JUNGLE☆LIFEが自信を持ってお勧めする、注目のアーティスト!
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終わってしまった恋に対して、男性のとるメジャーな処理の仕方は「名前をつけて保存」だろう。大抵の場合、そのフォルダを開いてもロクなことはないのだけど、男なんてみんな女々しいのだから仕方ない。
何が言いたいかって、サウシーの楽曲を聴くと、やたらと「名前をつけて保存」しておいたはずの思い出達が掘り返されて困る。しかも、楽曲によって思い出される風景や気持ちが違うので、割と綺麗に整理しておいたはずの心がグシャグシャだ。石原(Vo./G.)よ、どうしてくれる。
サウシーの楽曲には間違いなく不特定多数のリスナーに響くポップネスが宿っている。さらに言うならば不特定多数に向かって放たれるべき声質と歌唱力もヴォーカルには備わっている。そして、そんなヴォーカルを包み込むようなせと(Dr.)のコーラスもこのバンドの大きな武器だ。
兎にも角にも「歌」。「歌」が絶対にこのバンドの中心にはある。それでいいし、それが最高なのだ。
個人的には男性にもっと聴いて欲しい。石原の書く恋の歌はきっと、情けなく女々しい「俺達の歌」にだってなりうるのだから。
MASH A&R 秋葉 森
“コーユーエンギプラン”というバンド名を聞いて、そこから音楽性を連想するのは難しい。
でも実際曲を聴いてみると、ちょっと奇天烈でありながらも、「ドライブ」の“ガソリン代3万円かかりました”はつい一緒に歌いたくなるし、「流される」の“あぁ隣の家どこ行っちまったんだ”なんて手を挙げたくなってしまう爽快さがある。
メンバーはVo./Ba.ヨシダ タカユキとDr.ハヤシ ヒロキ。
昨年10月に1stミニアルバム『12/12』をリリースしてからすぐにG.が脱退したものの、今年2月に自主企画“ヨアケマエ vol.1”を新宿JAMで開催。
現在はサポートG.を迎え活動しながらも、もの凄いスピードでの変化と成長を彼ら自身も止められない勢い。
何か面白いことを探していたら、彼らをチェックしてみて絶対損はないよ。楽しいから。
strange world's end Vo./G.飯田カヅキ
僕が6年ぶりに福岡へ戻ってきたとき、友人に紹介してもらったバンドが彼ら、about a ROOM。
今までの福岡にはいなかったような、パーティー感とポップさと熱を兼ね備えていて、近いうちに福岡を代表するバンドになるんだろうなと直感。
それから2年後。アバウトをサポートするためにレーベルを作っちゃいました! そうしたくなる逸材なのです。
彼らはライブでいつも叫びます。「みんなが見たいバンドをアバウトが福岡に呼ぶから!」と。徐々に実現しているあたり、絶対的に信頼できるバンドです。
そろそろ全国がabout a ROOMに気づいてもいい頃でしょう。
cocono fest./カドデ主宰 小宮大輔