ聴いてほしいポイントを教えてください。
(Vo/Gt ヤマダコウヘイ)
今回はレコーディング前に入念に編曲やプリプロを行い、ほぼ万全と言える状態で本番に臨みましたが、一番苦労した部分といえば、ミックス&マスタリング段階での音色や各楽器のバランスなどの決定には時間を要しました。というより、時間をかけたんですよね。
今作はバンドのアンサンブルは勿論なんですが、各楽器の音色とか、曲にまとわせる雰囲気みたいなものへのフォーカスが格段に強い作品になっていると思います。
音に対して常に敏感に反応できるようにしておく。そんな状態でしたね。でも、どうしても集中力が続かなくなってくるタイミングは、やってくるんですよね。もしかしたらそのタイミングが一番苦労したポイントかもしれません。
バンドとしての変革期を越え、新体制後初の音源となる「STABLE」。これまでと作風が大きく変わったTHE JIVES。
聴いて欲しいポイントというよりは、僕はやっぱりアルバムを通して聴いて欲しいですね。
きっと、繰り返し繰り返し聴くことで、新たな気づきや発見があると思います。
誰かの日常生活を少しだけ彩るような存在であって欲しいなって。そういうものだと思うんですよね、音楽って。
③THE JIVESのこだわりと、今後の展望について
バンド結成当時から変わってない部分なんですが「ダサいことはしたくない」って部分ですかね。ステージ上でもステージ外でも、ネットの中でも一挙一動に気をつけています。
別にバンド内でそうしようと決めているわけではないのですが、僕たちが憧れたスターって常にカッコよかったりするじゃないですか。そういう部分への憧れも含めて。
音楽ってそういう内側の部分も滲み出て、聴いてる人は敏感に感じ取りますしね。
今後の展望としては、ソングライティングを手掛ける僕個人からの思いでもあるのですが、THE JIVESというバンドを素直なバンドにしていきたいと思っています。
やりたいことをやりたいようにやる。我慢はせずに無理のないよう。
いろんな物事から抑圧されがちな時代ですが、乗りこなして音楽を表現していけたらと思います。
バンドとして次のステージに行くためにも、たくさんの人に見聞きしてもらいたいし、今後バンド史上最大規模のライブをやりたいとも考えています。
東京を出て地方にもいきたいですし、ライブハウス以外でも演奏したい。
たくさんの人にTHE JIVESの音楽を知って欲しいです。
THE JIVES「STABLE」
G.O.A.T「FiGTER」
80’sのLAハードロック、ヘビーメタルをベースに、90’sブリティッシュハードロック的な要素がパワフルにクロスオーバーするロックバンドの1stシングル。ストロングなサックスを前面にフィーチャーしながらも、全体のヘビーなサウンドに有機的に絡ませるアレンジ力をさすがとしか言いようがない。
ROLAND MICROPHONE CABLE BLACK SERIES
大手楽器メーカーROLANDが放つ、ハイエンドマイクケーブル。中域がややリッチで、全体的にワイドレンジでフラット。ダイナミックマイク、コンデンサーマイク、リボンマイクなど、どんな種類のマイクとも相性が良い。比較的ロープライスなのも魅力。
STUDIO CHAPTER H[aus]エンジニア 樫村治延のPAST & POST MASTERS #19
*イチオシ音源、こだわりの機材を新旧問わずご紹介するコーナーです*
<MV>川原雅代「In The September Rain」
荒井由実ではなく「初期の松任谷由実」に影響を受けたシンガーのMV。昭和っぽさと令和っぽさがバランスよく入り混じっている。
Sayonara Tokyo 「the sun and the moon」
エモーショナルとクール、洋楽と邦楽といった相反する世界観を全体から感じることが出来る。ロックとか、ポップとかいうカテゴライズを超越した、圧倒的なワン&オンリー作品。
COLLAPSE 「GARDEN」
ミドルテンポのメロディアスなシューゲイザーチューン。個人的にはPaleSaintsの「KinkyLove」が轟音になったような印象を受けた。SlowDiveやChapterHouse好きにおすすめ。
Risky Melody 「ESPERANZA」
渋谷クラブクワトロでのワンマンレコ発も無事大成功をおさめ、ますます波に乗る彼女たち。各曲ごとのコンセプトの違いが音楽性を広げながらも、根底には全曲通して一本の連続したストーリーが完成している。全国発売中。
経血 「 scapegout」
戸川純が初期パンクを奏でるかのような、超個性的なサウンド。加えてハードコア要素が充分に感じられ、アンダーグラウンド好きから全方位的に支持されそう。全国発売中。
Virgin Crab Band「Fleming」
中華圏最大級の野外フェス「Spring Scream2016」に出演、セミヘッドライナーに大抜擢された、最新型R&Rバンドのフルアルバム。グローリー・ヒルのキーボーディストmitch sugiharaもゲスト参加し、R&Rを現代風に昇華させている。全国発売中。
YAMAHA DM2000VCM
2002年ヤマハが総力を傾けリリースした、究極のデジタルミキサー。32bit96kでも96チャンネルいけるスペックは、現在でもトップクラスに値する。
STUDIO CHAPTER H[aus]エンジニア 樫村治延のPAST & POST MASTERS #18
*イチオシ音源、こだわりの機材を新旧問わずご紹介するコーナーです*
<MV> Slingshot Million2「じぶんDiscovery」
https://www.youtube.com/watch?v=V_Ke4hyqFnc
アルバム「広がれ!HAPPY PUNK」からのMV。スピード感とダイナミクスがバランス良く絡み合う、キレキレなソリッドパンク・ポップチューン。
ZERO 「Missing Paradise」
明るさと暗さが同居する、独自の個性が必然性を持って発揮されたデジタルシングル。モダンポップサウンドに乗った、癒しを与える歌声が好印象。当スタジオではヴォーカルRECを担当。
TALK NEVER TALK 「TALK NEVER TALK」
オーストラリア、カナダ、日本と、それぞれ国籍の違う3人からなるボーダレスロックバンドのデジタルシングル。ポストロックと最新のトラップが融合した、ニューエイジロックとでも言うべき特徴を持つ。特にブルックリン勢が好きな人におすすめ。
前田和花 「月はおもしろいほど輝く」
高知出身18歳のシンガーソングライター前田和花のメジャーデビューアルバム。椎名林檎や大森靖子に通じるハスキーな声質と独特な歌詞の世界観に、中毒性を感じる人が続出しそう。2021年10月全国発売。当スタジオではマスタリングを担当。
GLOCK406 「20」
「ソフトなエモーショナルロック」というキーワードが思い浮かぶ、空想力全開の一曲。歌詞の1ワードに込めるニュアンスへのこだわりは、街中で流れていても耳を捉えるような存在感にあふれている。
ボトルメール「なつぞめ」
いわゆるロキノン系譜と言えそうなスタンダードなポップロックチューン。繰り返し聴くと、細部へのこだわりと工夫が見えてくる。リスナーを選ばないポピュラリティーが次世代につながりそう。
MACKIE HDR24/96
2000年頃リリースされたプロユースハードディスクレコーダー。発売当時の定価は80万円だった。PCベースのDAWと比較すると、音がかなりファットであり、かつリッチだ。本体にマウスとディスプレイが接続出来るのが、当時大変斬新だった。
STUDIO CHAPTER H[aus]エンジニア 樫村治延のPAST & POST MASTERS #17
*イチオシ音源、こだわりの機材を新旧問わずご紹介するコーナーです*
<MV > Beadroads 「 RAINとPAIN 」
https://www.youtube.com/watch?v=RjriGzy1qa0
ビートルズ、トッド・ラングレン、XTCあたりから、ジェリーフィッシュ、エディーブリエル&New Bohemians、New Radicalsといった、ちょい玄人受けする洋楽の黄金律がさりげなく散りばめられている。
Cuicks 「 midi glide 」
ネオアコ、モンド、アブストラクト、ディスコパンクなどのバックグラウンドを手際よくアウトプットした意欲作。彼らのネクストフェーズにつながるであろう次世代型フューチャーポップだ。
The Mega Kipple 「 Like a Maracas 」
ガレージ、ハードコア、初期パンクなどの硬派なロックサウンドで、独自の世界観を作り上げているミニアルバム。楽曲によってはメロディアスな箇所もあったりして、想定外のポイントが面白味を倍増させている。
nikiie 「 YORO 」
DADALAYのメンバーとしても活動中のnikiie。この曲は最小限のストラクチャーのみで構成されている、ニューエイジオルタナポップと呼べそう。作品全体に北欧を連想させる、洗練されたハイソなポップスだ。
日々かりめろ 「 115 」
結成5年目に発売された、5作目のボリューム満点のフルアルバム。濃密なエッセンスで形成されているが、肩ひじ張らずに自然に聴ける。豪華なゲストミュージシャンの参加も話題の一つ。全国発売中。
THE SKA JUNCTIONS 「 Feel the Beat 」
様々な音楽要素とスカがクロスオーバーする「ハイブリットスカ」をキーワードとして掲げる彼ら。オールドスクールとニュースクールの混ぜ具合を楽しんでいる様が容易に想像できる。
DRAWMER MX PRO 60
名アウトボード「 DRAWMER 1960」の兄弟機。1chのチャンネルストリップだが、EQとコンプは細かい設定も出来る。マイクプリ部分は、ややワイルドながら扱いやすい。
STUDIO CHAPTER H[aus]エンジニア 樫村治延のPAST & POST MASTERS #16
*イチオシ音源、こだわりの機材を新旧問わずご紹介するコーナーです*
【MV】YU-DAI 「オーダーストップのないレストラン」
https://www.youtube.com/watch?v=zjCKM60-QQg
90’sUSAのHIPPOPをベースに、メロウなメロディーが堪能できる一曲。
星野由美子 「All The Way」
北関東を代表するジャズボーカリスト、ピアニストのフルアルバム。定番スタンダード曲を、さりげなく玄人チックにアレンジするセンスと演奏力に注目。全国発売中。
The Echo Dek 「Some Glastonbury」
タイトルになっているGlastonburyは、英国で開催される世界最大規模のロックフェス。そのフェスに出演するバンド、アーティストのジャンルを、The Echo dekは一枚のアルバムに網羅、凝縮させたといっても過言ではない。
大村みのり 「七つの子」
音大卒業後、女優活動を経て童謡弾き語りシンガーに転身という、ユニークな経歴をもつアーティスト。活動10周年の節目に完成させた1stフルアルバム。ピアノアレンジも秀逸だ。
滑稽のドア 「獏」
オールドスクールのハードコア、オルタナ、グランジ、ガレージなどが混在した、究極の2ピースロック。ベースレスでもここまで出来るというエビデンスが証明される作品。フランスをはじめ、海外でもライブ活動を行っている。
ライトニングブリザード 「Look Back Inside」
メロコア、ハードコアの中間となるラウドポップ系バンドのマキシシングル。ファットかつタイトな低音と、ソリッドな中高音域という各パートの存在感が特徴。キャッチーなメロディーも心地よい。
TL AUDIO 5021
20年以上前に発売され、当時の定価10万円以下のステレオ2chコンプ中、音質がダントツで良いと評判になった。