今回取り上げるのは、dbxシルバーシリーズ(チャンネルストリップ)の上位機種「dbx 576」です。
約25年前にリリースされ、当時の販売希望価格は140,000円、実勢価格は89,800円でした。
その頃ミキサーやインターフェースに搭載されたプリアンプは、質が高いものが少なかったため、プロデューサーやトラックメイカー、機材マニア的な人たちが「リーズナブルな値段なのに高性能な点」に目をつけ、こぞって購入していたように思います。
気になる音質・音色は、376をグレードアップさせたキャラクターで、かなり「いかつい」感じです。
故に、好みや用途がはっきりと分かれ、きれいなサウンドを求める人には全く刺さらなかったようです。
反面、ハードロック、パンク、ヒップホップ、グランジ、シューゲイザー、R&R系には、かなりハマります。
私も30年以上様々なマイクプリやチャンネルストリップを試してきましたが、これほどワイルドなアウトボードにはなかなかお目にかかりませんでした。
発売からかなりの年数が経っているので、状態の良い中古品はかなり少ないと思いますが、ごくたまに中古市場で4~5万円台で見かけることもあります。興味のあるかたは是非チェックしてみてください。
【Sight Seeing】
注目度の高いバンド・アーティストのプライベートスタジオをご紹介します
栃木県宇都宮市中心にある、ライブやレコーディングができるレンタルスタジオBEAT CLUB STUDIOです。
<スタジオの歴史と特徴 >
• 2000年 : BEAT CLUB STUDIO設立( www.beatclub.jp )
• 2003年 : ProTools HD accelを導入
インディーズレーベルYotsuba Records をスタート
• 2014年 : レコーディング専用のスタジオを新設
ProTools HDXを導入することで、さらに高度な制作環境を整備
• コロナ禍に伴い、高品質な映像と音声を配信できる設備を追加
• 地元レーベル「Yotsuba Records」からのCDリリース、スタジオでの配信ライブ、様々なイベントの
音響・撮影配信運営など、幅広い事業展開を行っている
• 地元民放ラジオCRT栃木放送では15年以上音楽番組を担当し、地元ゆかりのミュージシャンを数多く紹介
• 1Uラックケースに入ったProTools HDXは、常設スタジオ以外にも、イベント会場となるAスタジオ
でのマルチレコーディング、現場でのレコーディングでも活躍しています
BEAT CLUB STUDIOでは、バンドリハから、イベントライブ、各種レコーディング、ライブ配信、映像制作まで幅広くそしてリーズナブルに請け負っています
使用機材
• Aスタジオ内(イベントスペース)
o キャノンPTZカメラ × 3台
o リモコン雲台にキャノンビデオカメラ3組
o Roland V-800HD マルチフォーマットビデオスイッチャー
o メインミキサーYamaha DM2000
o プロジェクションマッピング(舞台照明エンジニアによる)
• Rスタジオ(レコーディング専用)
o ProTools HDX
o 小スペースながら、適度なライブ環境を作るために音響調整用天井材と壁材を使用
現場用機材
o Roland V-80HD マルチフォーマットビデオスイッチャー
o Yamaha DM3+Tio1608-D2
o コンパクトに設営し運用が可能に。(現場例)
【今月のMV】
とりいそぎ「Good-bye darling」
https://www.youtube.com/watch?v=nDOgoQZ3RUA
昭和のシティーポップと令和のJ-POPが融合したようなサウンド。MVも1970年代風のアニメのようで、曲調にマッチしている。
【樫村 治延(かしむら はるのぶ)】
STUDIO CHAPTER H[aus](スタジオチャプターハウス)代表
レコーディングエンジニア・サウンドクリエーター
Whirlpool Records/brittford主宰
専門学校非常勤講師、音楽雑誌ライターとしても活動
全国流通レベルのレコーディング、ミックス、マスタリング、楽曲制作を年間平均250曲以上手掛ける
スタジオについての詳細は http://www.chapter-trax.com/ をご覧ください
ラジオ川越 第2・4水曜 23:30 ~ 24:00 「Music Translation」放送中
11月分の放送は11月13日(水)27日(水)
出演 樫村治延
番組は「Listen Now(JCBAインターネットサイマルラジオ配信)」でリアルタイム聴取できます
https://www.jcbasimul.com/radiokawagoe
(コミュニティFMなのでRadikoでは聞けません、ご了承ください)
当スタジオで制作されたアーティスト作品の一部をご紹介します
Feels「アレジオン」
メロコアとパワーポップの中間を行くロックバンドのデジタルシングル。メロディーライン、リフ、リズムパターンが紙一重のところで王道にならないところに、オリジナリティーを感じる。
カカシカシカカ「はじまる -1- 」
安定した職人的ポップスサウンドを毎回提供してくれるバンドのミニアルバム。通好みに偏らない、間口の広さと懐の深さを感じる。
モンスターギャン「MONSTER Gann其ノ伍」
青春パンク、エモロックとパワーポップの合体系サウンド。この作品で、彼らの複数パターンの黄金律が確立された感がある。
今回取り上げるのは、dbxのTUBEチャンネルストリップ系アウトボード「376」です。
*ディエッサーとは
EQとコンプの合わせ技で、Vo.のサ行など耳に刺さる音をマイルドにするエフェクター
フロントパネルのワークフローで、特筆したいのはEQです。
376のEQは、他メーカーの上位機種より音楽的にガッツリとかかり副作用が少ないので、特に低音をかなりブーストしてもタイトかつリッチに上がり、ズブズブな感じになりません。
マイクプリはワイルド系、コンプはパツンパツン系でいずれも個性が強めです。
リアパネルには、通常のアナログラインアウトプットに、キャノン端子とTRSフォーン端子があります。
デジタルアウトプットには、ワードクロックが付いています。
このデジタルオプションのADコンバーターは、おまけ的なものではなく、中級クラスの専用機並みの実力があります。
これだけ充実した内容で、発売当時(2000年ごろ)定価で9万円、店頭販売価格が59,800円ほどでした。
現在は中古市場で、完全動作品で2万円台後半~3万円台でたまに見かけます。
万能な製品ではありませんが、ハマればかなり重要な戦力になります。
気になる方は是非探してみてください。
【Sight Seeing】
注目度の高いバンド・アーティストのプライベートスタジオをご紹介します。
こんにちは。Smile Eyesの拓己です。
私の個人スタジオを紹介させていただきます。
私の音楽活動としての楽器はギターになりますが、活動を始めた頃から、ギターを弾くことよりも作曲、そしてレコーディングに興味がありました。
エイジアの同じアルバムを2年間毎日聴きまくり、重なり合った音色の奥に聞こえる音を発見しては感動していました。
学生時代にTASCAM PORTA ONEとYAMAHA DX7、ドラムマシンにRX7を買い、楽器屋の店員さんに「学生じゃ買えないよ」と言われたデジタルリバーヴ(今では、DTMに無料でとっても良いものが付いてますけれど)R1000を、一生懸命アルバイトをして買ったのが、レコーディングという底なし沼への門出でした(笑)
現在の環境は、
Mac Studio M2Max2023 + StudiodDisplay
Logic Pro
Plug-in Waves 、Universal Audio、Toontrack、IK Multimedia、Garrian、Vienna etc
Audio I/O
Apollo X6+UAD-2 SATELLITE OCTO CORE
Monitor
FOCAL Trio6 Be
FOCAL CMS64
KEF R700+LUXMAN L505UX
Mic
NEUMANN TLM67、AKG C414XLS2 ×2、etc
Amp
Fender Blues Junior Lacquered Tweed、Hot Rod Deluxe 3、 Marshall DSL40C etc
Guitar
PRS CUSTOM24 BIRD 10TOP、CE24 Semi Hollow 、FenderUSA '57 Stratocaster (Thin Lacquer Finish)etc
といったところです。
現在はハードではなく、ソフトで完結する方向です。
モニター環境は、自分で作った音を評価する大切な部分なので、なるべく手を抜かないように心がけています。
最近導入して良かったと思う機材はNEUMANN TLM67です。
これを使用した作品で、ネットでも公開しているアルバムは、アコースティックアルバムしかありませんが( https://www.youtube.com/watch?v=GAgT7R8ro2Y )、このような楽器数の少ない作品では、特に存在感がすごいですね。
制作中の作品ではフルアレンジの作品でも使っていますが、やはり好きな音です。
C414XLS2 と比べますがTLM67のテイクを選択することご殆どです。
イコライジングはブーストせずにカットするだけ…そんな感じです。
マイクは、素材を取る最初の入り口。同じボーカリストでも、年々声質が変わっていくので、きっちり収録したいですね。
その音を後で料理するのはいつでもできますから!
もっと早く導入するべきでした。
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【樫村 治延(かしむら はるのぶ)】
STUDIO CHAPTER H[aus](スタジオチャプターハウス)代表
レコーディングエンジニア·サウンドクリエーター
Whirlpool Records/brittford主宰
専門学校非常勤講師、音楽雑誌ライターとしても活動
全国流通レベルのレコーディング、ミックス、マスタリング、楽曲制作を年間平均250曲以上手掛ける
スタジオについての詳細は http://www.chapter-trax.com/ をご覧ください
ラジオ川越 第2·4水曜 23:30 ~ 24:00 「Music Translation」放送中
10月分の放送は10月9日(水)23日(水)
出演 樫村治延
番組は「Listen Now(JCBAインターネットサイマルラジオ配信)」でリアルタイム聴取できます
https://www.jcbasimul.com/radiokawagoe
(コミュニティFMなのでRadikoでは聞けません、ご了承ください)
当スタジオで制作されたアーティスト作品の一部をご紹介します
浜小路ヨハン「PROOF OF BLOOM」
全盛期の沢田研二の音楽性をルーツに持つ、シンガーソングライター浜小路ヨハンのフルアルバム。これまでの代表曲を、緻密にセルフカバーした濃密な音源だ。当スタジオでは大部分のRECを担当。
とりいそぎ「side : D」「side : L」
従来のJ-POP路線に、クラシックやクラブ系テイストをふんだんに織り交ぜた2枚構成のアルバム。
洋の東西を問わないサウンドメイキングは一聴の価値あり。当スタジオではMix、マスタリングを担当。
TOY「NO BORDER」
HipHop、Trapを中心に、ドリル、ラテン、R&B要素を手際よくまとめる手腕には定評があるTOYのミニアルバム。都心を中心としたイベントも話題になってきている。
今回ご紹介するのは、dbxのTUBEチャンネルストリップ「676」です。
dbxのチャンネルストリップの中でも上位機種となる676は「タイトに音が太い」という表現がぴったりで、NEVE系よりもロックサウンド向きだと思います。
プリアンプは「線が細めのコンデンサーマイクを使用しても、676を通すことでそれなりにファットになる」といった感じで、とにかく頼もしい音がします。
EQについては、他ブランドと比べ「ガッツリかかる割に副作用が少ない」のが特徴で、オールラウンダーに使えます。
コンプ部分は、いわゆる609系や1176系とも違う「しなやか、かつガッツのある感じ」で、トータルバランスが非常に優れている逸品です。
気になるお値段は、並行輸入品で20万弱、国内正規代理店を通すと20万円台前半と、対抗ブランドと比べて約半額程度で新品が手に入ります。
一般的にはメジャーではない機種ですが、実力は折り紙付き。
私は今年に入って、なんと4台目の676を購入してしまいました。
気になる方は是非チェックしてみてください。
【Sight Seeing】
注目度の高いバンド・アーティストのプライベートスタジオをご紹介します。
群馬県在住の「くりっぱー」ことKurippertronixxx(くりっぱーとろにくす)です。
思春期にテレビでみたシンセサイザーという、楽器なのか機械なのわからないものに触発されて、独学で作曲&音楽活動開始しました。
現在はYoutube「くりっぱーチャンネル」ではシンセサイザーの解説動画やコンテンツの作成、DAWでのBGMや歌モノ楽曲制作、アナログ / デジタル / アプリ等のシンセサイザーを駆使したスタイルのマシンライブも行っています。
■マシンライブメイン機材■
・Behringer NEUTRON
パッチングの基礎が詰まったセミモジュラーシンセサイザー。SE、ベース、リードなどで使っています。
・AKAI MPC ONE
1台で音楽制作可能なMPCシリーズのエントリーモデル。おもにドラムやループで使用しています。
・Roland mc-101
音源内蔵グルーヴボックス。クリップ機能やランダムシーケンスなどライブで重宝しています。
・KORG wavestate
シーケンスのタイミング、ピッチ、サンプルなどを高次元でコントロール可能な、ウェーヴシーケンシングシンセサイザー
・Arturia MicroFreak
マルチオシレーターシンセサイザー。小型にして多彩なサウンドが鳴らせます。
・ASM HYDRASYNTH
ポリフォニックアフタータッチ搭載のウェーヴモーフィングシンセサイザー
基本的にマシンライブとDTMの作曲はほぼ別だったのですが、MPCやmc-101を導入してから、DAWで作った曲のMIDIやオーディオを移植してリアルタイムに演奏したりもしてます。
Macは基本動画撮影&編集で使っています。
メインミキサーのMackie Onyx 16、は各シンセの出力のまとめとMacのマルチレコーディングのオーディオインダーフェイスとして使ってます。
ステレオのシンセには、TASCAM SERIES 8Pを通してミキサーにつないでいます。
BGMや歌モノの音楽制作はWindowsベースで、作曲のDAWは基本Studio Oneで、たまにBitwig STUDIOを使ったりします。
オーディオ I/Fは、Antelope DISCRETE 8を使っています。
ギターは、基本はTOKAI Talbo使用しています。
アンプシュミレーターはKemper Stageのみ使います。
■くりっぱーチャンネル■
https://www.youtube.com/user/KURI404
■X■
https://twitter.com/Kurippersynth
■Kurippertronixxx Audiostock■
https://audiostock.jp/artists/12220
■Synthetiq Riod■
https://www.youtube.com/@synthetiqroid3989
【樫村 治延(かしむら はるのぶ)】
STUDIO CHAPTER H[aus](スタジオチャプターハウス)代表
レコーディングエンジニア・サウンドクリエーター
Whirlpool Records/brittford主宰
専門学校非常勤講師、音楽雑誌ライターとしても活動
全国流通レベルのレコーディング、ミックス、マスタリング、楽曲制作を年間平均250曲以上手掛ける
スタジオについての詳細は http://www.chapter-trax.com/ をご覧ください
ラジオ川越 第2・4水曜 23:30 ~ 24:00 「Music Translation」放送中
9月分の放送は9月11日(水)25日(水)
出演 樫村治延
番組は「Listen Now(JCBAインターネットサイマルラジオ配信)」でリアルタイム聴取できます
https://www.jcbasimul.com/radiokawagoe
(コミュニティFMなのでRadikoでは聞けません、ご了承ください)
当スタジオで制作されたアーティスト作品の一部をご紹介します
TOY「NO BORDER」
従来のHIPHOPやトラップではなく、ラテン系トラックにラップを乗せるという、国内ではまだ珍しいスタイルの楽曲。当スタジオでは楽曲制作、レコーディング、マスタリングまで全てを担当。
リピドーと悪魔「三体現象」
オルタナティブをベースに、ネオサイケ、エスノ、NewWaveなどを大胆に織り交ぜた次世代サウンド。中国ツアーも敢行し、これからより期待大のグループ。
今回ご紹介する機材は4chマイクプリ「VINTECH AUDIO MODEL 473」です。
Neveの「Neve1073」をモデルにしており、状態の良いオリジナルよりもワイドレンジで高級感もあり、音のキャラクターは、モダン&ビンテージという言葉がピッタリはまりそうです。
いろいろなメーカーがNeveのレプリカを発売していますが、「VINTECH AUDIO MODEL 473」はその中でもトップを独走する存在であり、正直これと並ぶ実力を保有するのはBrent Avnillくらいなのではないか、と思います。
新品価格で60万を超えますが、個人的にはその倍の価値がある機材だと思います。
興味のある方は是非チェックしてみてください。
【Sight Seeing】
注目度の高いバンド・アーティストのプライベートスタジオをご紹介します。
こんにちは!
茨城を拠点に活動するアーティスト、ひっとみぃです。
本日は私の音楽制作現場を少し覗いていっていただけたらと思います。
~全体図~
~電源周り~
(足の血行を良くするやつが写り込んでる…)
[背景]
元々ソフトの内蔵音源を使用して音楽制作を行なっていましたが、どう編集しても耳に刺さる音が気になり、
ミキシングやマスタリングを習おうと右往左往している中で、スタジオチャプターハウスに出会いました。
話を聞いて行くうちに、耳に刺さる音の原因が自分の技術ではなく音源自体であることを知りました。
セッティングの大変さから、ソフト音源にもいいものがあるのではないか…と一時期探し回りましたが(愚かでした…)、あくまでも「悪くない音」しか見つけられず、結局私が求める「最高の音」はハード音源だと改めて気づきました。
そこから電源周り、音源モジュールを揃えて行くうちに、一筋縄では行かないところも含めてハードウェアの魅力にハマっていきました。
[使用機材]
~DAW~
Cubase
~ハードウェア音源~
・Roland FA07
・Roland INTEGRA7
・YAMAHA RS7000
~スピーカー~
SONY
~その他~
・tc electronic Finalizer 96K
・TASCAM Model24
・TASCAM DV-RA1000HD
・ART TransX
…等。ここから特に知って欲しい機材を深掘りしていきます。
[機材紹介]
~Roland INTEGRA7(写真下から2段目)~
FA07を買ったものの、チャプターハウスで聞いたINTEGRA7の音が忘れられず購入しました。
生音感が強く、特にピアノの音やベースの音がお気に入りです。
もっと技術力がアップしたら、INTEGRA7を使ってファンク系の曲を作ってみたいな、と密かに考えています。
~YAMAHA RS7000~
Rolandの生音感も好きだけど、もうちょっとPOPな音が欲しいと思っていたところ、チャプターハウスの樫村さんが勧めてくださった一品です。
面白い音がたくさん入っており、想像力が掻き立てられます。
ちなみにこの下の台は少しがたつくので、「いい音のためにはお金を惜しまない」と言う意味を込めて外れた宝くじで固定しています。
(本当は悔し紛れに置いただけです。)
個人的には、Rolandの音はスーツを着たカリスマ性のある重鎮というイメージですが、YAMAHAの音はアロハシャツでニコニコしながら敵を倒していく最強の合気道の師範というイメージです。
~tc electronic Finalizer 96K(写真1番上)~
通すだけで音がぐっと前に出て、これ無しではいられないと思わせられたファイナライザー。
こちらはまだまだ修行が必要ですが、1人でも使えるようになったら、より求める音に近づけると確信する一品です。
~電源ケーブル~
アコースティックリバイブ パワースタジオ(左)とオルトフォン PSC-1500XG(右)
音の表現に欠かせないもの、といったら電源ケーブル。
せっかくなので、最近購入したばかりのものをご紹介します。
樫村さんの所持する電源ケーブルの音の聞き比べをさせてもらった際、感動したのがこの2つです。
私は高音部が敏感な方なのですが、アコリバはギリギリ痛いか痛くないかの絶妙な線をついてきます。
フラットというよりは音圧を感じるイメージで、今まで購入した電源ケーブルの中で1番高かったのですが、思わず買ってしまいました。
オルトフォンは、音圧をしっかり感じるのに比較的価格が安価でコスパのいい電源ケーブルです。
こちらは2本目になります。
1本目をTransXに繋いだところ、相性が良さそうだったので、もう1本はファイナライザーに繋ごうかと考えています。
[最後に]
ここまでご覧いただきありがとうございました。
知識としては初心者レベルですが、いい音に助けられながら今後も精進していくつもりです。
興味をお持ちいただきましたら、是非ライブにも遊びに来てください。
海岸で拾ったピカピカの石あげます。
[プロフィール]
アーティスト名:ひっとみぃ
活動拠点:関東(特に茨城)
好きな食べ物:インドカレー、えんがわ
X(旧Twitter) : https://x.com/hittomi0221
他の記事 : 茨城県発 ジャンルを超えた景色を求めるシンガーソングライター「ひっとみぃ」 | JUNGLE☆LIFE
https://www.jungle.ne.jp/sp_post/hitme/
【樫村 治延(かしむら はるのぶ)】
STUDIO CHAPTER H[aus](スタジオチャプターハウス)代表
レコーディングエンジニア・サウンドクリエーター
Whirlpool Records/brittford主宰
専門学校非常勤講師、音楽雑誌ライターとしても活動
全国流通レベルのレコーディング、ミックス、マスタリング、楽曲制作を年間平均250曲以上手掛ける
スタジオについての詳細は http://www.chapter-trax.com/ をご覧ください
ラジオ川越 第2・4水曜 23:30 ~ 24:00 「Music Translation」放送中
8月分の放送は8月14日(水)28日(水)
出演 樫村治延
番組は「Listen Now(JCBAインターネットサイマルラジオ配信)」でリアルタイム聴取できます
https://www.jcbasimul.com/radiokawagoe
(コミュニティFMなのでRadikoでは聞けません、ご了承ください)
当スタジオで制作されたアーティスト作品の一部をご紹介します
千田恭平「Cheers!」
少しブラックミュージックテイストが入ったAORや、クロスオーバーをジャズアレンジにしたインストアルバム。千田恭平ヒストリーの全てが詰まった一枚。当スタジオではドラムRECを担当。
羊が眠ル夜に「ピカレスクを探して」
常に進化し続けるポップバンドの新作。卓越した演奏力とアレンジに加え、ボーカルがカラフルな色どりを添えている。
13ROUND 「空-Sola-」
メロコア、パワーポップ、初期パンクを足して割ったような独自の楽曲。20年を超える活動歴からも伺える大御所感が、至る所から感じられる。
西村八大「優しい君/メモリー」
アコースティックを中心とした直球のJ-POPサウンド。声質と、歌詞の世界観がマッチして独特の雰囲気を醸し出している。当スタジオではドラム、ベースのレコーディングを担当。
経血「令和聖母」
ハードコアと80’s NewWaveが手際よく絡む、ハイパーパンクサウンド。今作は、現在では珍しい8cmCDでのリリースとなる。
今回ご紹介するのは、多彩かつハイスペックなアウトボードを数多くリリースしているブランドSPLの、ハイエンドチャンネルストリップ『Frontliner』です。
この『Frontliner』は、同社のチャンネルストリップ『TRACK ONE』『CHANNEL ONE』の上位機種にあたるフラッグシップモデルです。
他社高級ブランドのハイエンドチャンネルストリップと比べても、同等もしくはそれ以上の実力を持っています。
マイクプリアンプ部分は、チューブでありながらハイファイかつブライトで、超ワイドレンジ。
EQ部分はシルキーかつファットにかかり、コンプ部分はガッツリかつしなやかにかかります。
シティーポップからヘビメタ、ヒップホップ、クラブミュージック全般など、どのジャンルでも広く深く効果をもたらします。
SPL社は、どの製品においても115Vでの使用を推奨しています。よって優秀なステップアップトランスに加え、ホスピタルグレードのパワーケーブルと共に使用すれば、100%近い実力が引き出されるのではないでしょうか。
抜きんでた性能を持ちながらも、知名度が無くマイナーな存在なのが惜しむべき点ですが、他社のハイスペックマイクプリやチャンネルストリップを使用しても今一つ物足りない人には、ピッタリな逸品だと思います。
価格も他社と比べ安価なので、気になる方は是非チェックしてみてください。
【今月のMV】羊が眠ル夜に「ピカレスクを探して」
https://www.youtube.com/watch?v=bZp0WjWjxI4
今どきのJ-POPのMVかと思いきや、細部に深いこだわりが感じられる作品。楽曲も、あえて定番から少し外すセンスに着目したい。メインボーカルと絶妙に絡むコーラスワークも聴きどころだ。
【Sight Seeing】
注目度の高いバンド・アーティストのプライベートスタジオをご紹介します。
◆ご挨拶
千葉県在住で音楽活動をしております "千田 恭平(ちだ きょうへい)" です!
今回は貴重な機会を頂きまして、私の音楽制作環境を紹介させて頂きます。
◇機材紹介
〇Tascam Model-16
PCと繋いでオーディオIF兼ミキサーとして使用しています。
チャンネル毎に、切り替えスイッチ一つで簡単に用途を切り替えられる利便性を、特に気に入っています。
音もTascam社の製品らしく、しっかりとレンジや奥行きを確保しつつも、色付けの少ない音質も評価している点です。
●Fostex CR500
CD-RWマスターレコーダーとして、主にCD-Rを作成する際に書き出し用途で使っています。
アナログテープライクな少しざらっとした質感で仕上がるので、その効果を狙った質感にしたい時は、迷わず選ぶ機材の一つです。
〇Tascam SX-1
現在メンテナンス中ですが、追々マスタリング用機材として運用予定です。
稼働出来たら、音録りも行っていきたく思っています!
●DENON DN-F650R
上記のModel-16のMain Outから繋いで、最終的な出力クオリティはこちらの出音を確認して調整しています。くっきりと一つ上の解像度で鳴らしてくれるので、どの制作も大変重宝しています。
入出力のカバー範囲が広いのも気に入ってます。
〇KORG B-2
作曲、MIDI鍵盤、ライン録音用など作編曲の場面で大活躍しています。
内臓のピアノ、エレピ、オルガン系の音色クオリティもとても高く、打ち込み音源でイマイチ納得できない時にそのままライン録音をすることも多くあります。
●Acoustic ベースヘッド
ベースの録音時に主に使用しています。
ヤフオクで購入したもので前のオーナーさんが特別カスタムを施しており、ヘッドからライン出力して録音できるようになっています。
音としてはムチっと気持ちのいいラインを見せつつ、太さもしっかりとある頼もしい音です。
〇Roland sp404 MkⅡ
サンプラー&リズムマシンで、編曲時のネタ探しや音色追加などに主に使用しています。
またコンプや空間系エフェクトのかかり具合も非常に良くミックス時にエフェクターとして使用することも多々あります。
●その他ケーブル周り
USBはAET製のものを使用。扱いやすいスピード感とレンジの広さから取り入れて使用しています。
電源ケーブルは過去にAcoustic revive, OKUTSUDENKOなど色々と使ってきましたが、現在は個人で製作をされている方から仕入れたものにほぼ統一して制作環境を構築しています。
(自分が表現したい音楽性に対して一番相性が良かった為)
メインマイク
◆CAD E300S
メインで使用しているマイクです!主に歌録りで使用しています。
くっきり見えてくる立体感や、レンジが広い上でしっかりとリッチな高音域を捉えてくれるシルキーな質感が魅力的です。
個人的には別でルームマイクを立てておいて、それと組み合わせて気持ちのいい立体質感に調整することが多いです!
❏制作実績
普段は自分の音楽活動の傍ら、オーダーを頂いた時に、制作のお手伝いやライブのサポートをしております!
基本的にどなた様でも承らせて頂いておりますので、下記音源などご覧になりまして、気になった方は是非お気軽にお声がけ下さい!!
ちょっとした交流とかでも大歓迎です!
オファーはこちらから⇒ k.sou.music@gmail.com
千田 恭平(主に自分のオリジナル楽曲を歌モノ/インスト問わず創って発信しています!)
https://www.youtube.com/channel/UCyObxvb2dRlrJZ8RacrnyVQ
カカシカシカカ
(ボーカル・ギターをしているメインバンドで、制作時にはミキシングも担当しています!)
はじまる
https://youtu.be/jWuCBi-GsEk?si=Xg4LQONinpbaS3QB
アトラス
https://youtu.be/B0cVOMa9ZQ0?si=1OUb31TpZPeggzcn
MIKKAGO(ボイスドラマ作品で主にミキシングを担当)
https://www.youtube.com/@MIKKAGO_official35
その他メジャー/インディーズ、プロ/アマ問わず音楽制作に携わっているので、これからも携わらせて頂けたら幸いです!
ご一読誠にありがとうございました!!!
【樫村 治延(かしむら はるのぶ)】
STUDIO CHAPTER H[aus](スタジオチャプターハウス)代表
レコーディングエンジニア・サウンドクリエーター
Whirlpool Records/brittford主宰
専門学校非常勤講師、音楽雑誌ライターとしても活動
全国流通レベルのレコーディング、ミックス、マスタリング、楽曲制作を年間平均250曲以上手掛ける
スタジオについての詳細は http://www.chapter-trax.com/ をご覧ください
ラジオ川越 第2・4水曜 23:30 ~ 24:00 「Music Translation」放送中
7月分の放送は7月10日(水)24日(水)
出演 樫村治延
番組は「Listen Now(JCBAインターネットサイマルラジオ配信)」でリアルタイム聴取できます
https://www.jcbasimul.com/radiokawagoe
(コミュニティFMなのでRadikoでは聞けません、ご了承ください)
当スタジオで制作されたアーティスト作品の一部をご紹介します
HOPHEADIPA「モノクロームの華」
80’sメタル、デスメタルに加え、2020年代ニューメタル要素、プログレ要素のエッセンスも見え隠れする期待のヘビーメタルバンドのフルアルバム。ラウド系ライトリスナーからヘビーリスナーまで、全てにおすすめ。
詩音空楽「無敵 Moment」
ZTTレーベルに代表されるようなUKエレポップをベースに、ボコーダーで加工されたウイスパー系デジヴォイスが有機的に絡む楽曲。当スタジオは作編曲、REC、MIX、マスタリングすべてを担当。
「Total Feedback 2024」
ジャパニーズ・キング・オブ・シューゲイザーと称されるバンド『cruyff in the bedroom』の中心人物ハタユウスケ氏が主宰するイベント『Total Feedback』の企画コンピレーションアルバム。今回が5作目にあたり、個性豊かな12組の楽曲が堪能できる。
【今月の動画】
くりっぱーチャンネル
#02 “STUDIO CHAPTER H[aus]” -Harunobu Kashimura- 樫村治延さん 【KURIPPER SYNTHETIQ TALK】
https://www.youtube.com/watch?v=eM4b2Ui7rUc&list=PLVPI-2ZiJJbSK4gNXoLt1WMxbx2N8NSLz
テクノ、ニューウェーヴ、インダストリアル、80s / 90s、シンセポップ、民族音楽、プログレッシヴ・ロックなどに影響を受け、現在DAW、シンセサイザー、ギターを使った楽曲制作の他、ライブ活動や歌モノ制作などの活動をされているKurippertronixxxさんのYoutubeチャンネルに、樫村が出演させていただきました。
来たる6月26日、私 樫村が川嶋志乃舞氏(CHiLi GiRL)と結成したエレクトロ・ドリームポップユニット
「ELECTRIC FOUNDATION」の楽曲が収録されたコンピレーションアルバムが発売されます。
川嶋志乃舞氏は、津軽三味線奏者および「CHiLi GiRL」の名称でシンガーソングライターとしても活動する、伝統芸能ポップアーティスト。
ELECTRIC FOUNDATIONではボーカリストとして、唯一無二のきらびやかな歌声を聴かせてくれます。
そして、我々が参加したコンピレーションアルバム「Total Feedback2024」を企画しているのは、国内シューゲイザーバンドの代表格「cruyff in the bedroom」のハタユウスケ氏。
ハタ氏が毎月1回、ライブハウス高円寺HIGHで定期開催している名門シューゲイザーイベント「Total Feedback」から端を発したこのコンピ盤は、今回が5作目となります。
ELECTRIC FOUNDATIONの他にも、国内から選りすぐりのシューゲイザー、ドリームポップ、エレクトロのアーティスト計12組が参加しています。全国発売に加え、海外でのリリース、配信も決定しました。
Total Feedback 2024 Trailer
https://www.youtube.com/watch?v=s9E88q3TMBY
ちなみに、川嶋氏、ハタ氏は、私同様ジャングルライフの連載も担当しています。
こちらも是非ご一読ください。
CHiLi GiRL CULTURES’ BackPacker
https://www.jungle.ne.jp/serial_author/cultures-backpacker/
ハタユウスケ FEEDBACK TALK
https://www.jungle.ne.jp/serial_author/feedbacktalk/
【今月の動画】
くりっぱーチャンネル
#02 “STUDIO CHAPTER H[aus]” -Harunobu Kashimura- 樫村治延さん 【KURIPPER SYNTHETIQ TALK】
https://www.youtube.com/watch?v=eM4b2Ui7rUc&list=PLVPI-2ZiJJbSK4gNXoLt1WMxbx2N8NSLz
テクノ、ニューウェーヴ、インダストリアル、80s / 90s、シンセポップ、民族音楽、プログレッシヴ・ロックなどに影響を受け、現在DAW、シンセサイザー、ギターを使った楽曲制作の他、ライブ活動や歌モノ制作などの活動をされているKurippertronixxxさんのYoutubeチャンネルに、樫村が出演させていただきました。
【Sight Seeing】
注目度の高いバンド·アーティストのスタジオをご紹介します。
栃木県小山市で営業中のリハーサルスタジオ「Studio 666」代表の類家(ルイケ)と申します。
当スタジオは、私自身がバンド活動に勤しんでおりました若かりし頃に
「自分の街にこんなスタジオが在ったらなぁ…」を具現化した仕様となってます。
○広くなくて良いから低料金
○いつも綺麗な室内
○ちゃんとスタンダードな機材
○デッドな音響でセルフRECも可
○そして色々と融通が利く(笑)
等々をコンセプトとしております。
*近郊にお住まいで初めましての方は、是非1度「Studio 666」をご利用くださいませ。
https://select-type.com/s/studio_666
*同一館内にて、レンタル道場・多目的スペースの「仁友館」も営業しております。
武道・武術/ダンス/その他、幅広い用途でご利用いただけます。
https://select-type.com/s/jin-yu-kan
*そしてもう1つ、こちらが当店の主業務となるのですが、更に同館の【エレキベース工房 KRCraft】で、
マジックテープ不要なエフェクターボード PEDAL BASE の製造販売を行っております。
KRCraft 公式ショップ
未だご存知のない方でエフェクター愛もお持ちの方は、こちらも是非ご覧くださいますと幸いです。
7月には Studio 666 運営のレコードレーベル「Senju RECORDS」立ち上げの予定です。
様々な事業に手を出してますので、SNS のアカウント等も多々ございますが、
以下の公私混同アカウントを覗いていただけると大変嬉しいです。
https://www.instagram.com/666_cat_manager/
この度は、ご紹介いただき有り難うございました。
Rental space RUIKE Studio 666 / 仁友館 / KRCraft(類家)
【樫村 治延(かしむら はるのぶ)】
STUDIO CHAPTER H[aus](スタジオチャプターハウス)代表
レコーディングエンジニア・サウンドクリエーター
Whirlpool Records/brittford主宰
専門学校非常勤講師、音楽雑誌ライターとしても活動
全国流通レベルのレコーディング、ミックス、マスタリング、楽曲制作を年間平均250曲以上手掛ける
スタジオについての詳細は http://www.chapter-trax.com/ をご覧ください
ラジオ川越 第2・4水曜 23:30 ~ 24:00 「Music Translation」放送中
6月分の放送は6月12日(水)26日(水)
出演 樫村治延 サイエンスライター荒舩良孝氏 フリーアナウンサー荒舩裕子氏
番組は「Listen Now(JCBAインターネットサイマルラジオ配信)」でリアルタイム聴取できます
https://www.jcbasimul.com/radiokawagoe
(コミュニティFMなのでRadikoでは聞けません、ご了承ください)
当スタジオで制作されたアーティスト作品の一部をご紹介します
THE JEALOUSYS 「Summer Beach Hip」
R&Rやオールドロックを基調としたロックバンドのデジタルシングル。勢いと渋さがバランスよく同居した、心地よく存在感のある楽曲。良い意味で聴き手を選ばない作品。
MONSTER Gann「MONSTER Gann其ノ参」
スタンダードなロックやパンクをベースに、エモやオルタナティブが縦横無尽に交差するソリッドな音源。疾走感も好印象で、ライブでも映えそうな楽曲だ。
【Sight Seeing】
注目度の高いバンド・アーティストの音楽スタジオをご紹介します。
群馬県館林市に在住している、植木嘉朗(ウエキヨシロウ)といいます。
陽のあたる隠れ音楽スタジオ「flower pot studio」を家族と一緒に運営しつつ
作曲~マスタリングまでを自分1人で行う形で楽曲制作、アーティスト活動もしています。
現在は、楽曲完成のクオリティがようやく納得いくレベルになってきたので
バンド活動、ソロ活動も含めて、模索しつつ制作をする日々を送っています。
<音楽スタジオ+録音機材>
1階にある、貸出もしている音楽スタジオです。
オーソドックスな機材ですが、それぞれのパートが聴きやすいように調整しています。
自分で演奏し、レコーディングを行う際は、ここで録音する事が多いです。
録音機器はTASCAM Model24やfostex vf160exを使うことが多く
中継地点にTASCAM MIDISTUDIO 644(カセットMTR)を使用する事もあります。
プリアンプは下から
focusriteのvoicemaster
tc electronicのgold channel
ベリンガーのコンポーザーを挟んで
dbx 376
joemeek threeQ
grace designのm101です。
その上はスプリングリバーブです。
ミックスマスタリングルームにあるGoldMikeも使用することがあります。
<ミックスマスタリング部屋、電源>
ミックスマスタリングルームでは、スタジオチャプターハウスにならって
メインのスピーカーとサブスピーカー、ラジカセとヘッドホン、という
4つの聴き方ができるように調整しています。
下で紹介しますが
「LUNA(DAW)→Model24→BBEやMixmaster×2+その他→TASCAM sx-1→TASCAM SS-CDR200」
という流れでのルーティングが多いです。
また、MTR好きなので棚に沢山並んでいます。
電源には現在はアイソレーショントランスを使用しています。
ノイズを一旦熱に変える方式でノイズレスにしつつ、私独自の方法で電磁波対策も行っています。
<機材ルーティング>
機材ルーティングを再度説明します。
まずMACにて「LUNA」のDAWに音源をトラック毎に送ります。
UAD apolloをサブDSPとして使用しつつModel24を外部ミキサーとして使用します。
この際USBが良くないと音の生気がなくなってしまうため
アコースティックリバイブのUSBを使用しています。
次にBBEを通して調整したあと、focusriteのMixmasterを2台通してマスタリング前半を行います。
場合によってGoldchannelを通して真空管要素を入れたりもします。
マスタリング後半はTASCAM sx-1。
チャプターハウスより譲り受けた品です。
ここで最終的なEQやコンプ処理を追加してSS-CDR200に送って終了です。
レッドブックを作る際はSX-1で終わります。
<マイク類 >
ひとつひとつの説明は割愛しますが
マイク類については、個人的にリボンマイクが「自然に録音する」という意味だけで言えば
コンデンサーよりも上を行っていると感じているため
リボンマイクをアンビエンスとして使用する場面が多いです。
メインのマイクはsamaraudioのVL37。
これが上記にあった「自然な音」という意味では、持っている限りで最も優秀です。
全体の音を自然に録音した上で、補完したい部分をコンデンサーやダイナミックを使用して録音しています。
<その他>
最後に、その他という事で機材を幾つか紹介します。
左からIzotope spire、ピーターソンのチューナー、アマテラスブランドのトランスとファンタム電源です。
あとはエフェクター。
Izotope spireは、気軽にどこでもある程度のデモを録る事のできる近代型MTRのようなものですが
その際のエフェクトが飛び道具として優秀なため、録音の際に一緒に並べたりしています。
ピーターソンは、チューナーの中では同価格帯で最も精度が高いと感じています。
純正律にも対応するくらい、ひとつひとつのテンプレートもしっかり設定されています。
高品位なプリアンプには、トランスや優秀なファンタムが必ず搭載されており
それが聴いた際の心地良さや音同士の混ざりやすさを促進します。
アマテラスブランドは「高品位な機材からトランスやファンタムだけを抜き取ったような商品」を
作ってくれていますので、こちらも重宝して使わせて頂いています。
電源環境のためにパッシブタイプの使用です。
これがあるのとないのでは大分違います。
■ueki/OH MY GODDESS!!
→fostex vf160exのみで14トラックで制作した原曲音源です。
Model24での本制作は現在進めています。
https://on.soundcloud.com/r5HKQWNY4AYncBUs8
■Flower Pot Studio ホームページ
https://www.instagram.com/flowerpotst.art
【PUSH UP INSTRUMENT】
TASCAM DV-RA 1000HD
DV-RA1000HDは、マスターレコーダーの名機と言われたDV-RA1000(20年程前にリリース)の後継機です。
現在主流となっているDAWソフト内のバウンスでマスターを制作する方法ですが、音像が平面的になるのが欠点です。その欠点を補うのが、DV-RA1000HDなどのマスターレコーダーです。
中位クラス以上のマスターレコーダーを使用してマスターを制作すれば、立体感はそのままのファイルが作れます。電源、ケーブルを強化すれば、一層効果的です。
更にこのDV-RA1000HDは、AD/DAコンバーターとしても非常に優秀です。
上位クラスのオーディオインターフェースと比較しても、同等かそれ以上の実力を発揮するだけでなく、内蔵されているマスタリング系エフェクトは、最新のプラグインでも成し得ない秀逸さをもっています。
加えて、PMCフォーマットのみならずDSDフォーマットにも対応しており、全く隙が見当たりません。
(注)DSDの場合、内蔵エフェクトは使用できません
主な接続例↓
【樫村 治延(かしむら はるのぶ)】
STUDIO CHAPTER H[aus](スタジオチャプターハウス)代表
レコーディングエンジニア・サウンドクリエーター
Whirlpool Records/brittford主宰
専門学校非常勤講師、音楽雑誌ライターとしても活動
全国流通レベルのレコーディング、ミックス、マスタリング、楽曲制作を年間平均250曲以上手掛ける
スタジオについての詳細は http://www.chapter-trax.com/ をご覧ください
ラジオ川越 第2・4水曜 23:30 ~ 24:00 「Music Translation」放送中
5月分の放送は5月8日(水)22日(水)
出演 樫村治延 サイエンスライター荒舩良孝氏 フリーアナウンサー荒舩裕子氏
番組は「Listen Now(JCBAインターネットサイマルラジオ配信)」でリアルタイム聴取できます
https://www.jcbasimul.com/radiokawagoe
(コミュニティFMなのでRadikoでは聞けません、ご了承ください)
当スタジオで制作されたアーティスト作品の一部をご紹介します
THE PENNY13「Cookiee」
USとUKのいいとこどりしている4ピースロックバンドのデジタルシングル。
洋楽が好きだという気持ちが至る所から感じられる。逆輸入的な思考が伝わるナイスサウンドだ。
みねのりか「時のカケラ」
童謡meetsジャズとでも呼べそうな新感覚ジャンルを追求する「みねのりか」の音源。
絵本作家でもある彼女の世界観が広がる作品。
今回もボーダーレスなコード進行を取り上げます。今回はいわゆる「ループ」です。
たったこれだけですが、コードごとに転調するのと、9th以上のテンションコードを含むのでマンネリ化しにくい響きがあります。
ループしたコード進行というと、テクノ、ハウス、ヒップホップと言ったクラブ系のジャンルが思い浮かびますが、実は通常のロックやポップス、環境音楽にも潰しが利きます。ぜひいろいろ試してみてください。
【今月のちょいレア】SPL TRACK ONE
トランジェット系アウトボードが有名なブランドSPLが、約15年前にリリースしたTRACK ONEのファーストモデル。リーズナブルなチャンネルストリップだが、音質はTUBE TECHやMANLEYといった最上位メーカーと肩を並べる実力機だ。特にマイクプリのクオリティーはリッチで、相性の良いマイクと組み合わせれば、後で余計な作業をする必要がなくなりそう。現行品であるサードモデルが、さらに進化しているのは言うまでもない。
【Sight Seeing】
注目度の高いバンド・アーティストのプライベートスタジオをご紹介します。
エンジニアのYU-DAI(ユーダイ)です!
ヴォーカル、ラップ、ヒューマンビートボックス、オーディオブック、家電音声、ゲーム音声etc…
声のお仕事ならディレクション・収録から完パケまでお任せください!
アーティスト活動もしておりますので、最後のURLから是非チェックしてください!
◆DAW
ProToolsを中心に、Studio OneやMASCHINEを併用して様々な作業を行っています。
電源はアイソレーショントランスから100v, 117v, 120vに分岐、安定化して各機器に供給。
◆MIC
Audio Technica AT4050
高いSPL値を有する為、ラップやアフレコ、ヒューマンビートボックス等
瞬間的な大音量が想定される演奏もクリアにワイドに収音してくれます。
◆HA
AMS NEVE 1073 SPX
ヴィンテージNEVEよりも天井が高く、とてもクリアな音質ですが、
EQの派手な効き方は健在で、GAINを上げていくとお馴染みマリンエアーのトランスを感じることができます。
Vo RECはAT4050→1073 SPX→UAD 1176(Apollo x6)→ProToolsです。
実機の1176も導入予定ですが、数日にまたがるセッションにおいては
その日のご機嫌に左右されず、S/N比もよく、即時にセッティングリコールできるUAD1176は重宝しています。
◆ i / o
Universal Audio Apollo x6
◆Bus Compressor
Solid State Logic THE BUS+
トラックダウンは内部バウンスではなく、THE BUS+を通してTDしています。
外観で確認できるツマミやボタンの数を遥かに超える様々な機能が集約されており、バスコンプというよりかはマスタリングプロセッサーのイメージで使っています。
◆Other Outboard
より荒削りでワイルドなサウンドメイクの為にdbx 286s, 376, 586、
シルキーかつ太いサウンドメイクの為にTL Audio PA-1 Classic Series Dual Pentode、、その他多数所有。
◆Sequencer
AKAI MPC1000
Roland MV8800
Native Instruments MASCHINE MK1 & MIKRO MK2
◆Cable
BELDEN 8412が中心ですが、
モニターセクションにはクセのないMOGAMI 2549を使用しています。
Official Web
https://www.instagram.com/yudaibeat/
YU-DAI 5th ALBUM 「Authentic Parade」12inch vinyl & digitalにて絶賛発売中!
https://tower.jp/item/6166383/Authentic-Parade
<数量限定生産盤>
【樫村 治延(かしむら はるのぶ)】
STUDIO CHAPTER H[aus](スタジオチャプターハウス)代表
レコーディングエンジニア・サウンドクリエーター
Whirlpool Records/brittford主宰
専門学校非常勤講師、音楽雑誌ライターとしても活動
全国流通レベルのレコーディング、ミックス、マスタリング、楽曲制作を年間平均250曲以上手掛ける
スタジオについての詳細は http://www.chapter-trax.com/ をご覧ください
ラジオ川越 第2・4水曜 23:30 ~ 24:00 「Music Translation」放送中
4月分の放送は4月10日(水)24日(水)
出演 樫村治延 サイエンスライター荒舩良孝氏 フリーアナウンサー荒舩裕子氏
番組は「Listen Now(JCBAインターネットサイマルラジオ配信)」でリアルタイム聴取できます
https://www.jcbasimul.com/radiokawagoe
(コミュニティFMなのでRadikoでは聞けません、ご了承ください)
当スタジオで制作されたアーティスト作品の一部をご紹介します
TOY 「Aya Nakamura」
R&Bとトラップが合体したようなバックトラックに、声質が素晴らしい女性Vo.が絡む。聴き手を選ばないナイスチューンだ。
シュガースプレー 「咲くな、サクラ、」
ポップとロックをブランディングし、ピュアなオリジナリティーを楽曲に投与する、5人組ガールズバンドのマキシシングル。倍音豊かな声音と、バンドサウンドの蜜月ぶりに着目したい。
The VAPES 「Bow Wow」
ガレージロック、R&Rを基調としたロックバンドのデジタルシングル。邦楽的なリフやフレーズが、彼らの手により融合すると洋楽のように聴こえる、良い意味で不思議なバンドだ。
今回も個性的なコード進行を取り上げます。
コード自体はシンプルですが、コード進行には的を得た転調が多く使われています。
相性の良いメロディーが乗るだけで、キャッチーかつ斬新な感じに聴こえる可能性大。
昔の洋楽(サイケデリック、プログレ、ソフトロックなど)にも通じる、しかし現在でも色あせない「通な」コード進行だと思います。
普段邦楽を好んで聴き、邦楽チックな楽曲制作をしている人にとって、このようなコード進行は音楽の間口を拡げる絶好のネタになるのではないでしょうか。
【今月のちょいレア】CONISIS 1805(キューボックス)
現存する既製品キューボックスの中でも、トップクラスに位置する逸品。音質がとにかく良く、うまくバランスが取れれば、ワンランク上の演奏がしやすくなることだろう。
【Sight Seeing】
注目度の高いバンド・アーティストのプライベートスタジオをご紹介します。
初めまして、NEREUS JAPAN代表の大内です。
2012年頃からDTMで楽曲制作をするようになり、写真のような環境で日々制作活動をしています。
海外のアーティストとのレコーディングや国内のグループのプロデュース、バンド活動や楽曲提供など、サウンドトラッククリエイターとして活動しています。
元々ギターリストだったので、アコギでポロポロ弾いて楽曲の輪郭を創ってから、LogicProに落とし込んでいくのが作業フローになってます。
様々な楽曲がここから飛び立っていきました。
あなたの耳にも届く日が来ることを願っています。
<使用機材>
プリアンプ
TF Pro P2 - Dual Channel
マイク
SE ELECTRONICS sE2200a II
ギターアンプ
Hughes & Kettner Edition Tube 20th anniversary チューブアンプ
キーボード
Alesis Quadrasynth plus piano
オーディオインターフェース
TASCAM US-2x2
ギター
Gibson SG
FENDER USA Telecaster
aNueNue BirdGuitar
PC
Mac Stadio
使用ソフト
LogicPro
モニター
FOSTEX NF-01A
ホームページ
https://www.nereusjapan.com/nereusjapan
【樫村 治延(かしむら はるのぶ)】
STUDIO CHAPTER H[aus](スタジオチャプターハウス)代表
レコーディングエンジニア・サウンドクリエーター
Whirlpool Records/brittford主宰
専門学校非常勤講師、音楽雑誌ライターとしても活動
全国流通レベルのレコーディング、ミックス、マスタリング、楽曲制作を年間平均250曲以上手掛ける
スタジオについての詳細は http://www.chapter-trax.com/ をご覧ください
ラジオ川越 第2・4水曜 23:30 ~ 24:00 「Music Translation」放送中
3月分の放送は3月13日(水)27日(水)
出演 樫村治延 サイエンスライター荒舩良孝氏 フリーアナウンサー荒舩裕子氏
番組は「Listen Now(JCBAインターネットサイマルラジオ配信)」でリアルタイム聴取できます
https://www.jcbasimul.com/radiokawagoe
(コミュニティFMなのでRadikoでは聞けません、ご了承ください)
当スタジオで制作されたアーティスト作品の一部をご紹介します
Marckintoshu 「Life Check」
HipHopのルーツに迫る音場感と、素材の臨場感がベストマッチングした作品。ビギナーから玄人まで幅広く楽しめる内容になっている。
odd 7th 「odd 7th」
パワーポップ、ギターロック、メロコアそして多少のオルタナティブさが絶妙にクロスオーバーしたシングル。
今回は、ネオアコやスウェディッシュ・ポップ、ネオサイケなどにも応用できる洋楽的コード進行です。
いわゆる【A】―【B(サビ)】といった2部構成の曲です。
一つ一つがほぼ転調になりますが、コード進行は流れるように聴こえるのがポイント。
このパターンであればどう転んでも洋楽的になります。
【今月のMV】RISKY MELODY「PHOENIX」
https://www.youtube.com/watch?v=QuTj7ZM4-yA
多くのライブ本数をこなし、実力経験共に充実してきたガールズバンド。よりメロディアスなラウド路線に磨きがかかる作品。
【今月のちょいレア】YAMAHA QY300
シーケンサーの名機QY700の弟分にあたる機種。ステップ入力のしやすさは、どの最新DAWソフトにも決して負けない。電源を切っても本体にデータが残るのが特徴。
【Sight Seeing】
注目度の高いバンド・アーティストのプライベートスタジオをご紹介します。
「例えばあなたと私の関係について」というシティファンクバンドで作詞、作曲、ギターを担当している、サウンドプロデューサーのNoyaと申します。
コンポーザーとしては、アシッドジャズやR&Bを多く制作しており、その他にも、V tuberさんやゲーム等のBGM提供をしています。
*全体像
*デスク環境
DAWソフトはPro Tools、オーディオインターフェースはRMEのBabyface Pro FS、手元のコントロールは主にPreSonusのFaderPortを使用しています。
*アウトボード
上から
Joomeek threeQ (1chチャンネルストリップ)
Roland INTEGRA-7 (音源モジュール)
DENON DN-F650R (マスターレコーダー)
音源は、音質を大切にするため「INTEGRA-7」を中心に、様々なご要望やジャンルに対応できるよう、一般的な音源だけではなく、和楽器を含むエスニックなプラグインソフトも多く揃えて制作しています。
そして、書き出しはDENON「DN-F650R」を使用しています。
バウンスとは比べられないくらいの音で仕上げてくれるので、是非お勧めです!重宝しています!本当に!
*マイク
CAD Equitek E350
CAD EquitekⅡ E300
sE Electronics sE2200
ボーカルRECの際は、Joemeekのthree QにEvidence AudioのLyric HGのケーブル、CADのマイクを使用することが多いです。
特にメローな曲の時はJoemeek + CADという組み合わせがどうしても好きみたいで、ほとんどこの組み合わせになってしまいますね。
まさに、前回のノハラユーキさんも仰っていた「一家に一台、YES , joemeek!」ですね(笑)
*ギター
ギターは、様々なご要望に添えるようアコギにエレアコ、エレガット。
エレキギターは、FENDERのストラトやGibsonのレスポール、Gretschを揃えており、変わり種としてOOPEGGのTrailbreaker Mark-Ⅰも使用しています。
このギターは音を繊細に表現してくれるので、プレイヤーとして日々鍛えられています(笑)
*その他楽器
ギター以外にも、ベースやウクレレ、ハーモニカの用意があり、最近祖父より大正琴を受け継ぎました。
その名も弁慶(SUZUKI)!綺麗に響いてくれます。
【樫村 治延(かしむら はるのぶ)】
STUDIO CHAPTER H[aus](スタジオチャプターハウス)代表
レコーディングエンジニア・サウンドクリエーター
Whirlpool Records/brittford主宰
専門学校非常勤講師、音楽雑誌ライターとしても活動
全国流通レベルのレコーディング、ミックス、マスタリング、楽曲制作を年間平均250曲以上手掛ける
スタジオについての詳細は http://www.chapter-trax.com/
ラジオ川越 第2・4水曜 23:30 ~ 24:00 「Music Translation」放送中
2月分の放送は2月14日(水)28日(水)
出演 樫村治延 サイエンスライター荒舩良孝氏 フリーアナウンサー荒舩裕子氏
番組は「Listen Now(JCBAインターネットサイマルラジオ配信)」でリアルタイム聴取できます
https://www.jcbasimul.com/radiokawagoe
(コミュニティFMなのでRadikoでは聞けません、ご了承ください)
当スタジオで制作されたアーティスト作品の一部をご紹介します
RISKY MELODY「いたいいたいあい」
2024年2月14日発売、メジャー第1弾シングル。CDはタイプAとタイプBの2形態での発売、相川七瀬作詞の表題曲に加え、それぞれ違うカップリング曲を収録。当スタジオではVo.レコーディングを担当。
ざ・まろうど
青春パンクと R&Rをベースにした3ピースバンドの、疾走感全開の配信音源。オリジナリティーの出しにくいジャンルにおいて、しっかりそれが出せている点に脱帽。