Elektra Recordsのアーティストで人気沸騰中のオーストラリア出身ラッパー、マスクド・ウルフ(Masked Wolf)が最新シングル「Say So」をリリースした。
この夏のヘビロテ曲候補として早くも注目されている楽曲であり、世界8ヵ国で一位を獲得し、これまでにストリーミング回数10億回以上を記録した世界的大ヒット曲「Astronaut In The Ocean」に続く待望の新曲である。
今回も「Astronaut In The Ocean」のプロデュースも手がけたTyron Hapiと再びコラボレーションを果たしている。
今回の新曲について、マスクド・ウルフは
「僕は自分の曲の中にメッセージを込めることはとても重要だと思うんだ、たとえアップビートで楽しい曲に隠されていたとしてもね。「Say So」では、本当は大丈夫じゃないのに、大丈夫なように振る舞おうとすることがあることを書いている。どんなにその状況が悪くても、どんなに自滅寸前でも、自分は大丈夫だと自分たちに言い聞かせていれば大丈夫だと思ってしまう。だから俺たちは「俺がそう言うなら、そうだ」と思うようになる。だが本当に望んでいるのは、誰かに助けてもらうことだ。」
と話している。
現在アメリカの様々なプラットフォームで絶大な人気を誇っている「Astronaut In The Ocean」。
Billboardのリズミック・チャートで一位を獲得し、トップ40ラジオではランキングトップ10の常連に。Billboardホット100では20週間連続で6位にランクインし、今週はTKを維持する。
また、公式ミュージックビデオはYouTubeだけで1億8,000万回以上再生されている。また、「The Tonight Show Starring Jimmy Fallon」での壮大なパフォーマンスでワールドテレビ出演デビューを遂げたマスクド・ウルフはその後「The Voice」でゴールデンタイムのテレビ初出演を成功させ、最近では「The Kelly Clarkson Show」にも出演する。
先月リリースした曲「Gravity Glidin」は「前曲「Astronaut In The Ocean」に対する返答」だと説明したマスクド・ウルフ。
「前曲が自分の本来いるべき場所にいないことを歌っている曲なのに対し、今回の曲は自分のいるべき場所を見つけたことを歌ってる。自分の居場所を見つけたから、自分が生まれてきた環境から滑り出てくる気分について歌ってるんだ。」
今後のマスクド・ウルフの活躍にご期待を。
■マスクド・ウルフについて
昼間の間は温厚な男として知られる彼がスタジオに入れば、自由奔放な野獣へと変貌を遂げる。
マスクド・ウルフ(本名:ハリー・マイケル)はパワフルで情熱的、また原始的とも言えるヒップホップの一勢力として今名を馳せている。オーストラリアのシドニーで生まれ育った彼は、学校を卒業後、当時レコーディングのための資金を貯めるためにひたすら営業の仕事をしていた。その後ローンを組んで自宅にホームスタジオを建設すると、そこで何千時間もかけて何百曲もの曲を作っている。2018年にインディペンデント・アーティストして自身のオリジナル曲「Speed Racer」でデビューを果たすと、何百万回ものストリーミング回数を集め、オーストラリア全土で注目を浴びる。その後「Night Rider」、「Water Walkin」をリリースすると、世界的ヒットとなる楽曲、「Astronaut In The Ocean’」をリリースする。心地よいギターサウンドにゴリゴリな808、ネオンキー、そして巧みな言い回しと正直なリリックに身を浸し、彼は自身の憂鬱な気分と正面から向き合う。中毒性高いリフに歌いやすいコーラスのワンツーパンチがネット上で大きな反響を呼び、TikTokでは彼の楽曲を使用して作られた動画が35万本以上上がっている。その中には、米軍のブラックホーク・チョッパーの隊員の映像から、氷上で釣りをする人の映像と、あらゆるものが挙げられる。また、カンザスシティのチーフスーパーボウルで優勝したクオーターバックのPatrick Mahomesもこの曲を自身のInstagramの投稿にも取り入れており、2021年初頭に爆発的な人気を博している。2021年にElektra Recordsからデビューする人気急上昇中のラッパー兼シンガー、マスクド・ウルフは今後も自身の真実と感情の激流を曲の中で解き放つ。
■シングル情報
マスクド・ウルフ/Masked Wolf
最新シングル「セイ・ソー / Say SO」
2021年7月9日リリース