FEVER333の新作EP『WRONG GENERATION(ローング・ジェネレーション)』が2020年10月23日(金)に全世界同時リリースされることが明らかになった。リード・トラックとして、「Bite Back」が2020年10月19日(金)に先行配信される予定。
2020年5月25日にアメリカ合衆国ミネソタ州ミネアポリスで起こった、警察官によるアフリカ系米国人:ジョージ・フロイド(George Floyd)への痛ましい傷害致死事件をうけ、Vo.のジェイソン・エイロン・バトラーはLAでの抗議運動に参加。
最前線での活動を続ける為にのべ13日間ストリート上で生活をしたという。そして、14日目に自宅へ戻ってすぐさま制作へ取り掛かったのが今作『WRONG GENERATION』のスタートとなった。
ジェイソンは以下の様に語っている。
「この作品はアクティヴィズム・ファーストとしてのアートなんだ。今、何が起きていて、何をする必要があるのかを伝えたい。この過程で痛みを伴うことがあることを君たちには理解しておいてほしい。
すべてのものを解体したりぶっ壊したりしたあとには、またひとつになることが出来る素晴らしい場所を、俺たちは見つけることが出来るだろう。俺にとっては、このEPは34年(※ジェイソンは現在34歳)後の13日間ってことなんだ。
このクソみたいな時代(=WRONG GENERATION)を終わらそう。」
『WRONG GENERATION』EPリリースに伴い、FEVER 333は、初の<グローバル・ライブストリーム・ツアー>『WORLD TOUR FOR THE WRONG GENERATION』を10月23日より敢行することも発表した。
計6回開催されるヴァーチャル・ライヴ・ツアーは、US各エリア(Los Angeles/Chicago & Mexico City/New York)、UK/EU、ロシア、に加え、なんと日本(&オーストラリア)の為のライヴも10月27日(火)に決定。
世界各地域のタイム・ゾーンに合わせて文字通り生LIVEを実施するという前代未聞の試みで、LEDの全面壁ルームでのパフォーマンスに加え、これまでに使用されたことがない独自の高音質オーディオ・テクノロジー(The 32-Bit technology)を採用し、技術面に於いてもライヴ配信のニュー・スタンダードともいうべきクリエイションとなる模様だ。
ジェイソンはこのヴァーチャル・ライヴについて以下の様に語っている。
「俺たちを待っててくれている全世界の皆にいつも感謝してるんだ。幸いにも前作のレコードでツアーを回ることが出来た世界の各エリアに向けてなにか恩返しができる方法がないか、を模索していた。この(新型コロナ・ウイルスの影響による)パンデミックの状況下ということもあり、ニュー・タイプのライヴ体験というものに今回トライしてみようと思ったんだ。文字通りそれぞれエリアに住むみんなの為に、もちろん編集無しの実際のライヴをやるよ。」
視聴チケットは
FEVER333.Veeps.Com にて販
売され、チケット代などの詳細はサイト内に既に掲載されており、
販売開始は日本時間
10月
9日(金)
22:00PM(予定)
となっている。
<グローバル・ライブストリーム・ツアー>
FEVER 333 バーチャル・コンサート・ツアー
『WORLD TOUR FOR THE WRONG GENERATION』(計6回開催)
日程(すべて現地時間)
10/23(金): LONDON 8:00PM / EUROPE 9:00PM
10/24(土): LOS ANGELES 8:00PM
10/27(火): SYDNEY 7:00PM / TOKYO 8:00PM
10/28(水): NEW YORK 9:00PM
10/29(木): MOSCOW 9:00PM
10/30(金): CHICAGO 8:00PM / MEXICO CITY 8:00PM
チケット販売先:
発売スタート:日本時間10月9日(金)22:00PM(予定)
※急遽変更になる可能性がございます。詳細は随時サイトをご確認ください
■リリース情報
アーティスト:FEVER 333
タイトル:WRONG GENERATION
形態:デジタルEP
1. BITE BACK
2. BLOCK IS ON FIRE
3. WRONG GENERATION
4. U WANTED A FIGHT
5. WALK THROUGH THE FIRE
6. FOR THE RECORD ft. Walter Delgado of Rotting Out
7. LAST TIME
8. SUPREMACY
■プロフィール
FEVER 333(読み:フィーバー・スリー・スリー・スリー)
Vocalist:Jason Aalon Butler / ジェイソン・エイロン・バトラー
Drummer:Aric Improta / アリック・インプロタ
Guitarist:Stephen Harrison / ステファン・ハリソン
元LETLIVE.のフロントマンであるジェイソン・エイロン・バトラーがNight Versesのアリック・インプロタ(Drums)、そして元The Chariotのギタリストであるスティーヴン・ハリソン(Guitar)と共に結成したトリオ・バンド。
バンド名の3つの3は、アルファベットのC(CはABCの3番目の文字)を指しており、それぞれのCは、Community/コミュニティー(地域) 、Charity/チャリティー(慈善) 、Change/チェンジ(変化)を意味しており、彼らのアクティヴィティーは原則としてこの3つを基盤にしている。それらの貢献にフォーカスすべく「ウォーク・イン・マイ・シューズ基金」という慈善団体活動も併行して行っている。
1st EP『メイド・アン・アメリカ』を2017年3月にデジタル・リリース。
同年7月にはボーナス・トラックを収録して日本先行でフィジカル・リリースされた。
2018年7月、FUJIROCK FESTIVAL2017に出演。最終日、日曜日のWHITE STAGEに出演した彼等は、大雨の中、ステージを縦横無尽に駆け回り、果ては中継車の屋根までをもステージにし、全くの無名だったにも関わらず多くのオーディエンスの心を鷲づかみにした。そのエナジーに満ち溢れたパフォーマンスはFUJIROCK公式のYouTube Channelにてストリーミング生配信されたことも相まって大きな話題となった。
2019年1月、1st Full Album『STRENGTH IN NUMB333RS / ストレングス・イン・ナンバーズ』をリリース。現在までに全世界で6,000万ストリーミング再生回数を記録中。
2019年2月の第61回グラミー賞にて「最優秀ロック・パフォーマンス」にノミネート。
2019年3月には日本にて初となる単独公演が東京&大阪を実施。両会場ともSOLD OUTするなど大きな話題となった。また、朝の情報番組に生出演し「BURN IT」を生披露し、その過激でクレイジーなパフォーマンスは、ソーシャル界隈で大きなバズを巻き起こした。
2019年11月に新曲「キングダム」をデジタル・リリース。2020年2月にはcoldrain主催のロック・フェス「BLAREFEST 2020」にて再来日、および東京大阪にて単独公演を行った。
<関連リンク>