音楽メディア・フリーマガジン
2023年1月心斎橋FootRock&BEERSにて、あるプロジェクトが動き始めた。FootRock&BEERSの名物フードでもあるガンボをもっと多くの人に広めることはできないだろうか。ガンボの存在を知ってもらうにはどうしたらいいのだろうか。
多くの人にガンボを食べてほしい。そんな志を持ち、ガンボ・プロモーターズが結成された。
ライブハウス、音楽サイト、イベント会社、音楽ライター。音楽に携わる者たちが音楽とガンボの融合をテーマにイベントを打ち出していくこのプロジェクト。
そして、ガンボだけでなく、ニューオリンズの音楽や食文化も一緒に多くの人に知ってもらいたい。こちらの連載では、イベントの動向とガンボをはじめとしたニューオリンズの魅力を届けていきます。
そもそもガンボって何だろうと思う人も多いでしょう。まずは、今回のメインであるガンボがどんな料理なのかを紹介します。
アメリカの音楽の街ニューオリンズの郷土料理。ガンボという言葉の由来は、オクラからきています。オクラがたっぷり入ったスパイシースープであり、見た目はカレーのようだが全く違う絶品スープである。
日本でもまだ馴染みが薄いガンボが、心斎橋FootRock&BEERSで販売されるようになったのは、オーナーである栗田裕希がきっかけ。約20年前、栗田がHonky Tonk#7というブルースバーで初めてガンボに出会った。その時出会ったガンボの味はいつしか、彼にとって思い出の味へと変わっていった。そんな思い出の味を再現するべく、ニューオリンズで本場の味を研究し、日本人にも合うオリジナルスタイルのガンボを確立した。現在は閉店をしているが、心斎橋FootRock&BEERSの姉妹店であったFreeportalにて当時の常連客の後押しもあり、商品化された。
栗田が思い出の味を多くの日本人に食べてほしいという思いを込めて研究開発して作り上げた日本人にあうオリジナルスタイルのガンボを盛り上げるべく結成されたガンボ・プロモーターズによるイベントが開催される。
第1弾企画として開催されるのが『ガンボ★パーティ23’~アメリカン料理研究会・ガンボ・プロモーション~』
こちらは、ガンボを楽しみながら、ジャンルレスでイケてるアーティストのライブとルーツ・ミュージックを堪能していただくイベント。
そんな記念すべき第1回のイベントに出演をいただくアーティストを紹介します。
Lit Line Swingers
大阪を中心に活動しているNew Orleansスタイルのバンド。メンバーは、リーダーでサックスのSayaka、トランペットの永野雄己、ピアノの岩田智貴、ドラムの森田渚音で活動。各楽器の音色から奏でられる音楽。インストを中心とした楽曲達からはニューオリンズの風景が脳内で浮かび上がってくる。ガンボを食べながらライブを見ると、もはやニューオリンズ
にいるかのような気持ちになれること間違いない。
アーティストSNS
Twitter：https://twitter.com/line_lit
Instagram：https://www.instagram.com/lit_line_swingers/
栗田裕希
主催の1人でもあるシンガーソングライターの栗田裕希。心斎橋FootRock&BEERSでガンボスープを販売した発起人でもある。ギター弾き語りで奏でられるあたたかい音色とやさしい歌声。ニューオリンズの音楽も彼の音楽のルーツの一つ。ライブと共にガンボの魅力も届ける。
アーティストSNS
Twitter：https://twitter.com/hkchestnut
Patrick&Patricia
2020年春、大阪にて結成されたTobi(Vo&Gt)、Mizuki(Gt)、Takasuga(Ba)、Yohey(Vn)、Yasai(Dr)からなら5人組。通称パトパト。メンバーにバイオリンが入っており、新感覚のロックバンド。昨年リリースされたフルアルバム「FOLK OR ALIVE」は、バイオリンが主軸となったカントリー調の楽曲もあれば、ギターが主軸となりロックサウンドが強い楽曲もある。最高のライブでイベントを盛り上げること間違いなし。
アーティストSNS
Twitter：https://twitter.com/PatPat_official
Instagram：https://www.instagram.com/patrickandpatricia20/?r=nametag
心斎橋FootRock&BEERSでガンボというニューオリンズの名物と私は出会った。カレーライスのような見た目だが、やさしくあたたかみを感じられる味。肉、シーフード、野菜、それぞれのうまみが凝縮しておりスパイシーであるが、あっさりしていて食べやすい。
どんな食べ物に似ているのかと聞かれると正直表現が難しく、初めて食べたときは新しい食べ物と遭遇をしたような新鮮な気持ちになることができる。
新しさも感じられながら、うまみがあり、あっさりと食べやすく男性はもちろん、女性の方も楽しめる食べ物。それが、ガンボ。
そんなガンボを楽しみながら、ジャンルレスな音楽を楽しめるイベントとなっています。
ぜひ、遊びに来てください。
『ガンボ★パーティ23’~アメリカン料理研究会・ガンボ・プロモーション~』
場所 心斎橋FootRock&BEERS
open / startOPEN 17:00 START 18:00
priceAdv / Door ¥2,000 (ガンボ付き)
別途1D ￥500
live act
Lit Line Swingers
栗田裕希
Patrick&Patoricia
