グラミー賞にノミネートされたイギリスの現行R&Bシーンを引率するスターのMahaliaが、新しいシングル「Whenever you're ready / ホエンエバー・ユア・レディー」をリリースした。
今年初めにリリースした、リコ・ナスティをフィーチャーした「Jealous」に続き、今作の作品は、Two Inch Punchがプロデュースし、マヘリアとMNEKが共同で作曲した、モンテル・ジョーダンの伝説的な90年代の作品「Get it On Tonight」をサンプリングし、エモーショナルな内容になっている。
「子供の頃、モンテル・ジョーダンの「Get it on tonight」を初めて聴いた時のことを今でも覚えているの。それ以来、ずっと踊りたくなる曲だったのでこの曲のサンプリングは私にとって特別なものになったし、MNEKやTwo Inch Punchとの楽曲制作はとても楽しかったわ。曲を作った当時、私は別れを経験していたので、その感情の一部を曲に残したの!
去年から今年にかけて、受賞やノミネートなどもあり成長した年であり、私生活でも色々とあったので個人的にも仕事上でも、まさにジェットコースターのような1年だった。現在の世界情勢は不確実性に満ちているけど、自分の音楽が聴いてくれる人たちに振り返りと再評価の時間を与えることを願っているわ。人々に、苦しい中でも過ごせた素敵な時間や感じた苦労がどのように今の自分を形成するのに役立ったかを思い起こすきっかけになったらいいな。」
と本人は語る。
2020年は、イギリス、レスター出身のスターにとって達成感のある年となった。BRITアワードに2度目のノミネートを果たしたマヘリアは、ミッドランズ出身の新進気鋭のラッパー、Pa Salieu(パ・サリュー)のデビュー・ミックステープ「Send Them To Coventry」に参加したほか、Headie One(ヘディ・ワン)のNo.1アルバム「Edna」にも参加。その後、Jacob Collier(ジェイコブ・コリアー)のシングル「All I Need(オール・アイ・ニード)」でグラミー賞にノミネートされ、米国のラッパーTy Dolla $ign(タイ・ドラ・サイン)とも共演。その直後、マヘリアはデビューアルバム「Love and Compromise」でMOBOの「Best Female Act」、「Best R&B/Soul Act」、「Album Of The Year」の3部門にノミネートされ、最初の2部門で受賞して、一年を締めくくった。
■マヘリアについて
イギリス・レスター出身のマハリアは、2018年イギリスで、これからの活動が最も期待される女性アーティストの一人として認められYouTubeの新チャート「ワン・トゥ・ウォッチ」にも選出。評論家たちが厳選する、BRIT賞のクリティックス・チョイス賞に選ばれた唯一のミュージシャンとなり、さらにBBCサウンド投票の最終候補者にまで残るなど、猛スピードで成長しながら歌手への道のりを歩んでいる。
■シングル情報
Mahalia / マヘリア
最新シングル「Whenever You're Ready / ホエンエバー・ユア・レディー」
2021年7月16日リリース