約20年振り(笑)にリリースされる関東スラッシュの雄シェルショック待望の復活後初の最新フルアルバム(通算4作目)。3rdアルバム『FIEL LARM』以降のサウンドを元に、スラッシュをベースにしながらもプログレ、アヴァンギャルド、グラインド等の要素が随所にミックスされていて、生々しいくらいアグレッシヴな全9曲を聴かせてくれる。
歌詞は初期以来の日本語詞を採用。ベースのDieと現ガスタンクのドラマーであるPAZZの組み立てる、前衛的で複雑なリズムがメタリックなギターの裏で常に蠢いてるので、ストレートな曲であっても一筋縄ではいかないのが、今のシェルショック・サウンド最大の特長かなと。なかなか若いバンドには真似出来ないサウンドを構築しているので、複雑でハードなサウンドが好きな方はとりあえず聴いてみて欲しい!