“メロディックシーンに衝撃! 2011年最後の大型新人!! 1stにして最高傑作をリリース!! ”…もう何度使われたキャッチ―フレーズだろうか。正直、そこまでの衝撃を期待できなかった。
ただそんな先入観も1曲目で変わった。SE調の楽曲が始まり期待度をあげ、2曲目で心の中を掴み離さないメロディーが広がった。強引でもなく、自然と…。
この音で今まで全国流通がなかったのが不思議なくらいだ。ハイトーンボーカルの切なくも、力強い歌声、そして、パンキッシュなサウンド、ダイナミックさが全曲から伝わってくる。
リリース直後、東名阪でフリーワンマンライブを控えているようで、新人ながらもまさに勢いにのっているバンド。彼らの名が今回のリリースによって全国に広がることは間違いないだろう。そして、LIVEシーンに明るい光を照らしてくれるような気がしてならない!