2025年1月の誕生日で御年80歳を迎えたロッド・スチュワートは、今年のグラストンベリー・フェスティバルの最終日となる6月29日、ピラミッド・ステージに出演することが決定している。このフェスティバル出演日直前となる6月27日に、これまでの華麗なるソロ・キャリアの全てを俯瞰する究極のベスト・アルバム『アルティメイト・ヒッツ』がリリースされることとなった。今作は、日本盤としてもリリースされる全30曲を収録した2枚組CDエディションをはじめ、輸入盤として16曲を収録した1CDエディションや全20曲を収録する2枚組グリーン・アナログ盤、同じく全20曲のハイレゾ音源を収録したBlu-rayの発売も予定されている。なお、日本盤2枚組CDエディションは、解説と歌詞・対訳付きでのリリースとなる。
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「私は自分がやっていることを愛しているし、私が愛していることをやり続けているのさ」 ─ ロッド・スチュワート
ロッドの80歳の誕生日を記念してリリースされるこの『アルティメイト・ヒッツ』には、伝説のシンガーの輝かしいソロ・キャリアの中でも特に、注目すべき瞬間を捉えた楽曲がたっぷりと収録されている。彼を象徴する代表的な初期楽曲「ハンドバッグと外出着」や「マギー・メイ」といった楽曲から、「キリング・オブ・ジョージー(パートⅠ&Ⅱ)」や「燃えろ青春」などの大胆な社会風刺を表現した楽曲、さらに、「アイム・セクシー」のようなダンス・フロアを熱くする一曲や、「ホット・レッグス」や「ベイビー・ジェーン」など熱狂的なレイヴ楽曲、そして傑作という名にふさわしい、「セイリング」や「リズム・オブ・マイ・ハート」、そして「フォー・ザ・ファースト・タイム」といった名バラード曲など、数々の名曲が次々と流れてくるのだ。また、2枚組CDデラックス・エディションには、最近作となるジュールズ・ホランドとの全英No. 1コラボレーション・アルバム『スウィング・フィーヴァー』から、アルバムのハイライトともいうべき「エイント・ミスビヘイヴィン」や「オールモスト・ライク・ビーイング・イン・ラヴ」といった楽曲も収録されている。
『アルティメイト・ヒッツ』に収録されている楽曲の多くが、何十年にもわたりロッドのライヴが「生涯に一度は観ておくべきコンサート」と世界中から称されることとなる一つの理由だともいえる。「マギー・メイ」が大西洋の両側で第1位を獲得したことが、そのすべての始まりとなった。以降、ロッドはさらに「ユー・ウェア・イッウェルト」と「セイリング」、両A面シングルの「もう話したくない」 / 「さびしき丘」、「アイム・セクシー」、「ベイビー・ジェーン」といった楽曲で5回の全英チャートで1位を記録。また「今夜きめよう」と「アイム・セクシー」では全米でも1位を獲得した。10年連続、世界中でトップ5ヒットを記録し、米国と英国の両方でマルチ・プラチナム・セールスを記録したロッドは、間違いなく音楽史上最も売れているアーティストの一人であると言える。
こうしたキャリアの変遷を見事にまとめ上げるのは、あの「声」だ。彼の歌声自体が、ロッド・スチュワートというアーティストをロック史にその名を残す最も個性的なシンガーの1人へと押し上げた最大の理由の一つであることは、間違いないだろう。2025年を通してツアーに出る準備を進めるロッド自身の歴史は、今や伝説となっている。リトル・リチャードやビル・ヘイリー&ザ・コメッツといったアメリカのオリジナル・ロックンローラーに影響を受け、1950年代に自身のスキッフル・グループを結成したロッドは、UKロックンロールの爆発的発展の最前線にいた。以来、ロング・ジョン・ボールドリーやジェフ・ベックといったイギリスのブルースのレジェンドたちと共演したり、1970年代初頭にフェイセズのフロントマンとして「ロッド・ザ・モッド」の名を不動のものとした時も、ソロ・スターとして世界中のスタジアムを満員にしたりと、常に先頭に立ってきたのだ。
これまで英国で11枚、米国で4枚のNo. 1アルバムを世に放ったロッドは、ブリット・アワードやグラミー賞に加え、2度のロックの殿堂入りを果たし、その目覚ましいキャリアは頂点を極め続けている。2025年の注目すべきイベントの一つは、待望のワン・ラスト・タイム・ツアーの復活だ。4月23日からヨーロッパ・ツアーが始まり、5月と9月には、記録的な動員数を誇ったラスベガスでのレジデンシー公演、「アンコール・ショー」の開催を挟み、その後北米と南米を巡ったのちに再びヨーロッパに戻って、今年を締めくくる大規模なツアーが予定されているのだ。これまでにヨーロッパ、アジア、オーストラリア、ニュージーランドの観客を熱狂させたこのツアーは、2024年における世界的なコンサート・ツアーの興行成績トップ20に入る記録を収めている。さらにロッドは、7月18日にニューヨーク市のヤンキー・スタジアム、9月20日にシンシナティのペイコー・スタジアムでビリー・ジョエルと共にステージを披露する予定だ。
『アルティメイト・ヒッツ』、この彼の輝かしきソロ・キャリアを総括するベスト・アルバムは、ロッド・スチュワートというアーティストが音楽界に与えた紛れもない影響の大きさを、改めて思い起こさせる作品となるだろう。そして、ロッドの躍進はまだ終わることなく続く。あのホット・レッグスには、まだまだ可能性が秘められているのだ…。
【リリース情報】
<日本盤> 2025年6月27日 世界同時発売
『アルティメイト・ヒッツ』2CD
(WPCR-18743/4)
税込価格:¥3,520
解説/歌詞対訳付
<輸入盤> 2025年6月27日発売
・2CD
・CD
・2LP GREEN VINYL
・BLU-RAY
<デジタル配信> 2025年6月27日配信開始
<アルバム『アルティメイト・ヒッツ』(2CD)収録曲>
Disc 1: CD
04 .ユー・ウェア・イット・ウェル
05 .オー!ノー・ノット・マイ・ベイビー
Disc 2: CD
【関連リンク】
〇ロッド・スチュワート WMJサイト:https://wmg.jp/rod-stewart/
〇ロッド・スチュワート オフィシャル HP:https://rodstewart.com/
〇ロッド・スチュワート オフィシャル YouTubeチャンネル:https://www.youtube.com/@rodstewart
〇ロッド・スチュワート オフィシャル Facebook:https://www.facebook.com/rodstewart
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