今作『2011ep』は全体的に馴染みやすいどこか懐かしいメロディーに新しいサウンドが載せられた一枚となっています。
1曲目の「光と言葉」ではとても“POP”な、前作にはないアプローチのアップテンポな仕上がりになっている。
2曲目の「もういいよ」ではアグレッシブに、3曲目の「トランスフォーム」では切なさを強調し、ナカノの懐こい声が沁みる。
4曲目の「ふれたい光」は楽曲全体に温かみのある一曲となっている。5曲目のTAMTAMのカバー「Quiet Town」ではEmeraldの“しなやかさ”、“丁寧さ”が色濃く出た仕上がりとなっています。一度聞いていただくと、生活の一部になる一枚と私は感じています。