あけない夜なんてないですよね。誰にだって、いつだって、どこにだって、朝はやってきます。でも、待っているだけじゃ何も変わらないとも思うのです。そりゃ待っていても夜はあけるけど、自分から夜をあけることが必要なんじゃないかって。nothingmanのミニアルバム『夜をあける』は、世の中に、バンドに、個人に起こった様々な出来事が確実に歴史や生活や価値観を変えていく中、混沌も葛藤も、夢と理想と現実と生活の摩擦も、ともすれば閉ざしてしまいそうな扉をすべてぶち抜くような、バンドの決意表明のようなアルバムになっています。気を抜けば立ち止りそうになる足を上げ、踏み出し、歌い続けるnothingman。彼らの音楽で、あなたの夜もきっとあけることでしょう。