文学性の高い歌詞と儚く繊細な歌声、楽曲提供でも注目を集める新鋭シンガーソングライター/ラッパー、クボタカイが11月17日に渋谷WWWにて、10月にリリースされたNew Album「返事はいらない」を引っ提げたツアーのファイナル公演を開催した。
福岡、名古屋、大阪で開催されたツアーのファイナル公演となったこの日のライブはまさに最新アルバムの楽曲をあますことなく堪能できる一夜となった。
ライブは、クボタのライブではお馴染みとなっているポップなラップナンバー「MIDNIGHT DANCING」からスタート、続いて新作からフューチャーファンクなナンバー「タイムリミット」でバンドメンバーによる小気味いいカッティングとグルーヴで会場のテンションを上げていく。この日のバンドメンバーは、Gt.木下哲(礼賛)、Key.中村圭作、Drs.GOTO(礼賛、DALLJUB STEP CLUB)、Bs.村田シゲ(□□□)と名うてのミュージシャンの布陣。
立て続けに新作から「ひらめき」「バニラ」を演奏し、さっそくクボタらしい音楽性の多彩さを感じさせる。
挨拶のMCを挟み、フリースタイルラップがはじまるとドラムGOTOとの掛け合いでライブならではのセッションでスキルを見せる。
そしてまた新作よりミディアムな「エックスフレンド」「カップル」「Sunset City」と続け、観客は気持ちよく体を揺らしていた。
アコースティックギターをもつと「せいかつ」そして、映画「サイド バイ サイド 隣にいる人」の主題歌として書き下ろされた「隣」を歌い上げ、クボタのソングライティングの幅広さ、歌詞世界の表現を感じられる一幕となった。
中盤には、アッパーなナンバーを立て続けに披露し会場をさらにあたため、終盤は「ふたりぼっち」というポップな裏打ちナンバーから、「夢で逢えたら」の切ないミドルナンバー、「ロマンスでした」「蝶つがい」とクボタのボーカルで聴かせるラブソングといった新作からのナンバーたちでクライマックスを迎え本編は終了した。
アンコールで登場すると、この曲を歌いたかったと語り「MENOU」、そして最後にはライブでもお馴染みとなっている「ピアス」を披露してこの日のライブは終演となった。
クボタカイ2nd Album Release Tour 2023 『返事はいらない』
2023/11/17(金)渋谷WWW
1.MIDNIGHT DANCING
2.タイムリミット
3.ひらめき
4.バニラ
5.拝啓(Freestyle)
6.エックスフレンド
7.カップル
8.Sunset City
9.せいかつ
10.隣
11.Youth love
12.ナイトイーター
13.TWICE
14.ふたりぼっち
15.夢で逢えたら
16.ロマンスでした
17.蝶つがい
EN1.MENOU
EN2.ピアス
【リリース情報】
クボタカイ 2nd ALBUM「返事はいらない」
CD+DVD WPZL-32100/1 税込¥4,400
収録楽曲:全13曲収録
1.ピアス
2.夢で逢えたら
3.タイムリミット
4.ふたりぼっち
5. バニラ
6.カップル
7.エックスフレンド
8.ナイトイーター
9. Sunset City
10.ロマンスでした
11.ひらめき
12.隣
13.蝶つがい
特典DVD:
「ロマンスを持ち寄って」(2023.3.3. 渋谷WWW)
ロマンスでした
Youth love
ベッドタイムキャンディー2号
Wakakusa Night.
春に微熱
エックスフレンド
拝啓(Freestyle)
Sunset City
アフターパーティー
せいかつ
MIDNIGHT DANCING
ひらめき
TWICE
博多駅は雨
隣
僕が死んでしまっても
ピアス
夢で逢えたら
MENOU
CD購入者特典(※在庫がなくなり次第終了)
●Amazon:メガジャケ
●セブンネットショッピング:缶バッジ
●楽天ブックス:アクリルキーホルダー
●その他対象店舗:ステッカー
【クボタカイ プロフィール】
宮崎県出身の 1999 年生まれ。シンガーソングライター / ラッパー
2017 年よりフリースタイルラップ、楽曲制作を開始。
Hip-Hop、R&B、Rock から Pops まで幅広い音楽と文学の香りを感じさせる歌詞、そして切なく儚い歌声で注目を集める。
2019 年 12 月デビュー EP「明星」をリリース。
「せいかつ」「春に微熱」といった楽曲が YouTube で 300 万再生されるなど話題を呼ぶ。
2021 年 4 月に初のフルアルバム「来光」を 発売、以降、デジタルシングル「Sunset City」「エックスフレンド」を立て続けにリリース。
2022年7月デジタルシングル「ピアス」リリース時には、TikTokとSpotifyが共同でアーティストを応援するプログラム「Buzz Tracker」のMonthly Artistに選ばれ注目を集める。以降「ロマンスでした」「夢で逢えたら」といった心を締め付ける切ないラブソングをリリースし、注目を集めている。
また同世代アーティストとのコラボレーションや提供楽曲が次々とスマッシュヒットし、「隣」が、2023年4月公開の坂口健太郎主演映画「サイド バイ サイド 隣にいる人」主題歌に起用されるなど各方面での活躍を見せている。
【クボタカイ 関連リンク】