『FIGHT LIKE A GIRL』、アルバムタイトルからすでに女子力を感じる。それなのにエレキを高々と持ち上げて「どうだ!」って真っ直ぐに見つめ返されてるジャケ写。気になる。
「女子力」という言葉に強い抵抗はありながら、キュンキュンした気持ちがずいぶん足りてないのを認めざるを得ず、心を決めてSakuを聴く。真っ向勝負! ヴォリュームMAXの爆音でヘッドフォンを使って聴く。すると、ド頭からストレートにロック。間違いなくロックなのに、Sakuの甘くて可愛らしいけどどこか芯の強さも漂う歌声が絶妙に混ざり合って、カラりとした潔い音で攻めてくる。「あたしを好きだなんて天才かも」ってサラッと言えちゃう。
爆音で聴き続けると、だんだん心拍数が上がってくる。この感じもなんだか気持ちいい。妙にワクワクして、根拠はないけどたぶん今日はいろんなことが上手くいく。そんな気にさせてくれる。
参りました。