オフィシャル・ミュージック・ビデオの総再生回数が50億回を超え、9度グラミー賞にノミネートされたオーストラリア出身アーティスト、シーア。
2019年のフジロックフェスティバルにヘッドライナーとして初来日を果たし、豪雨の中圧巻のパフォーマンスで観客を魅了し、日本でもさらに注目を受けた彼女。
そんなシーアが今月20日に待望の新曲「Together / トゥゲザー」をリリースした。
オフィシャル・ミュージック・ビデオも公開となったばかりだが、早くも日本版のミュージック・ビデオを完成させた。
シーア 「トゥゲザー」(日本版ミュージック・ビデオ)
新曲「Together」のキャンペーンの一環として、また新型コロナウイルスの影響で外出自粛を余儀なくされ自宅待機している人たちを応援することを目的に作られたこの日本版ミュージック・ビデオには10名の子供達がそれぞれの自宅でダンスしている映像を繋ぎ合わせて制作されている。
新曲「Together」の「一緒なら、もっと元気になれる」、「一緒なら、もっと上を目指せる」という歌詞のイメージ通り、子供達が元気にダンスをしていて、前向きになれる内容となっている。
さらに、この楽曲の世界観、そしてこの企画で届けたい想いに賛同を頂き、日本ならではのコラボレーションが実現した。
多方面での活躍が話題となっており、NHK連続テレビ小説「スカーレット」での共演も記憶に新しい、人気子役、川島夕空、横溝菜帆がこの日本版ミュージック・ビデオにスペシャル・ゲストとして出演している。
二人とも他の子供達同様、リモートでのダンス出演ではあるものの、完成されたミュージック・ビデオではまるで一緒にダンスしているようにぴったり息の合ったダンスとなっている。
日本版ミュージック・ビデオのダンスを踊ってみた感想を川島夕空は
「振りが可愛いくて、凄い楽しかったです!」、「観て欲しいところは振りによっていろんな表情をしているので、そこを観てもらいたいです。」とコメント。
そして、川島夕空との共演に関して、横溝菜帆は
「本当に、本当に、本当に嬉しかったです!夕空ちゃんとも、「また一緒にお仕事したいね」って話していたので、こんなに早く叶えられるとは思っていなかったのでビックリしました。私も夕空ちゃんも動画は自分の家で撮ったんですけど、本当は一緒に同じ場所で踊りたかったです!」とコメント。
ダンスの最後のシーンは川島夕空、横溝菜帆の二人の手で大きなハートを作り、微笑ましい「Together」をイメージしたエンディングとなっているのも見逃せない。
「Together」はいまの時代に必要とされる明るさと温かさを与えてくれるだろう。
■シーア プロフィール
オーストラリア出身のシーア(本名:シーア・ケイト・イゾベル・ファーラー)。
1990年代にオーストラリアで“クリスプ”と言うアシッドジャズバンドのボーカルでデビュー。
2000年にはレーベルの“ダンス・プール”と手を組み2枚目のスタジオ・アルバム『ヒーリング・イズ・ディフィカルト』をリリースし、ニューヨークに移住。2004年には3枚目のアルバム『カラー・ザ・スモール・ワン』をリリース。
2008年~2010年の間には4枚目『サム・ピープル・ハヴ・リアル・プロブレム』をリリースし、5枚目『ウィー・アー・ボーン』のアルバムをリリースした後にシーアは自分が有名になる事に対して息苦しさを感じてステージに出る事を一時休止し、その間ソングライターとして他のアーティストに楽曲提供をするなど数多くのヒット曲を輩出している。
ソロ・アーティストとしてブレイクを果たしたのは2014年に6枚目のスタジオ・アルバム『1000フォームズ・オブ・フィアー』がリリースされてから。収録曲の「シャンデリア」は米Billboard200チャートで見事1位を獲得し、天才キッズダンサーのマディー・ジーグラーを起用したミュージックビデオ・トリオジーは世界中から称賛を浴びている。
同アルバムの先行シングル「シャンデリア」は、米ビルボード・ホット100の8位にランクインし、のち1位を獲得。 第61回グラミー賞で4つのノミネーションを獲得した。
『1000 フォームズ・オブ・フィアー』のプロモーション中、10代のダンサー、マディー・ジーグラーにミュージック・ビデオへの主演を依頼、それ以降まるでシーアの若き分身のように、ステージ上の舞台を一緒に飾ってきた。シーアは、名声の闇から身を守るため、かつらを着用していると説明している。
2016年にリリースされた7枚目のスタジオ・アルバム『ディス・イズ・アクティング』では彼女初となるBillboardホット100に1位獲得シングル「チープ・スリルズ」が収録されている。
有名音楽プロデューサーのグレッグ・カーステンと手を組み、「サンタズ・カミング・フォー・アス」などすべてオリジナル曲を収録されているアルバム『エブリデイ・イズ・クリスマス』をリリース。第63回グラミー賞で“ベスト・ポップ・ボーカル・アルバム”にノミネートされた。
2018年11月に『エブリデイ・イズ・クリスマス』にボーナストラックを追加し、デラックス盤をリリース。
2019年7月フジロックフェスティバル‘19にて初来日を果たす。
■川島夕空(カワシマユア)プロフィール
2008年6月20日埼玉県生まれ(11歳)
2015年3月から2019年3月まで4年間にわたりNHK Eテレの教育エンターテイメント番組「みいつけた!」で3代目スイちゃん役を務め、同年には「進撃の巨人」、「本のゆがみ」などの映画に出演。
2019年度後期のNHK連続テレビ小説「スカーレット」で戸田恵梨香演じるヒロイン、川原喜美子の幼少時代を演じた。2019年9月にはフジパン「しあわせ製法」篇(CM)にも出演。
■横溝菜帆(ヨコミゾナホ)プロフィール
2008年3月27日神奈川県生まれ(12歳)
3歳から芸能活動を開始し、NHK大河ドラマ「平清盛」、映画「魔女の宅急便」で主人公・キキの幼少期など数々の映像作品に出演。
2018年、連続ドラマ「義母と娘のブルース」(TBS系)で娘・宮本みゆき役で注目を集める。
同年12月公開の劇場アニメ「グリンチ」の日本語吹き替え版で声優に初挑戦、日本語吹き替え版メインキャストとして11月にニューヨークで開催されたワールドプレミアに出席。
2019年には村上春樹原作の舞台「神の子どもたちはみな踊るafter the quake」で舞台初挑戦。
主な出演作品は、「精霊の守り人」(NHK総合)、「息もできない夏」(フジテレビ)、映画「兄に愛されすぎて困ってます」、連続テレビ小説「スカーレット」、映画+ドラマ「ブラック校則」、「美食探偵明智五郎」(日本テレビ系)など。
SIA / シーア
「Together / トゥゲザー」
2020年5月20日配信
ダウンロード / ストリーミングはこちら:https://sia.lnk.to/TGTHRPu
オリジナル・ミュージック・ビデオ(日本語歌詞付き)
シーア 「トゥゲザー」(日本版ミュージック・ビデオ)