2011年、iPod TouchのTV CM使用曲「TONGUE TIED」で大ブレイクし、再び同曲がTikTokで流行り始め、第2の全盛期を迎えようとしているLA出身の米英男女混合5人組バンド、グループラヴ。
彼らが今回新曲の「ブロークン・エンジェル」をリリースした。
「ブロークン・エンジェル」の収益は故マック・ミラー基金の支援金としてピッツバーグ財団に寄付されるという。マック・ミラーの芸術的で創造的なレガシーを継ぐために設立されたMac Miller Fund(マック・ミラー・ファンド)は、支援の手が行き届かないコミュニティーの若者にプログラミング、リソース及び機会を与え、芸術とその環境づくりを探求しつつ、それを通して自分たちの可能性を広げられるよう支援している。
「ブロークン・エンジェル」はグループラヴが作曲を務め、インディー・ロック・デュオ、フォクシジェン(Foxygen)のジョナサン・ラドーが制作を務めた。
「2年前、愛しき親友が亡くなったんだ」と、フロントウーマンのハンナ・フーパーは語る。
「ピアノの前に座って、自分の感じる強烈な喪失感を言葉で表そうとした時、「ブロークン・エンジェル」が誕生したわ。まるで親友が私を通じてこの曲を書いているような気がしたの。この曲を聴くのが私には少し辛いけど、聴いていると彼がまだ私と一緒にいると思わせてくれるわ。」
「ブロークン・エンジェル」は大絶賛を受けたグループラヴの4枚目のスタジオ・アルバム『ヒーラー』に続くリリースとなる。SPIN誌がバンドの「最高傑作」と称えたこのアルバムには、「デリーター」、「ユース」、「インサイド・アウト」などの人気曲が収録されており、輝かしい受賞歴を誇る撮影監督クリス・ブローヴェルト(Meek's Cutoff、Mid 90s)が監督を手掛けた同3曲のミュージック・ビデオが現在バンドの公式YouTubeチャンネルにて公開中。
Grouplove - Deleter [Official Music Video]
Grouplove - Youth [Official Music Video]
Grouplove - Inside Out [Official Music Video]
「デリーター」は昨年末のラジオ初オンエア後、全国のオルタナティブ・ラジオ・チャートのトップ5に早速ランクインを果たした。また、今年4月には、アメリカABCの看板トークショー『ジミー・キンメル・ライブ!(Jimmy Kimmel Live!)』にリモート出演し、途轍もなく魅力的なライブを披露した。
米国初、ポジティブな気候行動を行うバンドとして国連からの評価をうけたグループラヴ。彼らは今年初め、警察の残虐行為に終止符を打つための研究に基づいた政策ソリューションのプラットフォームであるCampaign Zeroへの寄付を目的とした「シャウト・シャウト・シャウト」という未発表デモ曲を公開。また、先月には『Good Music To Avert The Collapse of American Democracy=アメリカにおける民主主義の崩壊を避けるための良い音楽』と題したチャリティー・コンピレーション・アルバムへの収録曲として「ハードウェア・ストア」をリリース。有権者の抑圧に対抗するために結成されたフェア·ファイトへの25万ドルの寄付金を調達した。
■楽曲情報■
グループラヴ / Grouplove
ニュー・シングル「ブロークン・エンジェル / Broken Angel」
2020年10月16日配信