1年5ヶ月ぶりとなるワカバの新作『Happy Ending』。最後はハッピーに終わるといいよねなんて酒を浴びている熱帯夜の続くフローリング。オリンピックを見ていたら、あっこれもハッピーエンディングなのかなあと、それぞれのエンディング、それぞれのハッピーがあるなあなんてウルッとしてしまった。
アルバム『Happy Ending』は“日常”という“欠片”を組み合わせて出来上がった秀作。どの曲にも“前を向いていこう”という様が表れていることがわかるはず、えっ、曲を聴いてない? じゃあ聴いてくださいまし。アルバムの“日常の欠片”は、さわやかでいて味わい深い、ストレートだからこその意志の強さ、ささやかなのにそれだけで幸せ、と形はさまざま。ワカバのメンバーと近い世代、それぞれの生き方、迷いの分岐点があるはず、共有できそうなことはしっかり伝えたい、たとえちっぽけでも。そんな意思が溢れてます…。ワカバは唄うよ、言葉を信じているから。