グラミー賞ノミネート、そしてイギリスの現行R&Bシーンを代表するシンガー、マヘリア(Mahalia)が、ニューシングル「Letter To Ur Ex / レター・トゥ・ユア・エックス」をリリースした。
前作の「Whenever You're Ready」と「Roadside」に続き、「Letter To Ur Ex」では、彼女自身の経験を振り返り、痛みを経て成長した自分を表現している。
「この曲を書いたのは、私の彼宛に彼の元パートナーからメールが送られてきたことがきっかけで大喧嘩になった翌朝でした。新しい恋愛関係を始めるときには、しっかりと新しいスタートを切ったと感じることが重要だと思うの。お互いの過去は気にせずに、二人だけの次の旅が始まるような。でも私は今回の経験で、必ずしもそうではないことに気づきました。元パートナーが連絡をすることで、連絡した先の環境にどのような感情をもたらすのか、どのような疎外感を生むのかを表現したかったのです。個人的な想いでもありますが、私は彼女に、早く彼を手放して私が彼を抱きしめられるようにして欲しい。私たちの新しい扉を開くために、彼らの古い扉を閉じてもらいたいという思いで曲を書いたの」
と、マヘリアはこの曲についてこう語った。
この2年間はマヘリアにとって多くの功績を残した年だった。
BRITアワードに2度目のノミネートを果たした2020年、マヘリアはミッドランズ出身の新進気鋭のラッパー、Pa Salieuのデビュー・ミックステープ「Send Them To Coventry」に参加し、Headie OneのNo.1アルバム「Edna」のトラックリストにも登場した。
その後、Jacob Collierのシングル「All I Need」でグラミー賞にノミネートされ、米国のラッパーTy Dolla $ignとも共演。その直後、マヘリアはデビューアルバム「Love and Compromise」でMOBOの「Best Female Act」、「Best R&B/Soul Act」、「Album Of The Year」の3部門にノミネートされ、最初の2部門で受賞を果たした。
2021年には、Pa Salieuとのコラボ・シングル「Energy」で、初のIvor Novello賞にもノミネートされ、その後、ロンドンの名門会場O2 Brixton Academyでの素晴らしいヘッドラインショーでその年を締めくくった。
■楽曲情報
Mahalia / マヘリア
シングル 「Letter To Ur Ex / レター・トゥ・ユア・エックス」
2022年2月18日