かなでももこ初のフルアルバムは、彼女の音楽ルーツにも繋がるゴシック・ロック要素がぎっしり詰まった作品に。
壮大なオープニングSE「Introduction of Daybreak」(M-1)の予兆を残しながら弾けるように始まる「DAYBREAKER」(M-2)で、思わずヘッドバンギングしたくなるゴリゴリのサウンドで勢いづける。
「Good Morning Dictator」(M-4)は、バンド・摩天楼オペラのVo.苑が作詞・作曲を手掛け、持ち前のV-ROCKとメタルサウンドのパワーが引き立つ一曲に。自身が作詞した「流れ月」(M-5)ではピアノの音色と効果的な電子音にのせてしっとりと歌い上げ、特有のしなやかさを見せつける。
琴や尺八など和のテイストが散りばめられた「胎動」(M-10)には、桜が舞い散る風景さえ思い浮かぶ妖艶さがあった。ゴシックのモチーフとして不可欠なバラの花を意味する「Damask Rose」(M-12)は、今作のビジュアルとして彼女の身を包む上品な紅色の衣装ともリンクしている。
ラストの「OSeINS」(M-13)では、この先の道を照らすような強さと信念を歌う。12月9日にSHIBUYA REXでライブを開催。
■リリース情報
© Kingrecords ・mashup entertainment
MUEA-1001
¥2,963+税
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