Ett(エット)は名古屋にて2002年に結成し、ガットギターと唄による演奏を各地で行う、渓(G.)と西本さゆり(Vo.)の二人。七年ぶり4枚目のアルバム『三笑』を発表。本作収録曲のほとんどは島根県奥出雲町に在る横田相愛教会で録音されていて、歴史ある教会のたたずまいを思わせる音が随所に聴かれます。全体的に落着いた印象ですが、ここ7年間のライブで練りに練られた楽曲が詰まっています。
ふちがみとふなとの渕上純子さん作詞の「ワルツ」収録。また十数年前に作られたギター渓のソロの楽曲+高倉一修さん(GUIRO)作詞の「lotus」を1stアルバムから再録。
今回はゲストを迎えず2人のみで、今の演奏の記録を切り取りました。全11曲約40分収録。ジャケットは初回プレス分を特殊紙仕様。表紙には「明けていく空」、裏面には「暮れていく空」の写真を使用し、歌詞カードには今回もいぬんこさんによる三笑図の挿絵あり。お目出たい感じにパッケージしています。