グラミー賞を誇るロックバンド、ヘイルストームが新作『リイマジンド』EPを8/14にリリースする。
今作ではいままでの彼らの代表曲を再構築した内容となっており、EPからの先行シングル「ブレイク・イン feat. エイミー・リー」が解禁となった。
「ブレイク・イン」はゴールドレコードとなった2012年リリースの『ザ・ストレンジ・ケース・オブ...』収録曲で、当時エヴァネッセンスとカーニヴァル・オブ・マッドネス・ツアーを共に廻っていたときに、エヴァネッセンスのフロントマンであるエイミー・リーがこの楽曲に参加して話題となっていた。
今年5月にリヘイルストームの紅一点ボーカル、リジー・ヘイルがホストを務めるYouTubeインタビューシリーズ「レイズ・ユア・ホーンズ・ウィズ・リジー・ヘイル」にエイミー・リーが登場し、オンラインで「ブレイク・イン」のデュエットを披露。
そのパワフルながら心を打つ、ロックシーンを牽引するフロントウーマン2人の奇跡のコラボレーションに注目が集まったばかり。
リジーは今作についてこう話している。
「ここ10年くらい面白半分で、アルバムとアルバムのリリースの間にカヴァーEPを出してきて、でも今回は大きく変えてみようって決めたの!1曲だけカバー曲で、あとはヘイルストームの楽曲を新たに作り直したバージョンを収録しているのよ。自分たちのお気に入りの曲をセルフリメイクするのはとても楽しかった。特に「ブレイク・イン」を唯一無二の素晴らしい、エイミー・リーを迎えてデュエットしたときは凄かった。ニック・ラスクリネクツがプロデューサーで、コロナ前にレコーディングしたんだけど、二人一緒の部屋で、最初から最後までのフルパフォーマンスで収録したの。エイミーが参加することで、単なるラブソングから、お互い団結して支え合う声明へと、この楽曲に新しい意味をもたらした。いまは大変な世の中だけど、今作がみんなの楽しみや希望となってくれてたら嬉しいなと思っているわ!」
EPには、「ブレイク・イン」の他にも2009年にリリースした彼らのファースト・シングルである「アイ・ゲット・オフ」や、ライブで好評で音源化を長らく期待されてきたホイットニー・ヒューストンの「オールウェイズ・ラヴ・ユー」のカバー楽曲などが収録されている。
またヘイルストームは#ROADIESTRONGと銘打った、世界各地でライブを作り上げてきたツアークルーたちの経済的援助のためのキャンペーンを立ち上げた。特設ページでサポートグッズの購入や寄付を募り、Live Nationが設立した救済基金「Crew Nation」に全て寄付されることになるという。
ヘイルストーム / HALESTORM
『リイマジンド』
8月14日発売
トラックリスト
1. I Get Off / ゲット・オフ
2. I Miss The Misery / アイ・ミス・ザ・ミザリー
3. I Am The Fire / アイ・アム・ザ・ファイアー
4. Break In (feat. Amy Lee) / ブレイク・イン(feat. エイミー・リー)
5. I Will Always Love You / オールウェイズ・ラヴ・ユー
6. Mz. Hyde / ミズ・ハイド
先行シングル「Break In (feat. Amy Lee) / ブレイク・イン(feat. エイミー・リー)」
ダウンロード/ストリーミングはこちら:https://Japan.lnk.to/Halestorm_BIPu
<プロフィール>
ペンシルバニア州レッド・ライオン出身。フロントのリジー・ヘイルと、彼女の弟であるアージェイ・ヘイルが中心となってバンドを結成する。ティーンエイジャーの頃となる1999年、二人は父親の力を借りてEPをリリース、その後2003年にジョー・ホッティンジャーが、そして2004年にジョシュ・スミスが加入し、現在のラインナップが形成される。 2005年には早くもATLANTIC RECORDSとの契約を交わし、まず2006年にライヴEPを発表、アルバム・デビュー前にも拘らずその後2009年にアルバム『ヘイルストーム』でアルバム・デビューを果たす。デビュー前から絶え間ないツアーを続け各地にファンベースを築き上げながらバンドとしての強い結束力&パフォーマンス力を培ってきた彼らは、デビュー・アルバムにしてUSチャート40位を記録、一気に注目を集めるロック・アクトとしてシーンに知られるようになった。2010年には『Live in Philly 2010』と題されたライヴ作品を発表、翌11年にはカヴァーEP『ReAnimate』を発表。 2012年にはまずEP『Hello, It's Ms Hyde』を発表し、同年4月にセカンド『ザ・ストレンジ・ケイス』を発表、全米チャート6位を記録する。女性をフロントに擁したロック・バンドとして初のロック・エア・プレイ・チャートで1位を獲得、さらには「ラヴ・バイツ(ソー・ドゥ・アイ)」という楽曲でグラミー賞ベスト・ロック/メタル・パフォーマンス部門を受賞という快挙を成し遂げる。 そして2015年にはサード・アルバム『Into The Wild Life』をリリースし、USチャート5位を記録。また2011年、2013年、2017年にはカヴァーEP『The Covers EP』シリーズをリリース。Guns N’ RosesやJudas Priest、Metallicaなどロックアンセムから、Lady Gaga、Twenty One Pilotsなどのヒットソングまで幅広くカヴァーしている。2018年7月には4枚目となるスタジオ・アルバム『ヴィシャス』をリリース。全米アルバムチャート8位、ロックチャート1位とシーンにおいて根強い人気を証明し、グラミー賞最優秀ロック・パフォーマンス賞にノミネートされた。年間公演数の圧倒的な多さも特徴的である彼らだが、2010年と2012年にLOUD PARK出演、そして2015年にはソールドアウトを記録した初の単独来日ツアーを行っており、その叩き上げの圧巻のパフォーマンスを日本のロック・ファンに見せつけてくれている。