衝撃の1stアルバム『カウンター』から待つこと1年と11ヶ月。或る感覚の2ndアルバム『バイタルリスペクト』が遂に発売となる。
前作を上回るキラーチューンが凝縮収録なうえに、オリコンインディーズチャートで1位を獲得したシングルから「ナチュラル」「初夏のピラニア」の2曲、また、会場限定EPとして即完売した「画家と筆」をも含む全12曲収録と、或る感覚史上最大ボリュームの作品の完成だ。
”今日本で一番泥臭いバンド”を自称する或る感覚だが、変態バリテクギターの大野のサウンドは獲物を狩る鷹の爪のようであり、リズム隊はゴリラのパンチのように重たく、ヴォーカルのロンのメロディーセンスは憂いや儚さをも含んだ美しさを表現している。
泥沼の窮地をも笑い飛ばして抜け出し、勇敢にも歩みゆく或る感覚の姿を今作1曲目「ファイトクラブ」のイントロで既に感じることが出来るであろう。