カフカを初めて聞いたのは4年前。その時は“3ピースのギターロックバンド”だった。あれから4年。カフカは4人になって、再生と名付けられた今回のアルバムはまさしく生まれ変わったカフカでした。新たにエレクトロの要素を入れたその音は“ギターロック”という枠を越え、フロントマン金子くんが綴った言葉は、少し閉塞感のある2014年という今を生きる僕達の言葉だ。
変わることは、ときに怖い。ずっとこのままだったら楽だなって思うこともある。だけど人は日々を重ねていくと否が応でも色んなモノが増えて、減って、取り巻く環境や自分自身も変わって、代わって、替わっていく。そんな変化を受け入れ、むしろ変わることを恐れず 自ら変身を遂げたカフカ。
人は日々生まれ変わり、成長する。
-生まれ変われ 名も無き日に-
アルバム収録曲「annular torus」より